ただの「検索の会社」では、
もう測れない。
Alphabetとは何者か。
Alphabet(ティッカー GOOGL
- 01Alphabet(Google)は
検索と広告 で世界を握る巨大テック。オルカンでは A株(GOOGL)+C株(GOOG)で約4.0% =実質1社の大きな中身です(本記事は1社として解説)。 - 02
2026年4-6月期(Q2)は売上 1,198億ドル(+24%) ・純利益1,121億ドル(+298%)。ただし純利益急増は 990億ドルの保有株評価益 によるもので、除くとは約2.85ドルです。 Google Cloud(+82%) が急拡大する一方、広告の一部(Googleネットワーク)は前年割れでした。 - 03
配当は継続(年0.88ドル)ですが、 は8年超・33四半期ぶりにゼロ に。設備投資は年 1,950〜2,050億ドル へ拡大見通し。見るのは 売上成長と利益率(34%) 。検索とデータの堀 は強いが、 生成AIによる検索の地殻変動・独禁訴訟・高い設備投資 がリスク。
検索エンジンから、
“世界の入口”になった。
Alphabetは、
Google創業
上場・広告モデル確立
YouTube買収
Android・Chrome
スマホOSAndroidとブラウザChrome
Alphabetへ再編
生成AIの号砲
時価総額 4兆ドル前後
売上の約7割が、広告。
検索広告(Google Search)
YouTube
Google Cloud
Gemini・Other Bets
どこで稼ぎ、どこが伸びているか。
部門別売上の構成
3つの役割で読み解く
主力
新領域
賭け
広告依存の強さと、もろさ
だからAlphabetは、Google CloudとAI(Gemini)で
Q2は売上+24%。ただし純利益+298%には裏がある。
売上高の推移と来期予想
「本業の伸びも、しっかり強い」
純利益“+298%”は、本業の実力ではない
通期capexを1,950〜2,050億ドルへ再び上方修正。
設備投資を読む3つの注記
③
決算後に5〜7%下落。それでもPERはメガテックの中では低め。
株価の推移(2026年・ドル)
成長レンズの指標 ― 割安さより「質」を見る
「割安」ではないが、低めのPER
「高成長×控えめPER」の優等生。
成長レンズで比較
オルカン上位を並べる(概算)
| AlphabetGOOGL+GOOG | ||||
| NVIDIANVDA | ||||
| AppleAAPL | ||||
| MicrosoftMSFT |
評価は「強い買い」優勢。
投資判断(レーティング)の内訳
目標株価(1年後・ドル)
あなたのオルカン・S&P500の、大きな中身。
パッシブインデックス投信での採用
全世界株式(オルカン) A株+C株の合計で約4.0%(2026年時点の概算)。2クラスを合算すると上位の中身。 - S&P500
米国500社の指数でも上位の構成。米国株インデックスの主役の一つ。 - ナスダック100
ハイテク指数の中心的存在の一つ。
アクティブ成長株ファンドの定番
AI・テクノロジー関連ファンド 生成AI(Gemini)の本命の一つとして定番の保有銘柄。 米国成長株ファンド 高成長・高採算の代表格として組み入れられる。 高クオリティ/ワイドモート系 「堀」を重視する運用で定番の銘柄。
「検索・データ・AIの三冠」か、「検索が崩れる」か。
強気派の見方
- +
検索シェア 約9割 。検索とデータの堀で、広告の“通行料”を取り続けられる。 - +
Google Cloud+82%・利益率改善 。AI需要を取り込む第2の柱が急拡大している。 - +Gemini 3
で生成AIに本格反攻。自社チップ(TPU)・データ・配布網を一体で持つ。 - ±
予想PERはメガテックの中でも 低めの部類 。成長を考えれば割高すぎない、という評価。
慎重派の見方
- -
ChatGPT等のAIチャット が「検索→広告クリック」の構図を侵食しうる。本業のもろさ。 - -
独禁訴訟 。検索の違法独占認定、広告技術(ad-tech)訴訟も。是正策・控訴の不確実性。 - -
capex急増(2026は1,950〜2,050億ドル) 。Q2のフリーCFはマイナスに転落し、自社株買いも8年超ぶりに停止した。 - ±
広告は 景気敏感 。景気後退で広告費が真っ先に削られやすい。
なぜ、検索はGoogleなのか。
さらにChrome・Android・スマホの
堀の強み 崩れにくい優位
検索シェア約9割 :圧倒的な利用と、データの好循環。 広告基盤 :世界最大級の広告オークションと計測の仕組み。 配布網 :Chrome・Android・デフォルト契約で“入口”を押さえる。 - AIとデータ
:自社チップ(TPU)とGeminiを一体で運用できる。
堀への挑戦 それでも狙われている
生成AIの台頭 :ChatGPT等が「検索」の入口を奪う可能性。 独禁規制 :違法独占認定、デフォルト契約の禁止・データ開放命令。 広告依存 :売上の約7割が広告。景気と規制に左右されやすい。 AI回答のジレンマ :AIが答えると、広告クリックが減る恐れ。
各社には“堀”がある
生成AI・設備投資・規制・広告景気。
生成AIの競争
AI設備投資
独禁・規制
広告市況・景気
「検索」から「AIアシスタント」へ。
Q2売上1,198億ドル・ +24% 広告が売上の 約7割 Google Cloudが+82%と急拡大
検索に Gemini/AI Modeを統合し守る Google Cloudをさらに拡大 Waymo(自動運転)の商用化を広げる
検索が 対話するAIアシスタント へ進化 Geminiが生活・仕事の入口に クラウド+AIが第2の柱として定着
堀を保てば 情報の入口 であり続ける - AIで
検索の主役が交代する シナリオも 規制で事業構造が変わる可能性
ドル建ての株。還元は「配当は継続、自社株買いは停止中」。
為替(ドル円)の効き方
①
還元は「配当は継続」、自社株買いは8年ぶりに停止
Alphabetは
王者ゆえに、見ておくべき4つのリスク。
AIによる検索の地殻変動
独禁訴訟・規制
高水準の設備投資(capex)
高PER化・広告の景気敏感・為替
Alphabetは
このページの要点。
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