一覧() ブリヂストン入()門() 5108 / 東()証()P
総()合()解()説()・ゼロから読()む

タイヤで世()界()トップ級()。
64%()の鉄壁()財()務()。
ブリヂストンとは何()者()か。

ブリヂストン(証()券()コード 5108)は、タイヤで世()界()トップ級()の総()合()タイヤメーカー。1931年()に福()岡()・久留米()で生()まれ、米()ファイアストン買()収()などを経()て150以上()の国()・地()域()で事()業()を展()開()します。売上()の約()半()分()は米()州()で、乗()用()車()から鉱山()ダンプまでを支()えます。最()大()の特()徴()は自()己()資()本()比()率()が約()64%()という鉄壁()の財()務()。このページは、名()前()は知()っていても中()身()は知()らない、そんな人()のために、決算()の事()実()・株()価()・配()当()をやさしく順()番()に解()きほぐします。

乗()用()車()用()タイヤ
トラック・バス用()
鉱山()・建()機()用()
POTENZA
REGNO
航()空()機()用()タイヤ
Firestone(北()米())
免()震()ゴム・化()工()品()
ソリューション事()業()
約()4.6兆()円()
当()期()利()益()(25.12期())
3,273億()円()
自()己()資()本()比()率()
約()64%()
予()想()
約()3.6%()

数()値()の基()準()時()点():決算()(実績()・通()期())=2025年()12月()期()(2026/2/16発表())/ 上()半()期()実績()=2026年()1〜6月()期()(2026/8/7発表()。通()期()の会()社()予()想()は据()え置()き)/ 株()価()=2026年()8月()7日()時()点()(約()4,199円()、2026年()1月()1日()の1:2株式()分()割()を反()映())/ ・・・配()当()利()回()り等()の比()率()指()標()は2026年()6月下()旬()時()点()(株()価()約()3,462円())のまま据()え置()き。の取()得()状()況()に関()するお知()らせが2026年()7月()2日()・8月()4日()にも開()示()されていますが、取()得()株()数()・金()額()は未()確()認()です。出所():ブリヂストン 資()料()(〔〕・決算()説()明()会()資()料()・)、東()京()証()券()取引()所()等()の開()示()、各()証()券()・金()融()情()報()サイト。為替()・原()材()料()・関()税()で業()績()は変()動()します。

いそがしい人()へ
  • 01ブリヂストンはタイヤで世()界()トップ級()のメーカー。乗()用()車()・トラックバス・鉱山()向()けまで手()がけ、売上()の約()半()分()は米()州()。自()己()資()本()比()率()約()64%()の鉄壁()財()務()が最()大()の個()性()です。
  • 0225.12期()は売上()収()益()4兆()4,295億()円()(ほぼ横()ばい)・当()期()利()益()3,273億()円()(+15%())。原()材()料()高()や米()関()税()の逆()風()を売値()・MIX改()善()で吸()収()。26.12期()は当()期()利()益()3,400億()円()を会()社()予()想()します。
  • 03PBR約()1.2倍()・配()当()利()回()り約()3.6%()(2026年()6月()時()点())・50%()目()安()。25年度()に3,000億()円()のを完()了()し、26年度()も継()続()中()(7月()・8月()にも取()得()状()況()のお知()らせを開()示())。株()価()は8月()上()旬()に4,199円()。「財()務()が鉄壁()な世()界()的()タイヤ株()」と覚()えればOKです。
01 / そもそも何()の会()社()?

久留米()生()まれの町()工()場()から、
世()界()トップ級()のタイヤ会()社()へ。

ブリヂストンのルーツは、1931年()に福()岡()県()久留米()市()で生()まれた自()社()製()タイヤの会()社()。創()業()者()・石橋()正()二郎()の名()「石橋()」を英()語()にしてBridgestoneと名()付()けられました。米()ファイアストンの買()収()などで世()界()へ広()がり、いまやタイヤで世()界()トップ級()。150以上()の国()と地()域()で事()業()を展()開()しています。

ブリヂストンの稼()ぎ方()はシンプル。世界中()のクルマ・トラック・建()機()・航()空()機()に、消()耗()品()であるタイヤを売()り続()けること。新()車()に付()くタイヤ(新()車()用())より、すり減()って買()い替()える市()販()用()(交()換()需()要())の比()率()が高()く、景()気()に左()右()されにくい安()定()した需()要()が土()台()です。

1931

久留米()でブリヂストン創()業()

石橋()正()二郎()が日本()初()の純()国()産()タイヤづくりに挑()む。社()名()は創()業()者()名()「石橋()」を英()訳()したBridgestone。足袋()・ゴム底()靴()で培()ったゴム技()術()が原()点()。

1988

米()ファイアストンを買()収()

米()タイヤ大()手()ファイアストン社()を約()26億()ドルで買()収()。一気()に北()米()へ進()出()し、世()界()トップ級()のタイヤメーカーへの足()がかりを築()いた。

2000s

世()界()首()位()を争()う規()模()に

欧()米()・新()興()国()へ拡()大()し、フランスのミシュランと世()界()首()位()を争()う巨()大()タイヤメーカーに。乗()用()車()から鉱山()・航()空()機()まで幅()広()く手()がける総()合()企()業()へ。

2020

「3.0」へ事()業()を磨()き直()し

中()期()戦()略()「Bridgestone E8 Commitment/3.0」を掲()げ、プレミアムタイヤとソリューションに経()営()資()源()を集()中()。不()採()算()事()業()の再()編()・撤退()を進()める。

2024-25

再()編()コストと、財()務()の強()さ

トラック・バス用()タイヤなどの事()業()再()編()で一時()費()用()を計()上()する一方()、自()己()資()本()比()率()約()64%()という鉄壁()の財()務()を背()景()に、巨()額()の自()社()株()買()いと増()配()を実施()。

今()後()

プレミアム・鉱山()・ソリューション

高()採()算()のプレミアム/鉱山()・建()機()タイヤと、タイヤを「売()って終()わり」にしないソリューション事()業()で稼()ぐ力()を高()める方()針()。

02 / どうやって稼()ぐ?

主()役()はタイヤ。
乗()用()車()から鉱山()ダンプ、飛()行()機()まで。

ブリヂストンの売上()の8割()以()上()がタイヤ。乗()用()車()用()が最()大()ですが、トラック・バス用()、そして利()益()率()の高()い鉱山()・建()機()・航()空()機()用()まで手()がけるのが強()みです。これに免()震()ゴムや自()転()車()などの多()角()化()事()業()が脇()を固()めます。冒()頭()のモザイクがその広()がりです。

乗()用()車()用()タイヤ|最()大()の柱()

台()数()が最()も多()い屋台骨()。新()車()に付()く新()車()用()より、すり減()って買()い替()える市()販()用()(交()換()需()要())が安()定()収()益()の源()。POTENZA・REGNOなどのプレミアム品()で単()価()を高()める戦()略()。

トラック・バス用()タイヤ

物()流()を支()える商()用()車()向()け。台()数()規()模()は大()きいが競()争()も激()しく、近()年()は採()算()改()善()のための再()編()・再()構()築()を進()めている分()野()。耐()久()性()とコスト管()理()がカギ。

鉱山()・建()機()用()タイヤ|高()採()算()の稼()ぎ頭()

鉱山()の超()大()型()ダンプなどに装()着()する特()殊()タイヤ。ミシュランと世()界()シェアを二分()し、利()益()率()は乗()用()車()用()の約()2倍()。少()量()でも利()益()貢()献()が大()きい「タイヤノミクス」の中()核()。

航()空()機()用()タイヤ・ソリューション

航()空()機()用()タイヤや、タイヤの摩()耗()管()理()・リトレッド(再()生())など「売()って終()わりにしない」ソリューション事()業()。データとサービスで継()続()的()に稼()ぐ成()長()領()域()。

多()角()化()事()業()(化()工()品()・免()震()ゴムほか)

ビルの免()震()ゴム、油()圧()ホース、自()転()車()、スポーツ用()品()など。タイヤ以()外()の安()定()収()益()源()だが、規()模()は全()体()の1割()弱()で収()益()性()の改()善()が課()題()。

※ 業()績()の大()半()はタイヤ事()業()で決()まります。台()数()(数()量())に加()え、プレミアム化()(単()価()アップ)・鉱山()など高()採()算()品()の拡()販()・原()材()料()コストの管()理()でどれだけ稼()ぐかが、この会()社()を理()解()する最()大()のカギです(次()のセクションで詳()しく)。

03 / 事()業()の割()合()と「タイヤの質()」

売上()はタイヤが8割()超()。
利()益()のカギは「高()採()算()タイヤ」。

ブリヂストンの売上()はタイヤが8割()以()上()。残()りが免()震()ゴムなどの多()角()化()です。台()数()で見()れば乗()用()車()用()が圧倒()的()ですが、利()益()率()では鉱山()・建()機()など特()殊()タイヤ(スペシャリティ)が突出()。「量()の乗()用()車()、質()の鉱山()」という二()層()構()造()が、この会()社()の収()益()力()を読()むカギです。

売上()収()益()の構()成()(事()業()別())

2024年()12月()期()/売上()収()益()・概()算()構()成()
乗用車用タイヤ 56% トラック・バス用タイヤ 23% スペシャリティ(鉱山・建機・航空機) 14% 多角化(化工品ほか) 7%
タイヤ(乗()用()車()・トラックバス)スペシャリティ(鉱山()・建()機())多()角()化()(化()工()品()ほか)

※ ブリヂストンは事()実()上()「タイヤ会()社()」。売上()では乗()用()車()用()が最()大()ですが、鉱山()・建()機()用()は売上()の約()14%()で利()益()率()は乗()用()車()用()の約()2倍()と、利()益()への貢()献()が大()きい高()採()算()分()野()です。多()角()化()(化()工()品()ほか)は約()7%()の脇()役()。構()成()比()は2024年()12月()期()の概()算()で、年()により変()動()します。

ブリヂストン株()の「3つの性()格()」

ブリヂストンを理()解()するカギは、この3つ。消()耗()品()ならではの安()定()と、それを支()える2つの稼()ぐ力()です。

消()耗()品()の安()定()

買()い替()え需()要()
守()りの土()台()
市()販()用()タイヤ交()換()需()要()

タイヤは走()れば必()ずすり減()る消()耗()品()。新()車()が売()れない年()でも、世界中()の既()存()車()から買()い替()え(市()販()用())需()要()が生()まれます。景()気()に振()られにくい安()定()需()要()が、稼()ぐ力()の土()台()です。

プレミアム・高()採()算()

単()価()アップ
利()益()の伸()びしろ
POTENZA・REGNO鉱山()・建()機()

数()で勝負()しないのがブリヂストン流()。高()性()能()のプレミアムタイヤや鉱山()・建()機()用()で単()価()と利()益()率()を高()めます。とくに鉱山()用()は乗()用()車()用()の約()2倍()の利()益()率()で、利()益()の質()を底()上()げします。

鉄壁()の財()務()

自()己()資()本()64%()
攻()めの余()力()
自()社()株()買()い増()配()

自()己()資()本()比()率()は約()64%()と製()造()業()でも屈指()の高()さ。借金()が少()なく現()金()を生()む体()質()で、3,000億()円()規()模()の自()社()株()買()いや増()配()を実行()できる余()力()があります。不()況()にも強()い守()りの厚()さです。

ビジネスの強()さ

なぜ「消()耗()品()×プレミアム×財()務()」が強()いのか

需()要()

走()れば減()る、だから売()れ続()ける

タイヤは必()ず摩()耗()して交()換()が必()要()な消()耗()品()。世()界()の保()有()車()両()が増()えるほど、買()い替()え需()要()の母()数()も増()えます。これが景()気()変()動()を吸()収()する安()定()の源()です。

単()価()

量()より質()で稼()ぐ

安()売()り競()争()を避()け、高()性()能()・大()口()径()・鉱山()用()など高()単()価()品()に集()中()。台()数()が伸()びなくても単()価()とMIX(製()品()構()成())の改()善()で利()益()を増()やせる体()質()をつくっています。

財()務()

借金()が少()なく、還()元()の余()力()が大()きい

自()己()資()本()比()率()約()64%()という鉄壁()の財()務()。手()元()資()金()が厚()く、設()備()投()資()をしながら巨()額()の自()社()株()買()い・増()配()もこなせる。これが株()主()還()元()の原()資()です。

いまの立()ち位()置()

プレミアム好()調() + 原()材()料()・関()税()の逆()風()

足()元()はプレミアムタイヤや鉱山()用()が堅()調()で、売値()・MIX改()善()が効()いています。鉄壁()の財()務()を背()景()に、株()主()還()元()も積極()的()です。

一方()で、天()然()ゴム・原()油()など原()材()料()の高()止()まりと、米()国()の関()税()がコストの重()し。売上()の約()半()分()を稼()ぐ米()州()の動()向()が、業()績()を大()きく左()右()します。「質()で稼()ぐ強()さ」と「外()部()コストの逆()風()」が同()居()するのが現()在()地()です。

出所():ブリヂストン 2024年()12月()期()・2025年()12月()期() 決算()短()信()〔IFRS〕・決算()説()明()会()資()料()。構()成()比()は概()算()で、年()により変()動()します。事()業()別()の区()分()は会()計()区()分()により表()示()が異()なります。

04 / 最()新()決算()を読()む

2025年()12月()期()は、当()期()利()益()が前()年()比()+15%()。

2026年()2月()16日()に発表()された通()期()決算()(2025年()1月()〜12月()/ブリヂストンは12月()決算()・IFRS)は、売上()はほぼ横()ばいながら当()期()利()益()は増()益()でした。ただし「は減()益()、調()整()後()営()業()利()益()と純()利()益()は増()益()」という、少()し読()み解()きが必()要()な数()字()です。まずは事()実()から。

売上()収()益()
4.43兆()円()
ほぼ横()ばい(前()期()比())
調()整()後()営()業()利()益()
4,937億()円()
+2%() 前()期()比()
当()期()利()益()(株()主()帰()属())
3,273億()円()
+15%() 前()期()比()

当()期()利()益()の推()移()と来()期()予()想()

単()位():億()円() / 親会社()の所()有()者()に帰()属()する当()期()利()益()
0 1,000 2,000 3,000 4,000 3,004 2022 3,313 2023 2,850 2024 3,273 2025 3,400 2026 会社予想
実績()会()社()予()想()(26.12期())

2024年()が落()ち込()んだのは、トラック・バス用()タイヤなどの事()業()再()編()・構()造()改()革()費()用()を計()上()したため。2025年()は売値()・MIX改()善()でこの反()動()も取()り込()み、当()期()利()益()は3,273億()円()(+15%())へ回()復()しました。利()益()は4年()で見()ると3,000億()円()前()後()の安()定()したレンジで推()移()しています。

数()字()のねじれを読()む

「営()業()利()益()は減()益()」のからくり

見()出()しの営()業()利()益()は3,812億()円()で前()年()比()−14%()と減()益()。これは事()業()再()編()に伴()う一時()的()な構()造()改()革()費()用()などが響()いたためです。本()業()の実()力()を示()す調()整()後()営()業()利()益()は4,937億()円()で+2%()の増()益()でした。

一時()費()用()の有()無()で増()減()の見()え方()が変()わるため、「調()整()後()」で実()力()を見()るのがこの会()社()の決算()の読()み方()です。

ポジティブ材()料()

逆()風()を「売値()・MIX」で打()ち返()した

原()材()料()高()や米()関()税()(約()250億()円()のマイナス影()響())といった逆()風()を、プレミアム・鉱山()タイヤの拡()販()と値()上()げ(売値()・MIX改()善())で吸()収()。再()編()やコストダウンも効()き、調()整()後()では増()益()を確()保()しました。

資()本()効()率()のROEは約()8.9%()。派手()さはないが、外()部()コストの逆()風()下()で着()実()に稼()いだ決算()です。

出所():ブリヂストン 2025年()12月()期() 決算()短()信()〔IFRS〕・決算()説()明()会()資()料()(2026/2/16)、各()社()報()道()。「調()整()後()営()業()利()益()」=事()業()再()編()費()用()などの一時()項()目()を除()いた本()業()の利()益()。

05 / 来()期()はどうなる?

会()社()予()想()は、当()期()利()益()3,400億()円()。
増()収()増()益()が続()く見()通()し。

会()社()自()身()が示()す2026年()12月()期()の見()通()しです。会()社()予()想()は「達成()を約()束()する数()字()」ではなく「いまの計()画()値()」。増()収()増()益()の計()画()ですが、米()関()税()の影()響()拡()大()を織()り込()んだぶん、伸()びは小()幅()にとどまります。

26.12期() 会()社()予()想() 当()期()利()益()
3,400 億()円()
+3.9%()(前()期()比()) / 売上()・調()整()後()営()業()利()益()も増()収()増()益()
1株()配()は115円()→125円()へ増()配()予()定()(分()割()後())

予()想()を読()むうえでの3つの注()記()

① 売上()収()益()4兆()5,000億()円()(+1.6%())、調()整()後()営()業()利()益()5,150億()円()(+4.3%())。プレミアム・鉱山()タイヤが引()き続()き牽()引()する計()画()です。

② 米()関()税()の影()響()は約()550億()円()へ拡()大()する前()提()(前()期()は約()250億()円())。この逆()風()を売値()・コスト対()策()で打()ち返()せるかが焦()点()です。

③ 発表()時()、当()期()利()益()+3.9%()という予()想()が市()場()予()想()を下()回()り株()価()は伸()び悩()みました。「悪()くない決算()でも期()待()に届()かないと反応()が鈍()い」典()型()例()です。ROEは9.5%()を計()画()。

上()半()期()の進()捗()(2026年()8月()7日()発表())

上()半()期()は大()幅()増()益()。それでも通()期()予()想()は据()え置()き。

2026年()1〜6月()期()(上()半()期())は売上()収()益()2兆()3,216億()円()(前()年()同()期()比()+10%())・調()整()後()営()業()利()益()2,808億()円()(+20%())・純()利()益()(非()継()続()事()業()含()む)2,062億()円()(+79%())と大()幅()増()益()。販()売()数()量()の増()加()・製()品()構()成()の改()善()・原()材()料()コストの抑()制()・円()安()が寄()与()しました。

これだけ強()い上()半()期()でも、会()社()は通()期()予()想()(当()期()利()益()3,400億()円())を据()え置()きました。理()由()は中()東()情()勢()の緊迫化()に伴()うコスト上()昇()(年()間()で約()700億()円()の減()益()要()因())を新()たに織()り込()んだため。「上()半()期()は好()調()でも、下()半()期()の逆()風()を保()守()的()に見()込()んで通()期()予()想()は動()かさない」という慎()重()な運()営()方()針()が読()み取()れます。

06 / 株()価()と「割()安()・割()高()」の指()標()

2026年()1月()に1:2分割()。
8月()に入()り年()初()来()高()値()を更()新()。

ブリヂストンは2026年()1月()1日付()で1株()を2株()に分()割()しました(買()いやすくする狙()い)。下()のチャートは分()割()を反()映()した過()去()1年()の値()動()き。2月()の決算()発表日以来()の高()値()は約()3,859円()でしたが、8月()上()旬()は4,199円()まで上()昇()し、これを更()新()しています。その下()で「割()安()・割()高()」の指()標()を整()理()します。

株()価()の推()移()(過()去()1年()・分()割()調()整()後())

2025年()6月()→2026年()8月()/単()位():円()
2,800 3,200 3,600 4,000 2,900 25/6 2,850 25/9 3,150 25/12 3,650 26/3 3,462 26/6 4,199 26/8
株()価()(分()割()調()整()後())直近()(2026年()8月())

※ 2026年()1月()の1:2株式()分()割()を反()映()した概()算()の推()移()です(分()割()前()の株()価()はおおむね2倍()の水()準()でした)。5月()の約()3,180円()が年()初()来()安()値()、8月()7日()時()点()の4,199円()が年()初()来()高()値()です。

直近()の株()価()(8月()上()旬())
4,199円()
2026/8/7 終値()
予()想()配()当()利()回()り(2026年()6月()時()点())
約()3.6%()
配()当()125円() ÷ 株()価()約()3,462円()
PBR(2026年()6月()時()点())
約()1.2倍()
をやや上()回()る

この株()は割()安()?割()高()? — 主()要()指()標()をやさしく

「株()価()が高()い/安()い」は株()価()の数()字()だけでは決()まりません。利()益()や純()資()産()と比()べて初()めて判()断()できます。下()のPER・PBR・ROE・配()当()利()回()りは、2026年()6月下()旬()時()点()の株()価()(約()3,462円()・分()割()後())で計()算()した値()のまま据()え置()いています。

1株()あたり利()益()(2026年()6月()時()点())
246円() → 約()269円()

1株()が1年()で生()む利()益()。25.12期() 246円()→26.12期()予() 約()269円()(分()割()後()・3,000億()自()社()株()買()い完()了()で加()重()平()均()株()数()が減()少())。

1株()あたり純()資()産()(2026年()6月()時()点())
約()2,900円()

1株()あたりの会()社()の純()資()産()。株()価()(8月()上()旬()は約()4,199円())はこれを上()回()る(=PBR1倍()超())。

PER株()価()収()益()率()(予()・2026年()6月()時()点())
約()13倍()

株()価()がEPSの何()倍()か=利()益()の何()年()分()。市()場()平()均()(約()16倍())より低()めで、割()安()感()がある水()準()。

PBR株()価()純()資()産()倍()率()(2026年()6月()時()点())
約()1.2倍()

株()価()がBPSの何()倍()か。1倍()を少()し超()える程()度()。鉄壁()の財()務()のわりに評()価()は控()えめ(理()由()は下()記())。

ROE自()己()資()本()利()益()率()(2026年()6月()時()点())
約()8.9%() → 約()9.5%()

株()主()のお金()をどれだけ効()率()よく増()やしたか。改()善()傾()向()だが、製()造()業()として平()均()的()な水()準()。

総()資()産()利()益()率()
約()5.7%()

資()産()全()体()をどれだけ効()率()よく使()い利()益()を生()んだか。借金()が少()なく良()好()な水()準()。

配()当()利()回()り予()想()(2026年()6月()時()点())
約()3.6%()

株()価()に対()し年()間()配()当()が何()%()か。市()場()平()均()(約()2%()台())を上()回()る高()めの利()回()り。

自()己()資()本()比()率()財()務()の強()さ
約()64%()

総()資()産()のうち自()前()資()本()の割()合()。製()造()業()でも屈指()の高()さで、鉄壁()の財()務()。最()大()の安()心()材()料()。

いちばんの注()目()点()

なぜ「PBR約()1.2倍()」と評()価()は控()えめなのか

自()己()資()本()比()率()64%()という鉄壁()の財()務()を持()ちながら、PBRは約()1.2倍()と純()資()産()をわずかに上()回()る程()度()。理()由()は、①利()益()が3,000億()円()前()後()で大()きく伸()びていないこと、②ROEが約()9%()と資()本()効()率()が突出()して高()くはないこと、③タイヤは原()材()料()・関()税()・景()気()に左()右()されること。「財()務()は強()いが、成()長()性()と資()本()効()率()は平()均()的()」という市()場()の評()価()です。裏()を返()せば資()産()の裏()付()けが厚()い割()安()株()とも読()め、自()社()株()買()いでROEを引()き上()げられれば見()直()しの余()地()があります(このPBRは2026年()6月()時()点()の値())。下()のバーは過()去()のPBRの範()囲()と現()在()地()のイメージです。

1.0倍()
現()在() 約()1.2倍()
過()去()レンジ 約()0.9〜1.6倍()

出所():株()価()は2026年()8月()7日()時()点()(各()金()融()情()報()サイト)。PER・PBR・ROE・配()当()利()回()り・EPS・BPSはIRBANK・各()金()融()情()報()サイト、ブリヂストンIR資()料()による2026年()6月()時()点()の値()(株()価()15〜20分()遅()延())で、8月()の株()価()上()昇()を反()映()した再()計()算()はしていません。EPS/BPS/PER/ROEは株()価()や集()計()元()・会()計()基()準()により表()記()が異()なります。1株()あたりの数()値()は分()割()後()・概()算()です。

07 / 指()標()を他()社()・市()場()と比()べる

市()場()より「割()安()」。財()務()は飛()び抜()けて強()い。

指()標()は単()体()では意()味()を持()ちません。自()動()車()・部()品()などの景()気()敏()感()株()と市()場()全()体()(東()証()プライム)という2つの“ものさし”に当()てると、ブリヂストンの位()置()が見()えてきます。バリュー(割()安())寄()りで、とくに財()務()の頑()丈()さが際()立()ちます。

PBR株()価()純()資()産()倍()率()(高()いほど高()評()価())
ブリヂストン
約()1.2倍()
自()動()車()・部()品()株()
約()1.0倍()
市()場()平()均()
約()1.4倍()
PER(予())株()価()収()益()率()(低()いほど割()安())
ブリヂストン
約()13倍()
自()動()車()・部()品()株()
約()12倍()
市()場()平()均()
約()16倍()
予()想()配()当()利()回()り高()いほど配()当()が厚()い
ブリヂストン
約()3.6%()
自()動()車()・部()品()株()
約()2.8%()
市()場()平()均()
約()2.2%()
自()己()資()本()比()率()高()いほど財()務()が頑()丈()
ブリヂストン
約()64%()
自()動()車()・部()品()株()
約()40%()
市()場()平()均()
約()40%()

※ 自()動()車()・部()品()株()=完()成()車()・部()品()など景()気()敏()感()な製()造()業()の目()安()。市()場()平()均()=東()証()プライムの概()算()。集()計()元()・時()点()で変()動()します。

読()み解()き① 割()安()・高()利()回()りのバリュー株()

ブリヂストンはPERもPBRも市()場()平()均()より低()め。配()当()利()回()りは約()3.6%()と高()め。派手()な成()長()株()ではなく、割()安()・高()配()当()のバリュー株()という位()置()づけです。

「安()く買()って配()当()をもらいながら待()つ」タイプ。利()益()が大()きく伸()びにくいぶん、株()主()還()元()(自()社()株()買()い・増()配())が株()価()の支()えになります。

読()み解()き② 財()務()の頑()丈()さは別格()

最()大()の差()別()化()は自()己()資()本()比()率()約()64%()という財()務()の強()さ。多()くの製()造()業()が40%()前()後()のなか、借金()が少()なく現()金()を生()む体()質()は不()況()への耐()性()が高()いことを意()味()します。

この厚()い自()己()資()本()があるからこそ、3,000億()円()もの自()社()株()買()いを実行()できます。財()務()の余()力()=還()元()の余()力()、と読()めます。

08 / 市()場()・アナリストの評()価()

専()門()家()は「中()立()〜やや強()気()」。
目()標()株()価()は現()値()とほぼ同()水()準()。

証()券()会()社()のアナリストは、各()社()が独()自()に1年()後()の「目()標()株()価()」と投()資()判()断()(レーティング)を出()します。ブリヂストンの評()価()は中()立()寄()り。財()務()と還()元()は高()く評()価()される一方()、関()税()・原()材()料()の逆()風()で上()値()余()地()は限()定()的()との見()方()が多()めです。

投()資()判()断()(レーティング)の傾()向()

コンセンサスは「中()立()〜やや強()気()」。★★★☆☆。

強()気()・買()い
一定()数()
中()立()
多()め
弱()気()・売()り
少()数()

※ 総()合()評()価()はおおむね5段階()で3前後()(中()立()寄()り)。財()務()の強()さ・株()主()還()元()は評()価()しつつ、関()税()・原()材()料()の逆()風()と成()長()の鈍()さから中()立()に置()く慎()重()派()が目()立()ちます。

目()標()株()価()(1年()後()予()想())

慎()重()派()
約()3,200 円()
平()均()(コンセンサス)
約()3,500 円()
強()気()派()
約()3,900 円()

平()均()目()標()株()価()は約()3,500円()で、直近()株()価()(約()3,462円())とほぼ同()水()準()。大()きな上()値()も下()値()も見()込()みにくい、という慎()重()な総()意()です。関()税()の打()ち返()しと株()主()還()元()の上()積()みが、評()価()引()き上()げのカギとされます。

市()場()の関()心()は明()確()です。「関()税()・原()材()料()の逆()風()を、プレミアム・鉱山()タイヤの値()上()げでどこまで打()ち返()せるか」。そして「厚()い自()己()資()本()を、自()社()株()買()いでどこまで株()主()に還()元()するか」。この2つが、ここからの株()価()を左()右()します。

出所():株()予()報()・みんかぶ等()の集()計()(2026年()6月()時()点())。目()標()株()価()・判()断()は各()社()・時()点()で異()なります。レンジは目()安()です。

09 / 投()資()信()託()での採()用()状()況()

日本株()インデックスの「主()力()」。
高()配()当()・バリュー投()信()の定()番()。

ブリヂストンは日経()平()均()・などの主()要()指()数()に組()み込()まれた大()型()株()。加()えて高()配()当()・バリュー(割()安())株()ファンドの定()番()でもあります。インデックス投()信()でもアクティブ投()信()でも広()く保()有()され、多()くの人()が間()接()的()に持()っている銘()柄()です。

指()数()の主()力()株()
ブリヂストンは日経()平()均()株()価()(225)・TOPIX・JPX日経()400の主()要()指()数()に採()用()。時()価()総()額()が約()4.6兆()円()と大()きいため指()数()の中()での構()成()比()(ウエイト)も相()応()に高()く、日本株()インデックス投()信()を買()えば、自()動()的()にまとまった額()のブリヂストンを保()有()することになります。

パッシブインデックス投()信()・

指()数()に採()用() → 連()動()ファンドが自()動()的()に保()有()

  • 日経()平()均()株()価()(225)日経()225連動()型()のETF・投()信()(例():NF・日経()225 ETF など)が保()有()。値()がさ株()として一定()の影()響()力()。
  • TOPIX(東()証()株()価()指()数())TOPIX連()動()型()(例():上()場()TOPIX、NF・TOPIX ETF など)。日本株()インデックスの王()道()。
  • JPX日経()インデックス400ROE・営()業()利()益()・ガバナンス等()で選()ぶ“質()”の指()数()。連()動()型()(例():上()場()JPX日経()400)が保()有()。

時()価()総()額()が大()きいほど、指()数()の中()での組入()比()率()は高()くなります。ブリヂストンは日本()を代()表()する大()型()株()で、インデックス資()金()が向()かえば自()動()的()に買()いが入()る立場()にあります。

アクティブ運()用()者()が選()ぶファンド

高()配()当()・バリューを狙()う投()信()の定()番()

  • 高()配()当()株()ファンド予()想()配()当()利()回()り約()3.6%()・大()型()・高()流()動()性()で、各()種()「高()配()当()株()/好()配()当()株()」ファンドの組入()候()補()の常()連()。インカム(配()当()収()入())狙()いの銘()柄()。
  • バリュー(割()安())株()ファンドPBR約()1.2倍()・PER約()13倍()と市()場()平()均()より割()安()で、財()務()も頑()丈()。割()安()・財()務()健()全()を重()視()するバリュー投()信()に好()まれる。
  • 株()主()還()元()・自()社()株()買()いテーマ巨()額()の自()社()株()買()いと増()配()を行()う銘()柄()として、株()主()還()元()の強()化()をテーマにしたファンドに組()み入()れられやすい。

なぜ、多()くのファンドに選()ばれるのか

① 主()要()指()数()に採()用() → パッシブ資()金()が自()動()流()入()② 利()回()り約()3.6%()・増()配() → 高()配()当()ファンド③ 割()安()・財()務()健()全() → バリューファンド④ 自()社()株()買()い → 株()主()還()元()テーマ⑤ 大()型()・高()流()動()性() → 大()きく持()てる

※ 具()体()的()にどのファンドがどれだけ保()有()するかは、各()ファンドの月()次()レポート(組入()上()位()銘()柄())で変()動()します。ここでは「採()用()されやすい理()由()」を整()理()しています。

出所():各()指()数()の構()成()銘()柄()、運()用()会()社()の交()付()目論見()書()・マンスリーレポート、投()信()情()報()サイト等()。

10 / 投()資()家()からの評()判()

国()内()では「鉄板()の優()良()株()」。
海()外()は「割()安()・好()財()務()」を評()価()。

ブリヂストンは個()人()にも機()関()投()資()家()にも広()く持()たれる優()良()大()型()株()。特()定()の支()配()株()主()はなく、無()数()の投()資()家()に分()散()して保()有()されています。国()内()個()人()と海()外()機()関()、それぞれの見()方()を並()べると、この株()の性()格()が見()えてきます。

国()内()の個()人()投()資()家()

「世()界()的()ブランド、安()心()の優()良()株()」
  • +誰()もが知()る世()界()的()ブランド。タイヤといえばブリヂストン、という知()名()度()と「簡()単()には潰()れない」安()心()感()で長()期()保()有()されやすい。
  • +利()回()り約()3.6%()+増()配()と1:2株式()分()割()で買()いやすさが向()上()。新()の普()及()で、高()配()当()・優()良()株()として個()人()の買()いを集()めている。
  • ±株()主()優()待()は特()になし。還()元()は配()当()・自()社()株()買()いが中()心()で、配()当()目()的()での保()有()が多()い。
  • -「株()価()が大()きくは伸()びにくい」「為替()・関()税()で振()られる」という値()動()きの地()味()さから、成()長()狙()いの投()資()家()には物()足()りない面()も。

海()外()の機()関()投()資()家()

「割()安()・好()財()務()、でも成()長()は限()定()的()」
  • +世()界()トップ級()のタイヤシェア・鉄壁()の財()務()・割()安()なバリュエーションを評()価()。安()定()配()当()と自()社()株()買()いも好()材()料()。
  • +鉱山()・建()機()など高()採()算()のスペシャリティタイヤと、ソリューション事()業()の成()長()余()地()を評()価()する向()きも。
  • -米()関()税()・原()材()料()コスト・景()気()敏()感()性()を警()戒()。売上()の約()半()分()を稼()ぐ米()州()の景()気()が悪化()すれば、利()益()が振()れやすい。
  • ±厚()い自()己()資()本()を遊()ばせている(ROEが伸()びにくい)との指()摘()も。資()本()効()率()の改()善()(さらなる還()元())を求()める声()がある。

株()主()の内()訳()(概()算())

外()国()人() 約()29%()
金()融()機()関() 約()26%()
個()人() 約()26%()
他()
外()国()法()人()等() 約()29%()金()融()機()関() 約()26%()個()人()・その他() 約()26%()事()業()法()人()・自()己()株()等() 約()19%()

大()株()主()(上()位())

  • 日本()マスタートラスト信()託()口()上()位()
  • 日本()カストディ銀()行()信()託()口()上()位()
  • 以()下():国()内()外()の機()関()投()資()家()・個()人() 等()分()散()

特()定()の支()配()株()主()はおらず、信()託()・カストディ(多()くの投()資()家()の預()かり口())と、国()内()外()の機()関()・個()人()に広()く分()散()。外()国()人()比()率()は約()29%()です(内()訳()は概()算())。

財()務()と還()元()の素顔()

会()社()開()示()の数()字()で見()る「頑()丈()さ」と「株()主()還()元()」(25.12期())。

  • 自()己()資()本()比()率()約()64%()
  • ROE(実績() / 26.12期()予())約()8.9%() / 約()9.5%()
  • EPS(1株()利()益()・分()割()後())246円()
  • 配()当()(前()期() → 今()期()予()・分()割()後())115円() → 125円()
  • 株()主()還()元()配()当()性()向()50%()目()安()+自()社()株()買()い

自()己()資()本()比()率()約()64%()の鉄壁()財()務()を土()台()に、配()当()性()向()50%()目()安()の配()当()と、巨()額()の自()社()株()買()いを両()立()。25年度()は3,000億()円()の自()社()株()買()いを完()了()し、26年度()も継()続()する方()針()です。実際()、2026年()7月()2日()・8月()4日()にも「自()己()株()式()の取()得()状()況()に関()するお知()らせ」が開()示()されており、買()い進()んでいることは確()認()できます(取()得()株()数()・金()額()は当()ページ時()点()では未()確()認())。財()務()の余()力()が、そのまま還()元()の余()力()になっています。

出所():ブリヂストン 有()価()証()券()報()告()書()・IR資()料()、IRBANK等()。株()主()構()成()・大()株()主()は直近()開()示()ベースの概()算()です。

11 / タイヤ世()界()トップ級()と、鉄壁()の財()務()

世()界()トップ級()のタイヤ。
そして、自()己()資()本()比()率()64%()の鉄壁()財()務()。

ブリヂストンを理()解()するうえで欠()かせないのが、この2つの“顔()”。①フランスのミシュランと世()界()首()位()を争()うタイヤシェア、そして②自()己()資()本()比()率()約()64%()という製()造()業()屈指()の頑()丈()な財()務()。とくに鉱山()・プレミアムタイヤの強()さと、北()米()・欧()州()への依()存()をあわせて押()さえると、この会()社()の本()質()が見()えてきます。

ブリヂストンの強()さは、「世()界()トップ級()のスケール」と「鉄壁()の財()務()」の掛()け算()。150以上()の国()・地()域()でタイヤを売()る規()模()を持()ち、なかでも鉱山()・建()機()用()タイヤはミシュランと世()界()シェアを二分()、利()益()率()は乗()用()車()用()の約()2倍()。これを自()己()資()本()比()率()約()64%()の厚()い財()務()が支()え、不()況()でも揺()らがず、巨()額()の還()元()までこなせます。

一方()で、売上()の約()半()分()は米()州()、次()いで欧()州()。北()米()・欧()州()への依()存()が高()く、関()税()や現()地()景()気()の影()響()を受()けやすいのが弱()点()でもあります。INPEXの黄()金()株()、JTの政()府()保()有()、三菱()商()事()のバフェット、三菱()UFJのモルガン・スタンレー、NTTの連()続()増()配()というように、各()社()に“顔()”があります。ブリヂストンの顔()は「タイヤ世()界()トップ級()×鉄壁()の財()務()」です。

強()み世()界()トップ級()と財()務()の余()力()

  • 世()界()トップ級()のシェア:規()模()の経済()と高()いブランド力()。とくに鉱山()・建()機()用()はミシュランと世()界()を二分()する高()採()算()分()野()。
  • 鉄壁()の財()務():自()己()資()本()比()率()約()64%()。借金()が少()なく、不()況()でも揺()らがない。設()備()投()資()と還()元()を両()立()できる余()力()。
  • 消()耗()品()の安()定()需()要():タイヤは必()ずすり減()る。世()界()の保()有()車()両()が増()えるほど、買()い替()え需()要()の母()数()も増()える。
  • プレミアム戦()略():量()より質()。高()性()能()・大()口()径()タイヤで単()価()と利()益()率()を高()め、安()売()り競()争()を避()ける。

弱()み・リスク外()部()コストと成()長()の鈍()さ

  • 北()米()・欧()州()依()存():売上()の約()半()分()が米()州()。米()関()税()や現()地()景()気()の影()響()を受()けやすい。
  • 原()材()料()の変()動():天()然()ゴム・合()成()ゴム・原()油()などの価()格()上()昇()が、そのままコスト増()になる。
  • 成()長()の鈍()さ:利()益()は3,000億()円()前()後()で頭()打()ち感()。ROEも約()9%()で、資()本()効()率()は突出()して高()くはない。
  • 厚()すぎる自()己()資()本():財()務()は強()い反()面()、資()本()を遊()ばせるとROEが上()がりにくい。さらなる還()元()が求()められる。
投()資()家()にとっての意()味()

「世()界()トップ級()の安()心()」と「割()安()・高()配()当()」の同()居()

世()界()トップ級()のシェアと鉄壁()の財()務()は、「簡()単()には潰()れない」という安()心()感()を生()みます。そのうえPBR約()1.2倍()・利()回()り約()3.6%()と割()安()で配()当()も厚()い。派手()な成()長()は見()込()みにくい代()わりに、財()務()の余()力()を自()社()株()買()い・増()配()で株()主()に還()元()するのがこの会()社()のスタイル。守()りの強()さと割()安()・高()配()当()が同()居()するのが、ブリヂストンを「鉄板()の優()良()株()」たらしめている根()っこです。

12 / マクロ環()境()との接点()

関()税()・原()材()料()・為替()・EV化()。
大()きな潮()流()は、タイヤにどう効()くか。

タイヤは身近()な商()品()ですが、ブリヂストンの業()績()はグローバルな要()因()に左()右()されます。良()い面()・悪()い面()の両()方()を、4つの切()り口()で整()理()します。

米()関()税()・北()米()景()気()

最()大()の逆()風()

ブリヂストンは売上()の約()半()分()を米()州()で稼()ぎます。そのため米()国()の関()税()はコスト増()の直()撃()。影()響()は2025年度()の約()250億()円()から、2026年度()は約()550億()円()へ拡()大()する見()通()しです。

北()米()の景()気()や自()動()車()販()売()が冷()えると、新()車()用()・市()販()用()の需()要()にも影()響()。北()米()依()存()はブリヂストン最()大()の感()応()度()の高()い要()因()です。

原()材()料()・コスト

逆()風()(管()理()が肝())

タイヤの主()原()料()は天()然()ゴム・合()成()ゴム・カーボンブラック(原()油()由()来())。これらの市()況()が上()がると、そのままコスト増()になります。

ブリヂストンは値()上()げ(売値()改()善())とコストダウンでこれを打()ち返()す戦()略()。原()材()料()高()をどこまで価()格()転()嫁()できるかが、利()益()率()を左()右()します。

為替()(円()安()・ドル)

両()面()(円()安()で増()益())

海()外()売上()が大()きいため、円()安()になると円()換()算()の売上()・利()益()が膨()らみます。とくにドルの影()響()が大()きい。

逆()に円()高()は逆()風()。為替()は業()績()を動()かす大()きな外()部()要()因()で、原()材()料()の輸()入()コスト(円()安()だと増()える)とのバランスもあります。

EV化()・モビリティ変()化()

両()面()(中()立()〜追()い風())

「EV化()でタイヤは不()要()に?」は誤()解()。EVもタイヤは必()要()で、むしろ車()重()が重()く高()トルクなEVはタイヤの摩()耗()が早()く、高()性()能()品()の需()要()が増()える面()があります。

ブリヂストンにはEV向()けプレミアムタイヤという追()い風()も。一方()、自()動()運()転()・シェアリングなどモビリティの変()化()は、長()期()では需()要()構()造()を変()える可()能()性()があります。

出所():各()種()報()道()・ブリヂストン IR/決算()説()明()会()資()料()等()(2026年()6月()時()点())。マクロの影()響()は不()確()実()性()が高()く、ここでの整()理()は方()向()感()を示()すものです。

13 / 5年()・10年()・20年()の立()ち位()置()

「プレミアム・ソリューション」で、どこまで稼()ぐ力()を高()められるか。

ブリヂストンの長()期()は、プレミアム化()・高()採()算()タイヤ・ソリューション事()業()で稼()ぐ力()をどこまで高()められるかの勝負()です。3年()は会()社()の中()期()戦()略()、10〜20年()は公()表()目()標()のない構()造()的()な見()立()てとして、区()別()して読()んでください。

いま / 2026
割()安()・高()配()当()の優()良()株()
現()在()地()
実績()
  • 当()期()利()益()3,273億()円()・自()己()資()本()比()率()約()64%()
  • PBR約()1.2倍()・利()回()り約()3.6%()
  • 原()材()料()・関()税()の逆()風()を値()上()げで打()ち返()す局()面()
〜3年() / 中()期()戦()略()
稼()ぐ力()と還()元()の強()化()
中()期()事()業()計()画()(3.0)
会()社()目()標()
  • プレミアム・鉱山()タイヤへ資()源()を集()中()
  • ソリューション事()業()の拡()大()で稼()ぐ力()を底()上()げ
  • ROE・の改()善()(資()本()効()率()の向()上())
  • 配()当()性()向()50%()目()安()+自()社()株()買()いを継()続()
〜10年() / 2030s
モビリティ変()化()に対()応()
構()造()シナリオ
見()立()て
  • EV・自()動()運()転()などモビリティの変()化()への対()応()力()
  • データ×タイヤのソリューションが主()役()になれるか
  • 新()興()国()の保()有()車()両()増()で市()販()用()需()要()を取()り込()めるか
〜20年() / 2045
タイヤ産()業()の構()造()
構()造()シナリオ(推()定())
見()立()て
  • サステナブル素()材()・再()生()タイヤへの転()換()が進()む
  • シェアリング・自()動()運()転()で需()要()構()造()が変()化()する可()能()性()
  • 鉱山()など高()採()算()分()野()の世()界()シェアを保()てるか
  • 鉄壁()の財()務()という強()みは続()く可()能()性()が高()い

3年()後()までは会()社()の戦()略()に沿()っていますが、達成()は関()税()・原()材()料()・為替()次()第()で保()証()されません。10〜20年()後()は不()確()実()性()がさらに大()きく、ここでの記()述()は一()つのシナリオです。長()期()見()通()しほど幅()をもって捉()えるのが安()全()です。

14 / 配()当()・株()主()還()元()

配()当()性()向()50%()目()安()+巨()額()の自()社()株()買()い。

ブリヂストンは株()主()還()元()に積極()的()です。配()当()は連()結()配()当()性()向()50%()を目()安()に、安()定()的()・継()続()的()な増()配()を掲()げる方()針()。加()えて3,000億()円()規()模()の自()社()株()買()いを実行()するなど、鉄壁()の財()務()を背()景()に手()厚()く還()元()しています。

26.12期() 予()想()配()当()(分()割()後())
125円()
前()期()115円()から増()配()
配()当()性()向()(目()安())
50%()
安()定()的()・継()続()的()に
予()想()配()当()利()回()り
約()3.6%()
株()価()約()3,462円()で計()算()

配()当()方()針()は「連()結()配()当()性()向()50%()を目()安()に、安()定()的()かつ継()続()的()な配()当()額()の向()上()に努()める」。2026年()1月()の1:2株式()分()割()を反()映()し、1株()配()当()は115円()→125円()(分()割()後())へ増()配()を予()定()しています(分()割()前()換()算()では230円()→250円()相()当())。

配()当()に加()えて自()社()株()買()いが還()元()の大()きな柱()。2025年度()は3,000億()円()という巨()額()の自()社()株()買()いを実施()・完()了()し、2026年度()も上()限()1,500億()円()(6,000万()株())の取()得()を計()画()していると公()表()しています(当()ページは2026年()6月()時()点()で、実施()状()況()は未()確()認()です)。株()数()が減()ると1株()あたりの利()益()・配()当()が底()上()げされ、ROEの改()善()にもつながります。

株()主()優()待()は特()にありません。還()元()は配()当()と自()社()株()買()いに集()約()されています。鉄壁()の財()務()(自()己()資()本()比()率()約()64%())という余()力()が、この手()厚()い還()元()を支()えています。

出所():ブリヂストン 株()主()還()元()方()針()・2025年()12月()期() 決算()短()信()〔IFRS〕・決算()説()明()会()資()料()(2026/2/16)。配()当()利()回()りは株()価()により変()動()します。1株()配()当()は分()割()後()ベース。

15 / リスクと注()意()点()

優()良()株()の裏()で、見()ておくべき4つの論()点()。

頑()丈()に見()えるブリヂストンにも、タイヤ会()社()ならではのリスクがあります。良()い面()だけでなく、ここを併()せて見()るのが大()切()です。

01

米()関()税()・北()米()/欧()州()への依()存()

売上()の約()半()分()を稼()ぐ米()州()への依()存()が高()く、米()関()税()の影()響()は2026年度()に約()550億()円()へ拡()大()する見()通()し。北()米()・欧()州()の景()気()や政()策()が、業()績()を大()きく左()右()します。

02

原()材()料()価()格()の変()動()

天()然()ゴム・合()成()ゴム・原()油()(カーボンブラック)などの原()材()料()市()況()の上()昇()はコスト増()に直結()。値()上()げで転()嫁()しきれないと、利()益()率()が圧迫()されます。

03

景()気()敏()感()・成()長()の鈍()さ

市()販()用()が土()台()とはいえ、新()車()需()要()や物()流()量()は景()気()に左()右()されます。利()益()は3,000億()円()前()後()で頭()打()ち感()があり、ROEも約()9%()。大()きな成()長()は見()込()みにくい点()は割()り切()りが必()要()です。

04

為替()・モビリティ構()造()の変()化()

海()外()利()益()が大()きいため円()高()は逆()風()。また自()動()運()転()・シェアリングなど長()期()のモビリティ変()化()が、タイヤの需()要()構()造()を変()える可()能()性()もあります(EV化()自()体()はむしろ追()い風()の面())。

これらの多()くはタイヤ・自()動()車()関()連()に共()通()する論()点()です。「世()界()トップ級()のシェアと鉄壁()の財()務()」という魅()力()と、「外()部()コストの逆()風()・成()長()の鈍()さ」という弱()点()をセットで見()る姿()勢()が、この会()社()を理()解()する近()道()です。

* / 3行()でまとめると

このページの要()点()。

正()体():ブリヂストンは1931年()に久留米()で生()まれたタイヤで世()界()トップ級()のメーカー。乗()用()車()・トラックバス・鉱山()向()けまで手()がけ、売上()の約()半()分()は米()州()。最()大()の個()性()は自()己()資()本()比()率()約()64%()の鉄壁()財()務()。

決算():25.12期()は売上()収()益()4兆()4,295億()円()(ほぼ横()ばい)・当()期()利()益()3,273億()円()(+15%())。事()業()再()編()費()用()で営()業()利()益()は減()益()だが、本()業()の調()整()後()営()業()利()益()は4,937億()円()で増()益()。26.12期()は当()期()利()益()3,400億()円()を予()想()。

指()標():PER約()13倍()・PBR約()1.2倍()・ROE約()9%()(いずれも2026年()6月()時()点())。市()場()平()均()より割()安()だが、成()長()性()・資()本()効()率()は平()均()的()で評()価()は控()えめ。自()己()資()本()比()率()約()64%()の財()務()は別格()に強()い。株()価()は8月()上()旬()に4,199円()まで上()昇()。

還()元():配()当()性()向()50%()目()安()・利()回()り約()3.6%()。1:2株式()分()割()後()で1株()配()115→125円()へ増()配()予()定()。3,000億()円()の自()社()株()買()いを完()了()し、26年度()も継()続()中()(2026年()7月()2日()・8月()4日()に取()得()状()況()のお知()らせを開()示()。取()得()株()数()・金()額()は未()確()認())。

評()価()・未()来():アナリストは中()立()〜やや強()気()(目()標()約()3,500円()で現()値()並()み・2026年()6月()時()点())。逆()風()は米()関()税()・原()材()料()・成()長()の鈍()さ、強()みは世()界()トップ級()のシェア・鉄壁()の財()務()・プレミアム/鉱山()タイヤ。守()りの強()さと割()安()・高()配()当()が同()居()する銘()柄()。