一覧() INPEX入()門() 1605 / 東()証()P
総()合()解()説()・ゼロから読()む

日本()の石()油()・ガスを
世()界()で掘()る会()社()。
INPEXとは何()者()か。

INPEX(証()券()コード 1605)は、世()界()各()地()で石()油()・天()然()ガスを探()して・掘()って・売()る、日本()最()大()のエネルギー開()発()会()社()(E&P)です。政()府()が「黄()金()株()」を持()つ特()別()な会()社()で、日本()のエネルギー安()全()保()障()の要()石()。このページは、名()前()は聞()くけれど中()身()は知()らない、そんな人()のために、決算()の事()実()・株()価()・配()当()・脱()炭()素()戦()略()をやさしく順()番()に解()きほぐします。

イクシスLNG
原()油()
天()然()ガス
探()鉱()
国()内()ガス
アバディLNG
水()素()
CCS
洋()上()風()力()
約()4.0兆()円()
当()期()利()益()(25.12期())
3,938億()円()
約()61%()
予()想()
約()3.2%()

数()値()の基()準()時()点():決算()=2025年()12月()期()(2026/2/12発表())/ 株()価()・指()標()=2026年()6月下()旬()時()点()(株()価()約()3,350円())。出所():INPEX 資()料()(・決算()説()明()会()資()料()・)、東()京()証()券()取引()所()等()の開()示()、各()証()券()・金()融()情()報()サイト。原()油()・為替()で業()績()が大()きく動()くため、指()標()は変()動()します。

いそがしい人()へ
  • 01INPEXは日本()最()大()の石()油()・天()然()ガス開()発()会()社()。利()益()の大()半()は豪()州()のイクシスLNGで、政()府()が「黄()金()株()」を持()つ国()内()上()場()会()社()では唯()一()の会()社()です。
  • 0225.12期()は当()期()利()益()3,938億()円()。原()油()安()で減()益()でも、自()己()資()本()比()率()61%()と財()務()は別格()に頑()丈()。業()績()は原()油()価()格()と為替()で大()きく振()れます。
  • 03(減配()しない)で配()当()は100→108円()へ。約()0.8倍()・利()回()り約()3.2%()の割()安()な高()配()当()株()と覚()えればOK。
01 / そもそも何()の会()社()?

石()油()とガスを「自()分()で掘()って売()る」、
日本()で最()大()の資()源()開()発()会()社()。

ガソリンスタンドは石()油()を買()って売()る会()社()。INPEXは違()います。世界中()で油()田()・ガス田()の権()益()(掘()る権()利())を持()ち、自()分()で探()鉱()→開()発()→生()産()→販()売()まで手()がけます。これを「E&P(探()鉱()・生()産())」と呼()びます。資()源()を輸()入()に頼()る日本()で、自()前()のエネルギーを確()保()できる数()少()ない会()社()です。

最()大()の特()徴()は、政()府()(経済()産()業()大()臣())が「黄()金()株()」という特()別()な株()を持()ち、実質()的()な筆頭()株()主()であること。海()外()勢()に簡()単()には買()収()されない仕()組()みで、国()のエネルギー安()全()保()障()を担()う会()社()として位()置()づけられています。

1960s〜

海()外()で石()油()開()発()をスタート

インドネシアなどで石()油()・ガスの探()鉱()・生()産()を開()始()。国()内()では帝()国()石()油()が天()然()ガスを開()発()。「日本()の資()源()を海()外()で確()保()する」という国家()的()な使()命()を背()負()って成()長()しました。

2005

政()府()が黄()金()株()を承()継()

石()油()公()団()の解()散()にともない、経済()産()業()大()臣()が株()式()と「黄()金()株()(拒()否()権()付()の特()別()な株())」を引()き継()ぎ、政()府()が筆頭()株()主()に。重()要()事()項()に拒()否()権()を持()つ、国()内()上()場()会()社()では唯()一()の会()社()になりました。

2006-08

国()際()石()油()開()発()と帝()国()石()油()が統()合()

2社()が合併()し「国()際()石()油()開()発()帝()石()」が誕生()。国()内()最()大()の石()油()・天()然()ガス開()発()会()社()に。海()外()権()益()と国()内()ガス供()給()網()の両()方()を持()つ体()制()へ。

2012-18

豪()州()イクシスLNGが始()動()

オーストラリアの巨()大()ガス田()「イクシス(Ichthys)」を最()終()投()資()決定()し、2018年()に生()産()開()始()。海()外()LNG(液()化()天()然()ガス)の最()大()の収()益()柱()に育()ちます。

2021

商()号()を「INPEX」へ

社()名()を株式会社()INPEXに変()更()。グローバルなエネルギー企()業()としてのブランドを明()確()にしました。

今()後()

脱()炭()素()への転()換()も同()時()に

石()油()・ガスで稼()ぎながら、水()素()・アンモニア・CCS(CO2回収()貯()留())・洋()上()風()力()へ投()資()を拡()大()。「INPEX Vision 2035」で営()業()キャッシュ・フロー60%()拡()大()を目()標()に掲()げます。

02 / どうやって稼()ぐ?

地()下()の資()源()を「見()つけて・掘()って・売()る」。
主()役()は豪()州()のLNGです。

INPEXの稼()ぎ方()は「上()流()(アップストリーム)」に集()中()しています。資()源()を生()産()して世()界()へ売()る工()程()です。なかでも豪()州()のイクシスLNGが圧倒()的()な利()益()の柱()。そこへ国()内()ガス、中()東()・中()央()アジアの油()田()、そして将()来()の脱()炭()素()事()業()が加()わります。

探()鉱()(さがす)

地()下()の構()造()を調()べ、油()田()・ガス田()を探()し当()てる工()程()。当()たれば巨()大()な利()益()、外()れれば費()用()が先()行()する“ハイリスク”の入口()です。

開()発()・生()産()(掘()って取()り出()す)

見()つけた資()源()を生()産()設()備()で取()り出()します。一()度()つくれば長()期()間()、安()定()してキャッシュを生()む“ストック型()”の収()益()源()です。

イクシスLNG(豪()州())|最()大()の柱()

オーストラリアの巨()大()ガス田()。天()然()ガスを冷()やして液()体()(LNG)にし、日本()などへ輸()出()します。利()益()率()が極()めて高()い、会()社()の心()臓()部()。

国()内()天()然()ガス

新()潟()など国()内()で天()然()ガスを生()産()し、パイプライン網()で供()給()。エネルギー安()全()保()障()に直結()する“足()元()”の事()業()です。

海()外()の油()田()・ガス田()

アブダビ(中()東())、カザフスタン(カシャガン・ACG)、ノルウェー(北海())など世()界()各()地()に権()益()。原()油()の生()産()・販()売()を担()います。

アバディLNG(インドネシア)|次()の柱()

将()来()の大()型()LNGプロジェクト。最()終()投()資()決定()(FID)に向()けて準()備()中()で、アジア向()けの貴()重()な新()規()LNG供()給()源()として期()待()されています。

低()炭()素()ソリューション

水()素()・アンモニア(柏崎()水()素()パーク)、CO2を地()下()に貯()めるCCS、メタネーション、洋()上()風()力()(五島()市()沖())。脱()炭()素()時()代()への“次()の柱()”を育()成()中()です。

※ 業()績()の大()半()は石()油()・天()然()ガスの生()産()・販()売()で決()まります。原()油()価()格()と為替()(円()安()・円()高())が利()益()に直結()する点()が、この会()社()を理()解()する最()大()のカギです(次()のセクションで詳()しく)。

03 / 事()業()の割()合()と原()油()サイクル

利()益()はイクシスに集()中()。
そして、原()油()価()格()の波()で大()きく動()く。

INPEXの利()益()はイクシスLNGに大()きく偏()っています。しかも会()社()全()体()の業()績()は、自()分()では選()べない原()油()・ガス価()格()と為替()で上()下()します。どこで稼()ぎ、何()で振()られるのか。ここがこの株()の肝()です。

セグメント利()益()の構()成()

2025年()12月()期()/セグメント利()益()・億()円()
イクシスLNG(豪) 67% その他E&P 33%
イクシスLNG(豪()州())海()外()その他()E&P低()炭()素()・その他()

※ イクシスLNG 1本()で利()益()の大()半()。利()益()率()が極()めて高()いことが最()大()の特()徴()です。一方()の「海()外()その他()E&P」は世界中()に分()散()しているぶん利()益()率()は一()桁()台()。低()炭()素()・新()規()事()業()はまだ先()行()投()資()で赤()字()です。売上()で見()ると原()油()が約()76%()・天()然()ガスが約()22%()を占()めます。

業()績()を動()かす「3つのレバー」

INPEXの利()益()は、次()の3つでほぼ決()まります。最()初()の2つは自()分()では選()べない外()部()要()因()。最()後()の1つだけが自()助()努()力()です。

原()油()・ガス価()格()

最()大()の変()数()
コントロール不()能()
ブレント原()油()LNG価()格()

価()格()が上()がれば利()益()は急()増()、下()がれば急()減()。2025年()の原()油()平()均()は約()70.69ドル(前()期()比()で約()10ドル安())。業()績()が世()界()の市()況()に直結()する、最()も大()きく振()れる要()因()です。

為替()(円()安())

追()い風()になりやすい
ドル建()て収()入()
USD/JPY

売上()の多()くがドル建()て。円()安()になると円()換()算()の利()益()が膨()らみます。2025年()は約()149.6円()。油()価()が下()がっても円()安()が利()益()を下支()えする、クッション役()です。

生()産()量()・コスト

自()助()努()力()
安()定()の源()
イクシス安()定()生()産()コスト管()理()

長()期()契()約()に基()づくLNGの安()定()生()産()と、コスト削()減()・増()産()(Profit Booster等())。市()況()に左()右()されにくい“地()力()”の部()分()で、ここを積()み上()げて本()源()的()な収()益()力()を高()めています。

過()去()の原()油()サイクル

原()油()の波()に、業()績()は素()直()に連()動()してきた

2014-16

シェール革()命()で原()油()急()落()

原()油()が100ドル超()から30ドル台()へ暴()落()。約()4,580億()円()が重()なり、2016年()3月()期()は純()利()益()78%()減()(約()167億()円()の黒()字())。資()源()価()格()次()第()で業()績()が大()きく振()れる構()造()をはっきり示()した局()面()です。上()場()来()初()の通()期()赤()字()は2020年()12月()期()(△1,117億()円())です。

2020

コロナ・ショック

世()界()の移()動()が止()まり原()油()需()要()が消()滅()、価()格()は一時()マイナスに。2020年()12月()期()は大()幅()減()益()。需()要()側()の崩()壊()に弱()いことが露()呈()しました。

2022-23

ウクライナ侵()攻()でエネルギー高()騰()

供()給()不()安()で原()油()・ガスが急()騰()。過()去()最()高()水()準()の利()益()を記()録()しました。この潤()沢()な利()益()が、その後()の増()配()・の原()資()になりました。

2024-25

中()位()の油()価()で高()水()準()を維()持()

原()油()は70ドル前()後()で推()移()。25.12期()の当()期()利()益()は3,938億()円()。油()価()が下()がっても、以()前()より高()い利()益()を出()せる“地()力()”がついてきました。

いまの立()ち位()置()

原()油()60〜70ドル + 地()政()学()リスクで上()下()に振()れる

足()元()は原()油()が60〜70ドル台()。中()東()情()勢()(ホルムズ海()峡()など)が緊()張()すると供()給()不()安()で価()格()が跳()ね、INPEX株()も反応()します。一方()、世()界()経済()の減()速()懸()念()は価()格()の重()しに。価()格()次()第()で利()益()が大()きく動()くのは変()わりません。

ただし会()社()は累()進()配()当()(下()限()90円()・減配()しない)と自()社()株()買()いで、価()格()が下()がっても株()主()還()元()を維()持()する姿()勢()。これが株()価()の下支()えになっています。

出所():INPEX 2025年()12月()期() 決算()短()信()・決算()説()明()会()資()料()、有()価()証()券()報()告()書()。セグメント利()益()・構()成()は概()算()で、年()により変()動()します。過()去()の業()績()はその年()の油()価()・為替()で大()きく変()わります。

04 / 最()新()決算()を読()む

2025年()12月()期()は減()益()。
でも“中()身()”は悪()くない。

2026年()2月()12日()発表()の通()期()決算()(2025年()1月()〜12月()/INPEXは12月()決算())は、原()油()安()で減()収()減()益()でした。とはいえ、下()がった理()由()の中()心()は外()部()要()因()です。まずは事()実()としての数()字()を押()さえましょう。

売上()収()益()
2.01兆()円()
−11.2%() 前()期()比()
当()期()利()益()(株()主()帰()属())
3,938億()円()
−7.8%() 前()期()比()
約()1.1兆()円()
高()採()算()は維()持()

当()期()利()益()の推()移()と来()期()予()想()

単()位():億()円() / 親会社()の所()有()者()に帰()属()する当()期()利()益()
0 1,250 2,500 3,750 5,000 3,217 2023 4,273 2024 3,938 2025 4,000 2026 会社予想
実績()会()社()予()想()(26.12期())

利()益()は原()油()価()格()の波()で上()下()します。2022年()はエネルギー高()騰()で過()去()最()高()水()準()(約()4,400億()円())、2020年()はコロナで大()きく落()ち込()みました。2026年()5月()に通()期()予()想()を3,500〜4,500億()円()へ上()方()修()正()(油()価()70〜83ドル・154〜156円()前()提())。チャートの2026予()は中()央()値()の4,000億()円()。

減()益()の中()身()を読()む

下()がった主()因()は「油()価()」。実()力()は落()ちていない

減()益()の最()大()の理()由()は、原()油()の平()均()販()売()価()格()が前()年()より約()10ドル下()がった(70.69ドル)こと。事()業()がうまくいかなかったのではなく、市()況()が下()がったのが主()因()です。

むしろ会()社()は、期()初()予()想()(3,300億()円())を638億()円()上()回()る3,938億()円()で着()地()。コスト改()善()や豪()州()の税()負()担()減()などが貢()献()しました。

ポジティブ材()料()

条()件()をそろえれば“実質()・過()去()最()高()”

会()社()の説()明()では、油()価()を約()68ドル・為替()を約()149円()という2025年()の前()提()でそろえて比()べると、過()去()の決算()で最()も良()い数()字()。本()源()的()な稼()ぐ力()は着()実()に上()がっています。

採()算()も高()く、第()4四半()期()の売上()は53.5%()。少()ない売上()から厚()く利()益()を取()れる、資()源()会()社()らしい収()益()構()造()です。

出所():INPEX 2025年()12月()期() 決算()短()信()・決算()説()明()会()資()料()(2026/2/12)、各()社()報()道()。過()年()度()の利()益()はその年()の油()価()・為替()で大()きく変()動()します。

05 / 来()期()はどうなる?

会()社()予()想()は減()益()の3,300億()円()。
ただし「油()価()安()・控()えめ前()提()」です。

会()社()自()身()が示()す2026年()12月()期()の見()通()しです。会()社()予()想()は「達成()を約()束()する数()字()」ではなく「いまの計()画()値()」。INPEXは毎()年()やや控()えめ(保()守()的())な油()価()前()提()を置()く傾()向()があり、上振()れすることが多()い点()も押()さえておきましょう。

26.12期() 会()社()予()想() 当()期()利()益()
3,300 億()円()
−638億()円()(前()期()比()) / 油()価()安()前()提()の保()守()的()計()画()
それでも1株()配()は100円()→108円()へ増()配()予()定()

予()想()を読()むうえでの3つの注()記()

① 前()提()はブレント原()油()63ドル・為替()151円()。2025年()実績()(約()68ドル)より低()い油()価()を置()いており、油()価()が想()定()より高()ければ上振()れします。

② 主()力()イクシスのセグメント利()益()は2,708億()→約()2,200億()を見()込()みます。減()益()でも会()社()は減配()せず増()配()する方()針()を示()しました(累()進()配()当())。

③ 実際()、2026年()5月()には通()期()予()想()を3,500〜4,500億()円()へ上()方()修()正()(油()価()70〜83ドル・154〜156円()前()提())。計()画()が控()えめだったことが裏()づけられました。中()計()では8,500億()円()の成()長()投()資()も計()画()しています。

06 / 株()価()と「割()安()・割()高()」の指()標()

株()価()は原()油()で乱()高()下()。
いまは「割()れ」近辺()です。

INPEXの株()価()は、原()油()価()格()と中()東()情()勢()で大()きく上()下()します。2026年()は春()に4,000円()台()後()半()まで上()げた後()、油()価()の軟()化()で下()落()。足()元()は3,300円()台()です。下()のチャートは主()要()な節()目()をつないだ値()動()きです。

株()価()の推()移()(2026年())

終値()ベースの主()要()な節()目()/単()位():円()
3,200 3,800 4,400 5,000 3,677 2/20 4,955 3/30 4,118 5/01 3,500 6/19 3,287 6/25 3,351 6/26
株()価()直近()の反発()(6/26・中()東()情()勢())
直近()の株()価()(6月下()旬())
約()3,350円()
原()油()・地()政()学()で変()動()
予()想()配()当()利()回()り
約()3.2%()
配()当()108円() ÷ 株()価()
PBR(株()価()純()資()産()倍()率())
約()0.8倍()
1倍()割()れ

この株()は割()安()?割()高()? — 主()要()指()標()をやさしく

「株()価()が高()い/安()い」は株()価()の数()字()だけでは決()まりません。利()益()や純()資()産()と比()べて初()めて判()断()できます。代()表()的()なものさしを、意()味()とあわせて並()べます(株()価()約()3,350円()で計()算()した概()算())。

1株()あたり利()益()
約()330円() → 約()280円()

1株()が1年()で生()む利()益()。25.12期() 約()330円()→26.12期()予() 約()280円()(26.12期()会()社()予()想()・油()価()安()前()提())。

1株()あたり純()資()産()
約()4,100円()

1株()あたりの会()社()の純()資()産()。株()価()がこれを下()回()ると「純()資()産()割()れ(PBR1倍()未()満())」。

株()価()収()益()率()(予())
約()12倍()

株()価()がEPSの何()倍()か=利()益()の何()年()分()。資()源()株()としては標()準()的()〜やや低()めの水()準()。

PBR株()価()純()資()産()倍()率()
約()0.8倍()

株()価()がBPSの何()倍()か。1倍()未()満()=会()社()の純()資()産()より株()価()が安()い状()態()。資()源()株()にありがち。

自()己()資()本()利()益()率()
約()8%() → 約()7%()

株()主()のお金()をどれだけ効()率()よく増()やしたか。自()己()資()本()が厚()いぶん数()値()は控()えめ。

総()資()産()利()益()率()
約()5%()

資()産()全()体()をどれだけ効()率()よく使()い利()益()を生()んだか(25.12期()実績()ベース)。重()い設()備()を持()つ業()種()としては良()好()。

配()当()利()回()り予()想()
約()3.2%()

株()価()に対()し年()間()配()当()が何()%()か。108円()への増()配()+株()価()下()落()で、利()回()りは上()昇()。

自()己()資()本()比()率()財()務()の強()さ
約()61%()

総()資()産()の6割()が自()前()資()本()。借金()が少()なく財()務()は非()常()に健()全()。ここが大()きな強()み。

いちばんの注()目()点()

なぜ、いつも「割()安()」に見()えるのか

INPEXのPBRは長()年()1倍()前()後()〜それ以()下()で推()移()してきました(過()去()の範()囲()はおよそ0.2〜1.4倍())。理()由()は、①利()益()が油()価()次()第()で読()みにくい「資()源()株()ディスカウント」、②脱()炭()素()という長()期()の逆()風()。一方()、厚()い自()己()資()本()と手()厚()い還()元()が下支()えとなり、極()端()には下()がりにくい構()造()です。下()のバーは過()去()の振()れ幅()と現()在()地()のイメージです。

1.0倍()
現()在() 約()0.8倍()
過()去()レンジ 0.2〜1.4倍()

出所():IRBANK・各()金()融()情()報()サイト、INPEX IR資()料()(指()標()は2026年()6月()時()点()、株()価()15〜20分()遅()延())。EPS/BPS/PERは株()価()や集()計()元()・会()計()基()準()により表()記()が異()なります。1株()あたりの数()値()は概()算()です。

07 / 指()標()を他()社()・市()場()と比()べる

市()場()より「割()安()」、財()務()は「別格()に頑()丈()」。

指()標()は単()体()では意()味()を持()ちません。石()油()・資()源()の同()業()と市()場()全()体()(東()証()プライム)という2つの“ものさし”に当()てると、INPEXの位()置()が見()えてきます。

指()標()くらべ(自()社()/同()業()/市()場())

バーの長()さは水()準()のイメージ
PBR株()価()純()資()産()倍()率()(低()いほど割()安())
INPEX
約()0.8倍()
石()油()・資()源()同()業()
約()0.8倍()
市()場()平()均()
約()1.4倍()
PER(予())株()価()収()益()率()(低()いほど割()安())
INPEX
約()12倍()
石()油()・資()源()同()業()
約()10倍()
市()場()平()均()
約()16倍()
配()当()利()回()り予()想()(高()いほど配()当()が厚()い)
INPEX
約()3.2%()
石()油()・資()源()同()業()
約()3.8%()
市()場()平()均()
約()2.2%()
自()己()資()本()比()率()財()務()の安()定()性()(高()いほど頑()丈())
INPEX
約()61%()
石()油()・資()源()同()業()
約()40〜50%()
市()場()平()均()
約()40%()

※ 石()油()・資()源()同()業()=ENEOS・出光興産()・石()油()資()源()開()発()(JAPEX)等()の目()安()。市()場()平()均()=東()証()プライムの概()算()。集()計()元()・時()点()で変()動()します。

読()み解()き① 市()場()よりは「割()安()」

PBRは1倍()割()れ、PERも市()場()平()均()(約()16倍())より低()い約()12倍()。これは資()源()株()に共()通()する“ディスカウント”で、INPEXに限()った話()ではありません。利()益()が油()価()次()第()で読()みにくいことと、脱()炭()素()という長()期()不()安()が映()っています。

裏()を返()せば、油()価()が想()定()より高()く推()移()すれば、割()安()が修()正()される余()地()があります。

読()み解()き② 財()務()の頑()丈()さは「別格()」

最()大()の違()いは自()己()資()本()比()率()61%()。借金()が少()なく、現()金()も厚()い“無()借金()体()質()に近()い”会()社()です。これは油()価()が暴()落()しても倒()れにくく、配()当()を続()けやすいことを意()味()します。

資()源()株()は浮()き沈()みが激()しいぶん、この財()務()の余()裕()が安()心()材()料()。日本()唯()一()の国()産()E&Pという希()少()性()も、他()社()にはない特()徴()です。

08 / 市()場()・アナリストの評()価()

プロは「買()い」寄()り。個()人()は真()っ二()つ。

証()券()アナリストのコンセンサスは「買()い」ですが、中()立()も多()め。一方()で個()人()投()資()家()の見()方()は強()気()と弱()気()にくっきり割()れているのがINPEXの特()徴()です。両()者()を並()べます。

アナリスト判()断()(レーティング)

コンセンサスは「買()い」。★★★★☆(やや強()気())だが中()立()も多()い。

強()気()・買()い
6
中()立()
5
弱()気()・売()り
1

※ 集()計()の一()例()で「買()い6:中()立()5:売()り1」程()度()(みんかぶ/投()資()情()報()サイト、2026年()6月()時()点())。買()い優()勢()だが、中()立()も無()視()できない構()成()です。

目()標()株()価()(1年()後()予()想())

下()限()
2,880 円()
平()均()(コンセンサス)
約()4,050 円()
上()限()
4,950 円()

平()均()目()標()株()価()はおよそ4,000〜4,100円()で、直近()株()価()(約()3,350円())より15〜20%()上()。ただしレンジは2,880〜4,950円()と広()く、油()価()次()第()で見()方()が大()きく割()れていることが読()み取()れます。

個()人()投()資()家()の温()度()感()

「強()く買()い」44%() <>「強()く売()り」28%()

掲()示()板()の感()情()投()票()では「強()く買()いたい」が約()44%()と最()多()の一方()、「強()く売()りたい」も約()28%()。高()配()当()・割()安()に魅()力()を感()じる層()と、脱()炭()素()・油()価()下()落()を警()戒()する層()が真()っ向()から対()立()しています。意()見()が割()れる=この株()の評()価()が一筋()縄()でいかないことの表()れです。

出所():みんかぶ・investing.com等()のアナリスト集()計()、Yahoo!ファイナンスの感()情()投()票()(2026年()6月()時()点())。目()標()株()価()・判()断()は各()社()・時()点()で異()なります。

09 / 投()資()信()託()での採()用()状()況()

知()らないうちに、もう持()っているかも。

INPEXは日経()平()均()・など主()要()指()数()の構()成()銘()柄()なので、インデックス投()信()を通()じて多()くの人()が間()接()的()に保()有()しています。さらに高()配()当()・バリュー系()のアクティブ投()信()でも定()番()候()補()。「採()用()される理()由()」を見()ると、市()場()の評()価()軸()が分()かります。

主()要()指()数()すべて採()用()
INPEXは日経()平()均()株()価()(225)・TOPIX・JPX日経()400の主()要()3指数()すべてに採()用()。これらに連()動()する多()数()のインデックス投()信()・が自()動()的()に保()有()するため、個()人()が知()らないうちに間()接()保()有()しているケースが非()常()に多()い銘()柄()です。

パッシブインデックス投()信()・ETF

指()数()に採()用() → 連()動()ファンドが自()動()的()に保()有()

  • 日経()平()均()株()価()(225)日経()225連動()型()のETF・投()信()(例():NF・日経()225 ETF など)が保()有()。
  • TOPIX(東()証()株()価()指()数())TOPIX連()動()型()(例():上()場()TOPIX、NF・TOPIX ETF など)。日本株()インデックスの王()道()。
  • JPX日経()インデックス400ROE・営()業()利()益()・ガバナンス等()で選()ぶ“質()”の指()数()。連()動()型()(例():上()場()JPX日経()400)が保()有()。

エネルギー安()全()保()障()の中()核()として、また国()の黄()金()株()が入()る特()別()な会()社()として、日本()の代()表()的()な大()型()株()に位()置()づけられます。指()数()に入()っている限()り、相()場()全()体()に資()金()が向()かえばINPEXにも自()動()的()に買()いが入()る構()造()です。

アクティブ運()用()者()が選()ぶファンド

高()配()当()・バリュー・資()源()/エネルギーを狙()う投()信()の定()番()候()補()

  • 高()配()当()株()ファンド予()想()配()当()利()回()りが市()場()平()均()より高()く、累()進()配()当()(減配()しない方()針())で大()型()・高()流()動()性()。各()種()「高()配()当()株()/好()配()当()株()」投()信()の定()番()候()補()。
  • バリュー(割()安())株()ファンドPBR1倍()割()れ・低()PERの代()表()格()。割()安()が修()正()される“伸()びしろ”を狙()う投()信()に組()み入()れられやすい。
  • 資()源()・エネルギー/インフレ対()応()系()原()油()高()・インフレ局()面()で強()い「資()源()株()」として。物価()上()昇()への備()えやポートフォリオ分()散()の目()的()で選()ばれる。

なぜ、これだけ多()くのファンドに選()ばれるのか

① 主()要()3指数()すべてに採()用() → パッシブ資()金()が自()動()流()入()② 高()配()当()+累()進()配()当() → 高()配()当()ファンドの定()番()③ 割()安()(低()PER・PBR1倍()割()れ) → バリューファンド④ 資()源()・インフレ対()応() → エネルギーテーマ⑤ 大()型()・高()流()動()性() → 大()きく持()てる

※ 具()体()的()にどのファンドがどれだけ保()有()するかは、各()ファンドの月()次()レポート(組入()上()位()銘()柄())で変()動()します。ここでは「採()用()されやすい理()由()」を整()理()しています。

出所():各()指()数()の構()成()銘()柄()、運()用()会()社()の交()付()目論見()書()・マンスリーレポート、投()信()情()報()サイト等()。

10 / 投()資()家()からの評()判()

国()内()では「国()策()の高()配()当()株()」。
株()主()の筆頭()は、なんと政()府()です。

INPEXの株()主()構()成()は、ほかの会()社()と決定()的()に違()います。筆頭()株()主()が経済()産()業()大()臣()(政()府())で、さらに拒()否()権()付()きの「黄()金()株()」も政()府()が握()っています。個()人()投()資()家()と海()外()勢()、それぞれの見()方()を並()べます。

国()内()の個()人()投()資()家()

「割()安()・高()配()当()・国()策()の安()心()感()」
  • +高()配()当()(利()回()り約()3%())+累()進()配()当()で「減配()しない」安()心()感()。長()期()保()有()の高()配()当()株()として人()気()。
  • +QUOカードの株()主()優()待()(400株()以()上())も個()人()に好()まれる。政()府()が支()える“国()策()株()”という安()心()感()も。
  • -業()績()が原()油()価()格()次()第()で読()みにくい。減()益()見()通()しや脱()炭()素()の逆()風()が出()ると、まとまった売()りも出()やすい。
  • ±掲()示()板()では強()気()と弱()気()が真()っ二()つ(前()セクション参()照())。「割()安()」と見()るか「万()年()割()安()」と見()るかで評()価()が分()かれる。

政()府()・海()外()の機()関()投()資()家()

「資()源()資()産()だが、外()資()の支()配()は不()可()」
  • +政()府()(経済()産()業()大()臣())が筆頭()株()主()で約()24%()を保()有()(2025年()12月末())。エネルギー安()全()保()障()のため、国()が安()定()株()主()として支()える構()図()。
  • +海()外()機()関()は割()安()な資()源()資()産()・高()い財()務()健()全()性()を評()価()して一定()保()有()。原()油()高()・インフレ局()面()の分()散()先()としての需()要()も。
  • -黄()金()株()で外()資()の影()響()力()は制()限()。大()量()取()得()や重()要()事()項()に政()府()が拒()否()権()を持()つため、買()収()・アクティビスト的()な圧()力()は効()きにくい。
  • ±脱()炭()素()を重()視()するESG系()の資()金()からは敬()遠()されることも。長()期()の化()石()燃()料()リスクが意()識()される。

株()主()の内()訳()(概()算())

政()府() 約()24%()
外()国()人() 約()26%()
国()内()機()関() 約()25%()
個()人() 約()25%()
政()府()(経済()産()業()大()臣())約()24%()+黄()金()株()外()国()法()人()等() 約()26%()国()内()金()融()機()関()・信()託() 約()25%()個()人()・その他() 約()25%()

大()株()主()(筆頭())

  • 経済()産()業()大()臣()(政()府())23.74%()
  • + 甲()種()類()株()式()(黄()金()株()・拒()否()権()付())政()府()保()有()
  • 以()下():信()託()口()(日本()マスタートラスト等())・海()外()機()関() 等()—

政()府()が約()24%()(2025年()12月末())の筆頭()株()主()。普()通()株()に加()え「黄()金()株()」も握()るのがINPEX最()大()の特()徴()です。比()率()は概()算()で、信()託()口()は多()くの投()資()家()の“預()かり口()”です。

財()務()と還()元()の素顔()

会()社()開()示()の数()字()で見()る「頑()丈()な財()務()」と「手()厚()い還()元()」。

  • 自()己()資()本()比()率()約()61%()
  • ROE(自()己()資()本()利()益()率())実績()/予()想()約()8%() / 約()7%()
  • 2025年度() 約()55%()
  • 年()間()配()当()100円() → 108円()
  • 自()己()株()取()得()(2025年度())約()1,000億()円()

自()己()資()本()比()率()61%()と借金()が少()なく、現()金()も厚()い“頑()丈()な財()務()”。利()益()の半()分()以()上()を配()当()+自()社()株()買()いで還()元()しています。資()源()株()は浮()き沈()みが激()しいぶん、この財()務()の余()裕()と手()厚()い還()元()が安()心()材()料()になっています。

出所():INPEX 有()価()証()券()報()告()書()(第()20期())・IR資()料()(大()株()主()・株()式()の状()況())、IRBANK等()。経済()産()業()大()臣()の保()有()比()率()(23.74%())は2025年()12月末()基()準()。その他()の内()訳()は概()算()です。

11 / 黄()金()株()とエネルギー安()全()保()障()

政()府()が「拒()否()権()」を握()る、
日本()の上()場()会()社()では唯()一()の会()社()。

INPEXを理()解()するうえで避()けて通()れないのが黄()金()株()(おうごんかぶ)。政()府()が経()営()の重()要()事()項()に“拒()否()権()”を持()つ特()別()な株()で、これを発行()しているのは日本()の上()場()会()社()では唯()一()です。仕()組()みと、良()い面()・悪()い面()を整()理()します。

黄()金()株()(甲()種()類()株()式())とは、1株()でも、特()定()の重()要()事()項()に対()して「ノー」と言()える拒()否()権()を持()つ特()別()な株()のこと。INPEXでは経済()産()業()大()臣()がこれを保()有()し、取締役()の選()解()任()、重()要()資()産()の処()分()、合併()などの組()織()再()編()、解()散()などに歯()止()めをかけられます。外()資()の大()量()取()得()への備()えは、選()解()任()への拒()否()権()を通()じて効()く仕()組()みです。

なぜ必()要()か。INPEXは日本()のエネルギー安()全()保()障()の要()だからです。エネルギーを輸()入()に頼()る日本()にとって、自()前()で石()油()・ガスを確()保()するこの会()社()が外()国()に支()配()されては困()る。だから政()府()が普()通()株()(約()24%())に加()えて黄()金()株()でも“安()全()装()置()”をかけているのです。

メリット国()に守()られる強()み

  • エネルギー安()全()保()障()の後()ろ盾():国()策()会()社()として、長()期()の大()型()開()発()を国()とともに進()められる。
  • 安()定()株()主()の存()在():政()府()が約()24%()を保()有()する筆頭()株()主()。短()期()の株()主()圧()力()に振()り回()されにくい。
  • 買()収()・乗()っ取()りに強()い:黄()金()株()で外()資()の支()配()を防()げる。腰()を据()えた長()期()投()資()がしやすい。
  • 希()少()性():日本()唯()一()の本()格()的()な国()産()E&P。代()わりのきかない存()在()として位()置()づけられる。

デメリット“割()安()”の理()由()にも

  • 経()営()の自()由()度()が制()約():重()要()事()項()に政()府()の同()意()(甲()種()類()株()主()総()会())が要()る。機()動()的()な再()編()がしにくい。
  • 市()場()の規()律()が効()きにくい:アクティビストや買()収()による“揺()さぶり”が効()かず、変()革()圧()力()がかかりにくい。
  • 国()策()と株()主()利()益()の綱()引()き:エネルギー安()定()供()給()が優()先()され、株()主()還()元()が後()回()しになる場()面()も。
  • ディスカウント要()因():この“動()かしにくさ”が、PBR1倍()割()れの一因()とも言()われる。
いまの位()置()づけ

脱()炭()素()時()代()でも、国()が支()える前()提()は変()わらない

第()7次()エネルギー基()本()計()画()でも、エネルギーの安()定()供()給()(Energy Security)は国()の大()前()提()とされ、石()油()・天()然()ガスの自()主()開()発()比()率()を高()める方()針()が再()確()認()されています。INPEXは脱()炭()素()(水()素()・CCS・洋()上()風()力())にも国()とともに取()り組()むことで、エネルギー転()換()後()も国()策()の中()核()であり続()けようとしています。黄()金()株()は、その“国()とINPEXの関()係()”を象()徴()する仕()組()みです。

※ 各()社()には、こんな“顔()”があります。オリックスの多()角()化()とPBR再()評()価()、JTの政()府()1/3超()保()有()・高()配()当()、三菱()商()事()のバークシャーが大()株()主()の総()合()商()社()、MUFGのモルガン・スタンレーに約()24%()出資()、J-POWERの大()間()原発()を抱()える卸()電()力()。INPEXの顔()は、この黄()金()株()とエネルギー安()全()保()障()です。

12 / マクロ環()境()との接点()

原()油()・地()政()学()・脱()炭()素()・円()安()。
大()きな潮()流()は、INPEXにどう効()くか。

資()源()会()社()だからこそ、世()界()の大()きなテーマが業()績()に直結()します。INPEXに効()く主()要()な追()い風()・逆()風()を、4つの切()り口()で整()理()します。

原()油()・ガス価()格()

最()大()の変()数()

業()績()を最()も大()きく動()かす要()因()。1ドルの油()価()変()動()が利()益()を数()十()億()円()単()位()で動()かします。足()元()は60〜70ドルの中()位()水()準()で、過()去()より高()い利()益()を出()せる体()質()になっています。

OPEC+の減()産()方()針()、世()界()経済()の強()弱()、米()シェールの増()産()などで日々()変()動()。価()格()が上()がれば一気()に増()益()に振()れる“”が働()きます。

地()政()学()(中()東())

両()面()(主()に追()い風())

中()東()情()勢()(ホルムズ海()峡()など)が緊()張()すると供()給()不()安()で原()油()が急()騰()し、INPEX株()はしばしば上()昇()します。

2026年()6月()の海()峡()での緊()張()時()も株()価()が反発()しました。

ただし、紛()争()が世()界()経済()の減()速()につながれば需()要()が冷()え、価()格()を押()し下()げる面()も。地()政()学()は諸()刃()の剣()です。

脱()炭()素()・エネルギー転()換()

長()期()の逆()風()

世()界()が化()石()燃()料()への依()存()を減()らす流()れは、長()期()では需()要()面()の重()し。ESG重()視()の資()金()から敬()遠()される一因()にもなっています。

一方()、LNG(天()然()ガス)は「移()行()期()の燃()料()」として当()面()需()要()が続()く見()込()み。INPEXが水()素()・CCS・洋()上()風()力()に投()資()するのは、この逆()風()に備()える動()きです。

円()安()・AI電()力()需()要()

追()い風()

売上()の多()くがドル建()てのため、円()安()は円()換()算()の利()益()を押()し上()げます。日()銀()が金()利()を上()げても、円()安()が続()けば下支()えに。

さらにAI・データセンターの普()及()で世()界()の電()力()需()要()が急()増()。発()電()燃()料()としてのLNG・天()然()ガス需()要()を中()長()期()で支()える要()因()になります。

出所():各()種()報()道()・INPEXサステナビリティ資()料()・エネルギー基()本()計()画()等()(2026年()6月()時()点())。マクロの影()響()は不()確()実()性()が高()く、ここでの整()理()は方()向()感()を示()すものです。

13 / 5年()・10年()・20年()の立()ち位()置()

「石()油()・ガスで稼()ぐ会()社()」から
「総()合()エネルギー会()社()」へ。

INPEXが描()く長()期()の方()向()性()と、その先()の構()造()シナリオです。5年()・10年()は会()社()の公()表()目()標()、20年()は公()表()目()標()のない構()造()的()な見()立()てとして、区()別()して読()んでください。

いま / 2026
資()源()で稼()ぐ会()社()
現()在()地()
実績()
  • 当()期()利()益()3,938億()円()(25.12期())
  • PBR約()0.8倍()・配()当()利()回()り約()3.2%()
  • 業()績()は原()油()価()格()に大()きく依()存()
〜5年() / 2027
還()元()と成()長()の両()立()
中()期()経()営()計()画() 2025-27
会()社()目()標()
  • 総()還()元()性()向()50%()以()上()(累()進()配()当()+自()社()株()買()い)
  • 8,500億()円()の成()長()投()資()を計()画()
  • アバディLNGのFID(投()資()決定())判()断()へ
  • 低()炭()素()事()業()の実証()を順()次()開()始()
〜10年() / 2035
第()2の柱()を育()てる
INPEX Vision 2035
会()社()ビジョン
  • 長()期()目()標()営()業()キャッシュ・フロー60%()拡()大()
  • 水()素()・アンモニア・CCS・洋()上()風()力()を「第()2・第()3の成()長()軸()」に育()成()
  • 石()油()・ガスで稼()ぎつつ脱()炭()素()へ移()行()
〜20年() / 2045
エネルギー転()換()の分()岐()点()
構()造()シナリオ(推()定())
見()立()て
  • 化()石()燃()料()の需()要()がどこまで残()るかが最()大()の不()確()実()性()
  • CCS・水()素()で「脱()炭()素()時()代()のエネルギー会()社()」に転()身()できるか
  • 国()のエネルギー安()全()保()障()の中()核()という立場()は続()く可()能()性()が高()い
  • リスク:脱()炭()素()が急()速()に進()めば既()存()資()産()が“座()礁()”する恐()れ

10年()後()までは会()社()が掲()げる方()向()性()に沿()っていますが、達成()は原()油()価()格()や技()術()次()第()で保()証()されません。20年()後()は不()確()実()性()がさらに大()きく、ここでの記()述()は一()つのシナリオです。長()期()見()通()しほど幅()をもって捉()えるのが安()全()です。

14 / 配()当()・株()主()還()元()

「減配()しない」累()進()配()当()+自()社()株()買()い。

INPEXの還()元()方()針()はシンプルで強()力()です。累()進()配()当()、つまり業()績()が悪化()しても配()当()を下()げず、増()やすか維()持()するという約()束()を掲()げています。資()源()株()にしては配()当()が読()みやすいのが魅()力()です。

26.12期() 予()想()配()当()
108円()
前()期()100円()から増()配()
累()進()配()当()の下()限()
90円()
これを下()回()らない方()針()
予()想()配()当()利()回()り
約()3.2%()
株()価()約()3,350円()で計()算()

配()当()方()針()は累()進()配()当()(1株()年()90円()を下()限()とし、減配()しない)。減()益()見()通()しの2026年度()も、配()当()はむしろ100円()→108円()へ増()配()する予()定()です。利()益()が原()油()で揺()れても配()当()は下支()えされる。ここが高()配()当()株()として支()持()される理()由()です。

配()当()に加()えて自()社()株()買()いも実施()。2025年度()は年()間()配()当()(100円())に約()1,000億()円()の自()己()株()取()得()を組()み合()わせ、総()還()元()性()向()は約()55%()に。中()期()経()営()計()画()(2025-2027年())でも総()還()元()性()向()50%()以()上()を掲()げています。

さらに株()主()優()待()(QUOカード)も。2019年()導()入()で、毎()年()12月末()時()点()で400株()以()上()を1年()以()上()継()続()保()有()する株()主()が対()象()(継()続()判()定()は6月末()・12月末()の株()主()名()簿()を使()用())。長()期()保()有()を促()す内()容()です。

出所():INPEX 配()当()方()針()・2025年()12月()期() 決算()短()信()・決算()説()明()会()資()料()(2026/2/12)、IR資()料()。配()当()利()回()りは株()価()により変()動()します。

15 / リスクと注()意()点()

高()配()当()の裏()で、見()ておくべき4つの論()点()。

財()務()は頑()丈()で配()当()も手()厚()い一方()、資()源()会()社()ならではの不()安()定()さがあります。良()い面()だけでなく、ここを併()せて見()るのが大()切()です。

01

原()油()・ガス価()格()と為替()の変()動()(業()績()直結())

最()大()のリスク。利()益()は油()価()と為替()でほぼ決()まり、自()分()でコントロールできません。2020年()12月()期()には上()場()来()初()の通()期()赤()字()(親会社()帰()属()△1,117億()円())に転()落()した実績()も。価()格()が下()がれば利()益()も配()当()余()力()も縮()みます。

02

脱()炭()素()という長()期()の逆()風()

世()界()が化()石()燃()料()を減()らす流()れが続()けば、中()長()期()で需()要()・価()格()の重()しに。最()悪()の場()合()、開()発()済()みの油()ガス田()が使()えなくなる「座()礁()資()産()」のリスクも。水()素()・CCSへの転()換()が間()に合()うかが問()われます。

03

地()政()学()・大()型()プロジェクトのリスク

権()益()は中()東()・カザフ・豪()州()・インドネシアなど世()界()各()地()。紛()争()・制()裁()・資()源()国()の政()策()変()更()で操()業()が左()右()されます。アバディLNG等()の大()型()開()発()は、遅()延()・コスト超()過()や探()鉱()費()の先()行()負()担()も起()こり得()ます。

04

黄()金()株()による経()営()自()由()度()の制()約()

政()府()が拒()否()権()を持()つため、機()動()的()な再()編()や大()胆()な株()主()還()元()がしにくい面()も。市()場()の規()律()(買()収()・アクティビズム)が効()きにくく、これがPBR1倍()割()れの一因()とも言()われます。

これらの多()くは資()源()株()・国()策()株()に共()通()する論()点()です。「高()配()当()・割()安()・頑()丈()な財()務()」という魅()力()と、「油()価()次()第()・脱()炭()素()・動()かしにくさ」という弱()点()をセットで見()る姿()勢()が、この会()社()を理()解()する近()道()です。

* / 3行()でまとめると

このページの要()点()。

正()体():INPEXは日本()最()大()の石()油()・天()然()ガス開()発()会()社()(E&P)。世()界()各()地()で資()源()を掘()って売()り、利()益()の大()半()は豪()州()のイクシスLNG。政()府()が黄()金()株()を持()つ国()内()上()場()会()社()では唯()一()の会()社()で、エネルギー安()全()保()障()の要()。

決算():25.12期()は当()期()利()益()3,938億()円()(原()油()安()で減()益()だが、条()件()をそろえれば実質()過()去()最()高()水()準())。26.12期()予()は油()価()安()・控()えめ前()提()の3,300億()円()で、上振()れしやすい計()画()。

指()標():PER約()12倍()・PBR約()0.8倍()と割()安()で、自()己()資()本()比()率()約()61%()と財()務()は別格()に頑()丈()。ただし業()績()は原()油()価()格()と為替()で大()きく振()れる。割()安()は資()源()株()共()通()のディスカウント。

還()元():累()進()配()当()(下()限()90円()・減配()しない)で配()当()は100→108円()へ増()配()。総()還()元()性()向()50%()以()上()+QUOカード優()待()。減()益()局()面()でも還()元()を維()持()する姿()勢()が高()配()当()株()として支()持()される。

評()価()・未()来():アナリストは買()い寄()り(平()均()目()標()約()4,050円())だが個()人()は賛否()が真()っ二()つ。脱()炭()素()が長()期()の逆()風()で、水()素()・CCS・洋()上()風()力()へ転()換()中()。原()油()高()か脱()炭()素()加()速()か、で評()価()が分()かれる。