一覧() JT入()門() 2914 / 東()証()P
総()合()解()説()・ゼロから読()む

たばこで世()界()3位()。
日本()では独()占()製()造()。
JTとは何()者()か。

JT(証()券()コード 2914)は、日本()で紙()巻()たばこを独()占()的()に製()造()できる唯()一()の会()社()。海()外()でも世()界()3位()のたばこ大()手()で、政()府()(財()務()大()臣())が約()3分()の1を保()有()する特()別()な会()社()です。このページは、名()前()は知()っていても中()身()は知()らない、そんな人()のために、決算()の事()実()・株()価()・高()配()当()をやさしく順()番()に解()きほぐします。

メビウス
Winston
Camel
アメスピ
Ploom(加()熱()式())
セブンスター
JTI(海()外())
加()工()食()品()
テーブルマーク
約()12兆()円()
当()期()利()益()(25.12期())
5,102億()円()
約()49%()
予()想()
約()4.0%()

数()値()の基()準()時()点():決算()=2025年()12月()期()(2026/2/12発表())/ 通()期()予()想()・配()当()=2026年()7月()30日()発表()(第()2四半()期()決算()にあわせた上()方()修()正()後()) / 株()価()=2026年()6月下()旬()時()点()(株()価()約()6,100円()。・配()当()利()回()りはこの株()価()と上()方()修()正()後()の予()想()で再()計()算())。出所():JT(日本()たばこ産()業())資()料()(・決算()説()明()会()資()料()・)、東()京()証()券()取引()所()等()の開()示()、各()証()券()・金()融()情()報()サイト。

いそがしい人()へ
  • 01JTは、日本()で紙()巻()たばこを独()占()的()に製()造()できる唯()一()の会()社()。海()外()でも世()界()3位()で、政()府()(財()務()大()臣())が約()1/3を保()有()する特()別()な会()社()です。
  • 0225.12期()の当()期()利()益()は5,102億()円()(前()期()比()+184.6%())。ただしこの急()増()は2024年()のカナダ訴()訟()の反()動()が大()きく、実()力()ベースでも過()去()最()高()益()です。
  • 03配()当()利()回()り約()4.5%()・約()2.7倍()の高()配()当()・ディフェンシブ株()。「不()況()に強()いけど、本()数()減()という逆()風()も抱()える」と覚()えればOKです。
01 / そもそも何()の会()社()?

もとは国()の専()売()事()業()。
いまは世()界()3位()のたばこ会()社()。

JTのルーツは、国()がたばこを独()占()して売()っていた「専()売()制()度()」。1985年()の民()営()化()で生()まれたのがJT(日本()たばこ産()業())です。日本()では今()も、たばこを製()造()できる唯()一()の会()社()。そこから海()外()へ攻()め込()み、いまや世()界()3位()のたばこメーカーになりました。

ポイントは「国()に守()られた独()占()企()業()」が「世()界()で戦()う多()国()籍()企()業()」へ変()わってきたこと。国()内()の安()定()収()益()を土()台()に、巨()額()買()収()で海()外()を取()り込()み、いまは利()益()の大()半()を海()外()で稼()ぎます。

1949

日本()専()売()公()社()として発足()

たばこ・塩()などを国()が独()占()して扱()う公()社()としてスタート。国()の財()源()を支()える役()割()を担()う。

1985

民()営()化()、JTが誕生()

日本()専()売()公()社()が民()営()化()され、日本()たばこ産()業()株式会社()(JT)が発足()。1994年()に株()式()上()場()。ただしJT法()により政()府()が株()式()の一定()割()合()を持()ち続()ける仕()組()みは維()持()。

1999

海()外()進()出()の起()点()

米()RJRナビスコの海()外()たばこ事()業()を買()収()し、Winston・Camelなどの世()界()ブランドを獲()得()。グローバル展()開()が本()格()化()。

2007

英()ギャラハーを約()2.2兆()円()で買()収()

当()時()の日本()企()業()として過()去()最()大()級()の海()外()。欧()州()・ロシア等()の基()盤()を一気()に拡()大()し、海()外()たばこ事()業()(JTI)が利()益()の中()心()に。

2022-24

選()択()と集()中()

国()内()・海()外()たばこ事()業()を一本()化()。米()Vector Group(VGR)を買()収()する一方()、医()薬()事()業()(鳥()居()薬()品())は売()却()へ。たばこに経()営()資()源()を集()中()。

今()後()

加()熱()式()たばこで巻()き返()し

紙()巻()たばこの本()数()が減()るなか、加()熱()式()たばこ「Ploom」に最()優()先()で投()資()(日本()市()場()に6,500億()円()規()模())。海()外()成()長()と合()わせ、利()益()を伸()ばす戦()略()。

02 / どうやって稼()ぐ?

稼()ぎの主()役()はたばこ。
しかも、海()外()が中()心()です。

JTの利()益()はたばこ事()業()がほぼすべて。しかも国()内()より海()外()(JTI)の方()が大()きいのが特()徴()です。「本()数()が減()っても値()上()げで増()収()」「円()安()で海()外()の利()益()が膨()らむ」というのが基()本()の稼()ぎ方()。加()えて加()工()食()品()が脇()を固()めます。

国()内()たばこ事()業()(独()占()製()造())

日本()で紙()巻()たばこを製()造()できる唯()一()の会()社()。メビウス・セブンスターなど。市()場()は縮()小()傾()向()だが、値()上()げと高()い市()場()シェアで底()堅()い収()益()を確()保()。

海()外()たばこ事()業()(JTI)|最()大()の柱()

スイス・ジュネーブを拠()点()に70以上()の市()場()で展()開()。Winston(世()界()2位())・Camel(世()界()3位())・Natural American Spirit。利()益()の大()半()を稼()ぐ成()長()エンジン。

加()熱()式()たばこ(Ploom)|最()優()先()投()資()

火()を使()わず加()熱()する次()世()代()たばこ(RRP)。フィリップモリスのIQOSを追()いかける立場()で、日本()市()場()に6,500億()円()規()模()を投()資()。Ploom AURAでユーザー数()が拡()大()中()。

加()工()食()品()事()業()(テーブルマーク)

冷()凍()うどん・パックごはん・お好()み焼()などの冷()凍()/常()温()食()品()と、ラーメンスープ等()の調()味()料()。たばこ以()外()の安()定()収()益()源()。

(医()薬()事()業())→ 売()却()・撤退()へ

かつては鳥()居()薬()品()などで医()薬()も手()がけていましたが、医()薬()事()業()は非()継()続()事()業()に分()類()し売()却()へ。たばこへの「選()択()と集()中()」を進()めています。

※ 業()績()の大()半()はたばこ事()業()で決()まります。本()数()が減()るなかで値()上()げ(単()価()アップ)・海()外()成()長()・加()熱()式()でどれだけ補()えるかが、この会()社()を理()解()する最()大()のカギです(次()のセクションで詳()しく)。

03 / 事()業()の割()合()とディフェンシブ性()

利()益()はほぼ全()部()たばこ。
そして、不()況()に強()い「ディフェンシブ株()」。

JTの売上()の9割()以()上()がたばこ。残()りが加()工()食()品()です。たばこは「不()況()でも吸()う人()は吸()う」ため需()要()が安()定()し、景()気()に左()右()されにくいディフェンシブ(守()りの)銘()柄()の代()表()格()。一方()で、本()数()が減()り続()ける構()造()的()な逆()風()を抱()えます。

売上()収()益()の構()成()

2025年()12月()期()/売上()収()益()・概()算()比()率()
たばこ事業 97% 加工食品事業 3%
たばこ事()業()加()工()食()品()事()業()

※ JTは事()実()上()「たばこ会()社()」。しかもそのたばこ事()業()の中()身()は、海()外()(JTI)が利()益()の大()半()を占()めます。Winston・Camelなど世()界()ブランドを抱()え、円()安()だと海()外()利()益()が円()換()算()で膨()らみます。加()工()食()品()(テーブルマーク)は安()定()収()益()の脇()役()です。

JT株()の「3つの性()格()」

JTを理()解()するカギは、この3つ。守()りの強()さと、それを支()える2つの成()長()の仕()掛()けです。

ディフェンシブ

不()況()に強()い
守()りの土()台()
たばこ需()要()安()定()キャッシュ

たばこは習()慣()性()が高()く需()要()が安()定()。リーマン・ショックやコロナでも業()績()はほとんど崩()れませんでした。景()気()に振()られにくく、毎()年()たっぷり現()金()を生()むのが最()大()の強()み。高()配()当()の源()泉()です。

値()上()げ力()

単()価()アップ
減()少()を補()う武()器()
プライシングブランド力()

本()数()が減()っても値()上()げで売上()・利()益()を伸()ばせる(プライシングパワー)。たばこは値()段()が上()がっても買()う人()が離()れにくいため、数()量()減()を単()価()アップが上()回()るのがこの業()界()の勝()ち筋()です。

海()外()・加()熱()式()

成()長()エンジン
攻()めの2本()柱()
JTI(海()外())Ploom(加()熱()式())

成()長()を担()うのは海()外()(JTI)と加()熱()式()(Ploom)。海()外()は新()興()国()を中()心()に拡()大()、加()熱()式()はIQOSを追()って6,500億()円()を投()資()。円()安()だと海()外()利()益()が膨()らむ追()い風()もあります。

過()去()の不()況()での強()さ

景()気()の波()には強()い。揺()らすのは別()の要()因()

不()況()時()

リーマン・コロナでも安()定()

多()くの企()業()が大()減()益()となるなかでも、たばこ需()要()は底()堅()く業()績()はほとんど崩()れませんでした。これが「ディフェンシブ株()」と呼()ばれる理()由()です。

揺()らす要()因()

増()税()・規()制()・訴()訟()・為替()

JTの業()績()を動()かすのは景()気()ではなく、たばこ増()税()・規()制()強()化()・喫()煙()率()の低()下()・訴()訟()(カナダ型())・為替()。2024年()はカナダ訴()訟()の和()解()費()用()で利()益()が一時()的()に大()きく落()ち込()みました(次()セクション)。

構()造()

本()数()は減()る、でも単()価()は上()がる

世()界()的()に喫()煙()本()数()は減()少()傾()向()。それでも値()上()げと海()外()・加()熱()式()で、金()額()ベースの市()場()はむしろ拡()大()しているのがたばこ産()業()の特()徴()です。

いまの立()ち位()置()

円()安()が追()い風() + 加()熱()式()で巻()き返()し

足()元()は円()安()で海()外()利()益()が膨()らみ、値()上()げも効()いて過()去()最()高()益()を更()新()。たばこ事()業()の勢()いが続()いています。出()遅()れていた加()熱()式()(Ploom)も、6,500億()円()投()資()とPloom AURAで巻()き返()しを図()っています。

一方()で、喫()煙()率()の低()下()という長()期()の逆()風()は変()わりません。「守()りの強()さ」と「構()造()的()な縮()小()」が同()居()するのがJTの現()在()地()です。

出所():JT 2025年()12月()期() 決算()短()信()・決算()説()明()会()資()料()、有()価()証()券()報()告()書()。構()成()比()は概()算()で、年()により変()動()します。海()外()・国()内()の内()訳()は会()計()区()分()により表()示()が異()なります。

04 / 最()新()決算()を読()む

2025年()12月()期()は、利()益()が前()年()の約()3倍()に急()回()復()。

2026年()2月()12日()に発表()された通()期()決算()(2025年()1月()〜12月()/JTは12月()決算())は、大()幅()な増()収()増()益()でした。ただしこの「急()回()復()」は、前()年()の特()殊()事()情()とセットで読()む必()要()があります。まずは事()実()としての数()字()から。

売上()収()益()
3.47兆()円()
+13.4%() 前()期()比()
当()期()利()益()(株()主()帰()属())
5,102億()円()
+184.6%() 前()期()比()
8,670億()円()
+175.9%() 前()期()比()

当()期()利()益()の推()移()と来()期()予()想()

単()位():億()円() / 親会社()の所()有()者()に帰()属()する当()期()利()益()
0 1,750 3,500 5,250 7,000 4,823 2023 1,792 2024 5,102 2025 6,440 2026 会社予想
実績()会()社()予()想()(26.12期())

2024年()が極()端()に低()いのは、カナダの喫()煙()訴()訟()の和()解()で3,756億()円()もの引当金()を一括()計()上()したため(一過()性())。2025年()はその反()動()(剥()落())+たばこ好()調()で急()回()復()しました。2024年()の落()ち込()みも2025年()の急()増()も、半()分()は同()じ訴()訟()要()因()です。

数()字()のカラクリを読()む

「+184.6%()」の正()体()はカナダ訴()訟()

利()益()が前()年()の約()3倍()に見()えるのは、2024年()にカナダ訴()訟()の引当金()3,756億()円()を計()上()して利()益()が1,792億()円()まで激()減()しました。2025年()はその費()用()がなくなった反()動()が大()きいのです。見()出()しの急()増()率()だけで判()断()しないことが大()切()です。

この一過()性()要()因()を除()いた「実()力()ベース」の当()期()利()益()は4,886億()円()。こちらが本()当()の地()力()です。

ポジティブ材()料()

実()力()ベースでも過()去()最()高()益()を更()新()

特()殊()要()因()を除()いても、たばこ事()業()の値()上()げと海()外()(JTI)の好()調()+円()安()で、為替()一定()ベースの調()整()後()営()業()利()益()は約()25%()増()。実()力()ベースでも過()去()最()高()益()を更()新()しています。

資()本()効()率()のは約()13%()と良()好()。本()業()の勢()いは本()物()です。

出所():JT 2025年()12月()期() 決算()短()信()・決算()説()明()会()資()料()(2026/2/12)、各()社()報()道()。「実()力()ベース」=カナダ訴()訟()の負()債()再()測()定()影()響()・スーダン子会社()清()算()損()を除()いた継()続()事()業()ベース。

05 / 来()期()はどうなる?

会()社()予()想()は、当()期()利()益()6,440億()円()。
7月()に上()方()修()正()、増()収()増()益()が続()く見()通()し。

会()社()自()身()が示()す2026年()12月()期()の見()通()しです。会()社()予()想()は「達成()を約()束()する数()字()」ではなく「いまの計()画()値()」。JTはたばこの安()定()収()益()があるぶん、予()想()の確()度()は比()較()的()高()めです。

26.12期() 会()社()予()想() 当()期()利()益()(2026年()7月()30日()上()方()修()正()後())
6,440 億()円()
+26.2%()(前()期()比()) / 売上()・営()業()利()益()も増()収()増()益()
1株()配()は234円()→272円()へ増()配()予()定()(当()初()242円()から30円()上()方()修()正())

予()想()を読()むうえでの3つの注()記()

① 上()方()修()正()後()は売上()3兆()8,850億()円()(+12.0%())、営()業()利()益()1兆()80億()円()(+16.3%())。フィリピン・ロシア中()心()の値()上()げ浸()透()に加()え、想()定()していた円()高()の逆()風()(90億()円())が円()安()の追()い風()(470億()円())に転()じたことも押()し上()げ要()因()です。

② 上()半()期()(1〜6月())は大()幅()増()益()(売上()+17.7%()・営()業()利()益()+29.0%()・当()期()利()益()+35.0%())。これを受()けて2026年()7月()30日()、通()期()予()想()と配()当()を上()方()修()正()しました。

③ 2026年()2月()の通()期()決算()発表()時()は、最()高()益()見()通()しでも市()場()予()想()にやや届()かず株()価()が一時()反()落()しました。「良()い決算()でも期()待()に届()かないと売()られる」典()型()例()です。

出所():JT「2026年()12月()期() 第()2四半()期()(中()間()期())決算()短()信()」(2026年()7月()30日()発表())。上()半()期()実績()・通()期()予()想()の修()正()額()は同発表()に基()づく。

06 / 株()価()と「割()安()・割()高()」の指()標()

この1年()で、株()価()は約()1.7倍()に。

JTの株()価()は過()去()1年()でおよそ+68%()と大()きく上()昇()しました。業()績()の急()回()復()、円()安()、高()配()当()への人()気()が背()景()です。下()のチャートは過()去()1年()の値()動()き、その下()では「割()安()・割()高()」の指()標()をやさしく整()理()します。

株()価()の推()移()(過()去()1年())

2025年()6月()→2026年()6月()/単()位():円()
3,600 4,200 4,800 5,400 6,000 3,645 25/6 4,300 25/9 5,640 25/12 6,020 26/3 6,012 26/6
株()価()直近()(2026年()6月())
直近()の株()価()(6月下()旬())
約()6,100円()
1年()で約()+68%()
予()想()配()当()利()回()り
約()4.5%()
配()当()272円() ÷ 株()価()
PBR(株()価()倍()率())
約()2.7倍()
純()資()産()より高()く評()価()

この株()は割()安()?割()高()? — 主()要()指()標()をやさしく

「株()価()が高()い/安()い」は株()価()の数()字()だけでは決()まりません。利()益()や純()資()産()と比()べて初()めて判()断()できます。代()表()的()なものさしを、意()味()とあわせて並()べます(株()価()約()6,100円()で計()算())。

1株()あたり利()益()
287円() → 363円()

1株()が1年()で生()む利()益()。25.12期() 287円()→26.12期()予() 363円()(2026年()7月()30日()上()方()修()正()後())。着()実()に伸()びる見()込()み。

1株()あたり純()資()産()
約()2,300円()

1株()あたりの会()社()の純()資()産()。株()価()(約()6,100円())はこれを大()きく上()回()る(=PBRが高()い)。

PER株()価()収()益()率()(予())
約()17倍()

株()価()がEPSの何()倍()か=利()益()の何()年()分()。市()場()平()均()並()み〜やや割()安()。

PBR株()価()純()資()産()倍()率()
約()2.7倍()

株()価()がBPSの何()倍()か。1倍()を大()きく超()える=市()場()が高()く評()価()。理()由()は下()記()。

ROE自()己()資()本()利()益()率()
約()13%() → 約()14%()

株()主()のお金()をどれだけ効()率()よく増()やしたか。高()めで良()好()。高()ROEが高()PBRを正()当()化()。

総()資()産()利()益()率()
約()6%()

資()産()全()体()をどれだけ効()率()よく使()い利()益()を生()んだか。良()好()な水()準()。

配()当()利()回()り予()想()
約()4.0%()

株()価()に対()し年()間()配()当()が何()%()か。市()場()平()均()(約()2.2%())より高()い高()配()当()株()の代()表()格()。

自()己()資()本()比()率()財()務()の強()さ
約()49%()

総()資()産()のうち自()前()資()本()の割()合()。海()外()買()収()のが大()きいが、財()務()はおおむね健()全()。

いちばんの注()目()点()

なぜ「PBR2.7倍()」と高()く評()価()されるのか

資()源()株()がPBR1倍()割()れなのに対()し、JTはPBR約()2.7倍()と純()資()産()の2倍()以()上()で取引()されています。理()由()は、①不()況()に強()い安()定()収()益()、②高()いROE(約()14%())、③手()厚()い高()配()当()(利()回()り約()4%())。「少()ない資()産()で効()率()よく稼()ぎ、しっかり還()元()する」会()社()は、純()資()産()より高()く評()価()されるのです。下()のバーは過()去()のPBRの範()囲()と現()在()地()のイメージです。

1.0倍()
現()在() 約()2.7倍()
過()去()レンジ 約()1.0〜2.7倍()

出所():IRBANK・各()金()融()情()報()サイト、JT IR資()料()(指()標()は2026年()6月()時()点()、株()価()15〜20分()遅()延())。EPS/BPS/PERは株()価()や集()計()元()・会()計()基()準()により表()記()が異()なります。1株()あたりの数()値()は概()算()です。

07 / 指()標()を他()社()・市()場()と比()べる

市()場()より「割()高()」。でも、それだけの理()由()がある。

指()標()は単()体()では意()味()を持()ちません。高()配()当()・ディフェンシブ株()と市()場()全()体()(東()証()プライム)という2つの“ものさし”に当()てると、JTの位()置()が見()えてきます。

PBR株()価()純()資()産()倍()率()(高()いほど高()評()価())
JT
約()2.7倍()
高()配()当()・内()需()株()
約()1.6倍()
市()場()平()均()
約()1.4倍()
PER(予())株()価()収()益()率()(低()いほど割()安())
JT
約()17倍()
高()配()当()・内()需()株()
約()17倍()
市()場()平()均()
約()16倍()
予()想()配()当()利()回()り高()いほど配()当()が厚()い
JT
約()4.5%()
高()配()当()・内()需()株()
約()2.8%()
市()場()平()均()
約()2.2%()
ROE(予())自()己()資()本()利()益()率()(高()いほど効()率()的())
JT
約()14%()
高()配()当()・内()需()株()
約()10%()
市()場()平()均()
約()9%()

※ 高()配()当()・内()需()株()=食()品()・日()用()品()などディフェンシブ高()配()当()銘()柄()の目()安()。市()場()平()均()=東()証()プライムの概()算()。集()計()元()・時()点()で変()動()します。

読()み解()き① 高()PBRには理()由()がある

JTは市()場()平()均()よりPBRもPERも高()い=「割()高()」に見()えます。でもそれは、高()ROE(約()14%())・安()定()収()益()・高()配()当()(約()4%())という“質()の高()さ”が評()価()されているから。資()源()株()(PBR1倍()割()れ)とは正()反()対()の存()在()です。

「安()いから買()う」ではなく「質()が高()いから持()つ」タイプの銘()柄()です。

読()み解()き② 海()外()たばこ大()手()との違()い

英()BAT・米()アルトリアなど海()外()のたばこ大()手()は配()当()利()回()りが6〜8%()とさらに高()い一方()、PERは低()め。市()場()は彼()らを「衰()退()産()業()」とより強()く織()り込()んでいます。

JTはそれらより利()回()りは低()いが評()価()は高()め。海()外()成()長()・円()安()メリット・加()熱()式()への期()待()が、相()対()的()なプレミアムにつながっています。規()制()・訴()訟()リスクは各()社()共()通()です。

08 / 市()場()・アナリストの評()価()

専()門()家()の総()意()は「買()い」。売()り推()奨()はゼロ。

証()券()会()社()のアナリストは、各()社()が独()自()に1年()後()の「目()標()株()価()」と投()資()判()断()(レーティング)を出()します。JTのコンセンサスは「買()い」で、売()り推()奨()を出()している社()はありません。

投()資()判()断()(レーティング)の内()訳()

コンセンサスは「買()い」。買()い優()勢()で売()りはゼロ。

強()気()・買()い
7
中()立()
4
弱()気()・売()り
0

※ 集()計()の一()例()で「強()気()買()い3+買()い4=買()い7:中()立()4:売()り0」(みんかぶ、2026年()5月()時()点())。買()いが過()半()で、売()り推()奨()は出()ていません。

目()標()株()価()(1年()後()予()想())

平()均()(コンセンサス)
6,443 円()
強()気()派()(米()系())
6,900 円()
強()気()派()(日系()大()手())
7,300 円()

平()均()目()標()株()価()は約()6,443円()で、直近()株()価()(約()6,100円())より数()%()上()。強()気()派()は7,300円()まで見()ています。すでに大()きく上()昇()した後()だけに、「上()値()余()地()は限()定()的()」との慎()重()な見()方()も併()存()します。

市()場()の関()心()は明()確()です。「値()上()げと海()外()・加()熱()式()で、本()数()減()少()をどこまで上()回()って成()長()を続()けられるか」。最()高()益()でも市()場()予()想()に届()かないと売()られたように、“期()待()を超()え続()けられるか”がここからの株()価()を左()右()します。

出所():みんかぶ・証()券()会()社()レーティング報()道()等()(2026年()5〜6月()時()点()の集()計())。目()標()株()価()・判()断()は各()社()・時()点()で異()なります。

09 / 投()資()信()託()での採()用()状()況()

高()配()当()株()ファンドの「ど定()番()」。

JTは日経()平()均()・などの主()要()指()数()に入()っているうえ、高()配()当()株()ファンドの定()番()中()の定()番()。インデックス投()信()でもアクティブ投()信()でも広()く保()有()され、多()くの人()が間()接()的()に持()っている銘()柄()です。「採()用()される理()由()」を見()ると、市()場()の評()価()軸()が分()かります。

高()配()当()株()の常()連()
JTは日経()平()均()株()価()(225)・TOPIX・JPX日経()400の主()要()指()数()に採()用()。加()えて「高()配()当()株()」をテーマにしたファンドの組入()上()位()に頻繁()に登()場()します。インデックスと高()配()当()テーマの両()面()から、個()人()の資()金()が間()接()的()に流()れ込()んでいます。

パッシブインデックス投()信()・

指()数()に採()用() → 連()動()ファンドが自()動()的()に保()有()

  • 日経()平()均()株()価()(225)日経()225連動()型()のETF・投()信()(例():NF・日経()225 ETF など)が保()有()。
  • TOPIX(東()証()株()価()指()数())TOPIX連()動()型()(例():上()場()TOPIX、NF・TOPIX ETF など)。日本株()インデックスの王()道()。
  • JPX日経()インデックス400ROE・営()業()利()益()・ガバナンス等()で選()ぶ“質()”の指()数()。連()動()型()(例():上()場()JPX日経()400)が保()有()。

JPX日経()400はROE・収()益()性()・ガバナンスで約()400社()を選()抜()する“質()”の指()数()。JTのように高()ROEで安()定()的()に稼()ぐ会()社()は採()用()されやすく、指()数()に資()金()が向()かえばJTにも自()動()的()に買()いが入()ります。

アクティブ運()用()者()が選()ぶファンド

高()配()当()・ディフェンシブを狙()う投()信()の超()定()番()

  • 高()配()当()株()ファンド予()想()配()当()利()回()り約()4%()・大()型()・高()流()動()性()で、各()種()「高()配()当()株()/好()配()当()株()」ファンドの組入()上()位()の常()連()。インカム(配()当()収()入())狙()いの中()核()銘()柄()。
  • ディフェンシブ/インカム系()ファンド景()気()に左()右()されにくく安()定()配()当()が出()るため、守()りを重()視()するファンドに好()まれる。値()動()きが相()対()的()に穏()やかな点()も評()価()。
  • バリュー・内()需()系()ファンド内()需()の代()表()的()な大()型()株()として、割()安()・配()当()重()視()のアクティブ投()信()に組()み入()れられやすい。

なぜ、これだけ多()くのファンドに選()ばれるのか

① 主()要()指()数()に採()用() → パッシブ資()金()が自()動()流()入()② 利()回()り約()4%()・増()配() → 高()配()当()ファンドの定()番()③ ディフェンシブ → インカム/守()りのファンド④ 高()ROE → クオリティ系()ファンド⑤ 大()型()・高()流()動()性() → 大()きく持()てる

※ 具()体()的()にどのファンドがどれだけ保()有()するかは、各()ファンドの月()次()レポート(組入()上()位()銘()柄())で変()動()します。ここでは「採()用()されやすい理()由()」を整()理()しています。

出所():各()指()数()の構()成()銘()柄()、運()用()会()社()の交()付()目論見()書()・マンスリーレポート、投()信()情()報()サイト等()。

10 / 投()資()家()からの評()判()

国()内()では「高()配()当()の王()道()」。
株()主()の筆頭()は、政()府()(財()務()大()臣())です。

JTは個()人()投()資()家()に絶()大()な人()気()を誇()る高()配()当()株()。一方()で筆頭()株()主()は財()務()大()臣()(政()府())で約()3分()の1を保()有()しています。国()内()個()人()と海()外()機()関()、それぞれの見()方()を並()べると、この株()の性()格()が見()えてきます。

国()内()の個()人()投()資()家()

「高()配()当()の定()番()、安()心()の大()型()株()」
  • +高()配()当()(利()回()り約()4%())の代()表()格()として絶()大()な人()気()。「配()当()で生()活()費()を補()う」インカム投()資()の定()番()銘()柄()。
  • +不()況()に強()く値()動()きが比()較()的()穏()やか。「長()く持()ってコツコツ配()当()」という長()期()保()有()層()に好()まれる。
  • ±かつての株()主()優()待()(自()社()商()品()の詰()め合()わせ等())は2022年()で廃()止()。還()元()は配()当()に一本()化()されました。
  • -「たばこは斜()陽()産()業()」「いつか減配()では」という長()期()不()安()から距()離()を置()く人()も一定()数()います。

海()外()の機()関()投()資()家()

「高()ROEは好()き、ESGでは敬()遠()も」
  • +高()いROE・潤()沢()なキャッシュ創()出()・高()配()当()を評()価()。グローバルなたばこ大()手()の一角()として一定()の保()有()がある。
  • +Winston・Camelなど世()界()ブランドと海()外()成()長()、円()安()メリットを評()価()する向()きも。
  • -ESG(環()境()・社()会()・ガバナンス)の観()点()から、たばこ株()を投()資()対()象()から外()す機()関()も多()く、買()い手()の裾()野()が広()がりにくい。
  • ±政()府()が約()1/3を保()有()するため、買()収()やアクティビストによる“揺()さぶり”は効()きにくい構()造()です(次()セクション)。

株()主()の内()訳()(概()算())

政()府() 33%()
外()国()人() 約()28%()
国()内()機()関() 約()22%()
個()人() 約()17%()
財()務()大()臣()(政()府())33.35%()外()国()法()人()等() 約()28%()国()内()金()融()機()関()・信()託() 約()22%()個()人()・その他() 約()17%()

大()株()主()(筆頭())

  • 財()務()大()臣()(政()府())33.35%()
  • 以()下():信()託()口()(日本()マスタートラスト等())・海()外()機()関() 等()—

財()務()大()臣()が約()33%()(1/3超())を保()有()する筆頭()株()主()。JT法()で政()府()の保()有()が義()務()づけられています(次()セクション)。政()府()以()外()は概()算()で、信()託()口()は多()くの投()資()家()の“預()かり口()”です。

※ 33.35%()は発行済()株()式()総()数()に対()する比()率()。有()価()証()券()報()告()書()の大()株()主()欄()(を除()くベース)では約()37.6%()。

財()務()と還()元()の素顔()

会()社()開()示()の数()字()で見()る「稼()ぐ効()率()」と「手()厚()い還()元()」。

  • ROE(自()己()資()本()利()益()率())実績()/予()想()約()13%() / 約()14%()
  • ROA(総()資()産()利()益()率())実績()/予()想()約()6%() / 約()7%()
  • 自()己()資()本()比()率()約()49%()
  • (目()安())75%()
  • 年()間()配()当()234円() → 272円()

高()ROE(約()14%())で効()率()よく稼()ぎ、その利()益()の75%()前()後()を配()当()で還()元()するのがJTの基()本()姿()勢()。海()外()買()収()ののれんが大()きいぶん自()己()資()本()比()率()は中()位()ですが、たばこの安()定()キャッシュが財()務()を支()えています。

出所():JT 有()価()証()券()報()告()書()・IR資()料()、IRBANK等()。財()務()大()臣()の保()有()比()率()(33.35%())は直近()基()準()。その他()の内()訳()は概()算()です。

11 / 政()府()が1/3を持()つ会()社()・JT法()

政()府()が3分()の1を握()る。
これが、JTの宿()命()です。

JTを理()解()するうえで避()けて通()れないのが「JT法()」。たばこ事()業()法()とJT法()により、政()府()(財()務()大()臣())はJT株()式()の3分()の1超()を持()ち続()けることが義()務()づけられています。なぜそうなっているのか、良()い面()・悪()い面()を整()理()します。

JT法()とは、民()営()化()されたJTについて国()がたばこ産()業()に一定()の関()与()を残()すための法()律()のこと。政()府()は発行済()株()式()の3分()の1超()を保()有()し続()ける義()務()があり、勝手()に売()ることはできません。財()務()大()臣()が約()33%()を持()つのはこのためです。

背()景()には、たばこが大()きな税()収()源()(たばこ税())であり、葉()たばこ農()家()の保()護()という政()策()目()的()もあること。INPEXの「黄()金()株()(拒()否()権())」とは仕()組()みが違()い、JTは「株()式()を一定()割()合()持()ち続()ける」形()で国()が関()与()しています。

メリット国()が支()える安()定()

  • 盤石()の安()定()株()主():政()府()が1/3を保()有()し、短()期()の株()主()圧()力()に振()り回()されにくい。腰()を据()えた経()営()ができる。
  • 国()内()製()造()の独()占():法()律()に守()られ、日本()でたばこを製()造()できるのは実質()JTだけ。盤石()の収()益()基()盤()。
  • 買()収()・乗()っ取()りに強()い:政()府()保()有()のため、外()資()や敵()対()的()買()収()の対()象()になりにくい。
  • 信()用()力():国()が関()与()する大()企()業()として、資()金()調()達()や取引()で高()い信()用()を持()つ。

デメリット自()由()度()の制()約()

  • 市()場()の規()律()が効()きにくい:アクティビストや買()収()による“揺()さぶり”が効()かず、変()革()圧()力()がかかりにくい。
  • 国()策()との綱()引()き:たばこ農()家()・地()方()経済()への配()慮()など、純()粋()な株()主()利()益()と異()なる判()断()を迫()られる場()面()も。
  • 大()胆()な再()編()がしにくい:政()府()が大()株()主()のため、機()動()的()なM&Aや資()本()政()策()に制()約()がかかりやすい。
  • 規()制()リスクと表裏一体():国()に守()られる一方()、たばこ増()税()・規()制()という形()で国()の政()策()に左()右()される。
投()資()家()にとっての意()味()

「国()が後()ろにいる高()配()当()株()」という安()心()感()

政()府()が1/3を持()つということは、政()府()自()身()も配()当()の大()きな受()け取()り手()だということ。国()にとってJTの配()当()は貴()重()な収()入()源()であり、「だから簡()単()には減配()しにくいのでは」という安()心()感()が、個()人()投()資()家()の人()気()を支()えています。守()られた独()占()基()盤()と手()厚()い配()当()が、JTを「高()配()当()の王()道()」たらしめている根()っこです。

※ 各()社()には、こんな“顔()”があります。INPEXの黄()金()株()(国()の資()源()開()発())、オリックスの多()角()化()とPBR再()評()価()、三菱()商()事()のバークシャーが大()株()主()の総()合()商()社()、MUFGのモルガン・スタンレーに約()24%()出資()、J-POWERの大()間()原発()を抱()える卸()電()力()。JTの顔()は、この政()府()が1/3超()を握()る高()配()当()株()という構()造()です。

12 / マクロ環()境()との接点()

円()安()・増()税()・加()熱()式()競()争()・地()政()学()。
大()きな潮()流()は、JTにどう効()くか。

たばこは身近()な商()品()ですが、JTの業()績()はグローバルな要()因()に左()右()されます。JTに効()く主()要()な追()い風()・逆()風()を、4つの切()り口()で整()理()します。

円()安()・為替()

最()大()の追()い風()

JTは利()益()の大()半()を海()外()(JTI)で外()貨()建()てに稼()ぎます。そのため円()安()になると円()換()算()の利()益()が大()きく膨()らむ。近()年()の最()高()益()更()新()には、円()安()の追()い風()が効()いています。

逆()に円()高()に振()れれば利()益()は目減()りします。為替()はJTの業()績()を動()かす最()も大()きな外()部()要()因()の一()つです。

増()税()・規()制()・喫()煙()率()低()下()

構()造()的()な逆()風()

各国()でたばこ増()税()・受()動()喫()煙()対()策()・包()装()/広()告()規()制()が強()まり、喫()煙()率()は世()界()的()に低()下()傾()向()。販()売()本()数()は構()造()的()に減()り続()けます。

ただしJTは値()上()げ(単()価()アップ)でこれを上()回()って増()収()にできるのが強()み。金()額()ベースの市()場()はむしろ拡()大()しています。

加()熱()式()たばこ競()争()

両()面()(巻()き返()し中())

喫()煙()者()が紙()巻()から加()熱()式()(IQOS等())へ移()行()する流()れが加()速()。この分()野()でJTは出()遅()れ、フィリップモリスのIQOSが先()行()していました。

JTはPloom AURAと6,500億()円()投()資()で巻()き返()しを図()り、ユーザー数()は拡()大()中()。ここで勝()てるかが中()期()の成()長()を左()右()します。

ロシア・地()政()学()

リスク要()因()

JTにとってロシアは大()きな市()場()。制()裁()を順()守()しつつ事()業()を継()続()していますが、事()業()の分()離()を含()めて運()営()のあり方()を検()討()中()とされます。

情()勢()が長()期()化()・複()雑()化()すれば、供()給()・販()売()・資()金()回()収()に影()響()する可()能()性()があります。地()政()学()はJT特()有()の重()要()リスクです。

出所():各()種()報()道()・JT IR/サステナビリティ資()料()等()(2026年()6月()時()点())。マクロの影()響()は不()確()実()性()が高()く、ここでの整()理()は方()向()感()を示()すものです。

13 / 5年()・10年()・20年()の立()ち位()置()

「本()数()減()」と「値()上()げ・加()熱()式()」の綱()引()き。

JTの長()期()は、喫()煙()本()数()の減()少()という逆()風()を、値()上()げ・海()外()成()長()・加()熱()式()でどこまで上()回()れるかの勝負()です。5年()は会()社()の経()営()計()画()、20年()は公()表()目()標()のない構()造()的()な見()立()てとして、区()別()して読()んでください。

いま / 2026
高()配()当()の王()道()
現()在()地()
実績()
  • 当()期()利()益()5,102億()円()(実()力()ベースで最()高()益())
  • 配()当()利()回()り約()4%()・PBR約()2.7倍()
  • たばこの値()上()げと円()安()が追()い風()
〜3年() / 2028
加()熱()式()の黒()字()化()
経()営()計()画() 2026-2028
会()社()目()標()
  • 為替()一定()の調()整()後()営()業()利()益()が年()平()均()high single digit成()長()を追()求()
  • 加()熱()式()(RRP)でカテゴリシェア10%()台()半()ばを獲()得()
  • 2028年()までに加()熱()式()ビジネスの黒()字()化()
〜10年() / 2030s
加()熱()式()が主()流()へ
構()造()シナリオ
見()立()て
  • 紙()巻()から加()熱()式()・無()煙()製()品()への移()行()がさらに進()む
  • 海()外()(新()興()国())と値()上()げで金()額()ベースの成()長()を維()持()できるか
  • 加()熱()式()で世()界()の競()合()(IQOS等())に追()いつけるかが鍵()
〜20年() / 2045
たばこの行方()
構()造()シナリオ(推()定())
見()立()て
  • 喫()煙()率()の低()下()がどこまで進()むかが最()大()の不()確()実()性()
  • 規()制()が一()段()と強()まれば、値()上()げでも補()いきれない可()能()性()
  • 無()煙()製()品()・新()カテゴリへの転()換()に成()否()がかかる
  • 政()府()保()有()という枠組()みは続()く可()能()性()が高()い

3年()後()までは会()社()の経()営()計()画()に沿()っていますが、達成()は規()制()・為替()次()第()で保()証()されません。10〜20年()後()は不()確()実()性()がさらに大()きく、ここでの記()述()は一()つのシナリオです。長()期()見()通()しほど幅()をもって捉()えるのが安()全()です。

14 / 配()当()・株()主()還()元()

配()当()性()向()75%()。利()回()り約()4%()の高()配()当()株()。

JTといえば高()配()当()。利()益()の約()75%()を配()当()に回()す方()針()を掲()げ、株()価()に対()する利()回()りは約()4%()と市()場()平()均()(約()2.2%())を大()きく上()回()ります。インカム(配()当()収()入())目()的()の投()資()家()にとって、日本()を代()表()する銘()柄()です。

26.12期() 予()想()配()当()
272円()
前()期()234円()から増()配()・当()初()予()想()242円()から上()方()修()正()
配()当()性()向()(目()安())
75%()
±5%()程()度()で判()断()
予()想()配()当()利()回()り
約()4.0%()
株()価()約()6,100円()で計()算()

配()当()方()針()は「配()当()性()向()75%()を目()安()(±5%()程()度())」。利()益()の4分()の3を配()当()に回()す、株()主()還()元()を強()く意()識()した方()針()です。2025年度()は234円()、2026年度()は272円()へ増()配()を予()定()しています(当()初()予()想()242円()から2026年()7月()30日()に30円()上()方()修()正())。

注()意()点()として、配()当()は「カナダ訴()訟()の影()響()を調()整()した後()の利()益()(実()力()ベース)」を基()準()に決()めるため、会()計()上()の利()益()が一時()的()に振()れても配()当()は安()定()しやすい設計()です。利()益()成()長()に応()じた増()配()の余()地()もあります。

かつての株()主()優()待()(自()社()商()品()の詰()め合()わせ等())は2022年()で廃()止()。現()在()の還()元()は配()当()が中()心()です。政()府()も約()1/3を保()有()する大()株()主()であり、配()当()の安()定()への期()待()が個()人()人()気()を支()えています。

出所():JT 株()主()還()元()方()針()・2026年()12月()期() 第()2四半()期()決算()短()信()(2026/7/30・配()当()を242円()→272円()へ上()方()修()正())。配()当()利()回()りは株()価()により変()動()します。

15 / リスクと注()意()点()

高()配()当()の裏()で、見()ておくべき4つの論()点()。

安()定()して見()えるJTにも、たばこ会()社()ならではのリスクがあります。良()い面()だけでなく、ここを併()せて見()るのが大()切()です。

01

構()造()的()な需()要()減()少()(喫()煙()率()の低()下())

世()界()的()に喫()煙()者()は減()り続()けており、紙()巻()たばこの本()数()は長()期()的()に減()少()。値()上()げと海()外()・加()熱()式()でどこまで補()えるかが常()に問()われます。補()いきれなければ、いずれ減()益()・減配()の可()能()性()も。

02

規()制()・増()税()の強()化()

各国()でたばこ増()税()・受()動()喫()煙()対()策()・包()装()/広()告()規()制()が強()まる傾()向()。価()格()改()定()の難()易()度()が上()がり、需()要()や採()算()に影()響()します。規()制()は世()界()各()地()で同()時()多()発()的()に起()こり得()ます。

03

訴()訟()リスク(カナダ型()の巨()額()和()解())

2024年()のカナダ訴()訟()では3,756億()円()もの引当金()を一括()計()上()し利()益()が激()減()しました。喫()煙()と健()康()をめぐる訴()訟()は各国()で起()こり得()て、突発()的()に巨()額()の費()用()が発生()するリスクがあります。

04

為替()・ロシア・のれん

海()外()利()益()が大()きいため円()高()は逆()風()。ロシア市()場()は地()政()学()リスクを抱()え、分()離()を含()め検()討()中()。買()収()で積()み上()がった巨()額()ののれん(買()収()額()と純()資()産()の差()、いわば“ブランド代()”)が目減()り(減()損())すれば利()益()が振()れる可()能()性()もあります。

これらの多()くはたばこ会()社()に共()通()する論()点()です。「ディフェンシブで高()配()当()」という魅()力()と、「構()造()的()縮()小()・規()制()・訴()訟()」という弱()点()をセットで見()る姿()勢()が、この会()社()を理()解()する近()道()です。

* / 3行()でまとめると

このページの要()点()。

正()体():JTは日本()でたばこを独()占()的()に製()造()できる唯()一()の会()社()で、海()外()でも世()界()3位()。元()は国()の専()売()事()業()で、今()も政()府()(財()務()大()臣())が約()1/3を保()有()。利()益()の大()半()は海()外()(JTI)で稼()ぐ。

決算():25.12期()は当()期()利()益()5,102億()円()(+184.6%())。ただしこの急()増()は2024年()にカナダ訴()訟()の引当金()3,756億()円()で利()益()が激()減()した反()動()が大()きい。実()力()ベース(4,886億()円())でも過()去()最()高()益()。26.12期()予()は6,440億()円()(2026年()7月()30日()、5,700億()円()から上()方()修()正())。

指()標():PER約()17倍()・PBR約()2.7倍()・ROE約()14%()。高()ROE・安()定()収()益()・高()配()当()で純()資()産()より高()く評()価()(PBR1倍()割()れのINPEXとは正()反()対())。

還()元():配()当()性()向()75%()目()安()・利()回()り約()4.5%()の高()配()当()株()の代()表()格()。234→272円()へ増()配()予()定()(7月()に上()方()修()正())。政()府()も大()株()主()のため「減配()しにくい」安()心()感()が人()気()を支()える(優()待()は2022年()で廃()止())。

評()価()・未()来():アナリストは買()い(平()均()目()標()約()6,443円())、株()価()は1年()で約()+68%()。逆()風()は喫()煙()率()低()下()・規()制()・訴()訟()、追()い風()は円()安()・値()上()げ力()・海()外()・加()熱()式()(Ploom)。守()りの強()さと構()造()的()縮()小()が同()居()する銘()柄()。