一覧() 花()王()入()門() 4452 / 東()証()P
総()合()解()説()・ゼロから読()む

「洗()剤()の会()社()」では、
語()りきれない。
花()王()とは何()者()か。

花()王()(証()券()コード 4452)は、アタック・メリーズ・ビオレなどで知()られる日本()最()大()級()の日()用()品()メーカー。化()粧()品()(カネボウ等())や化()学()品()(ケミカル)まで手()がけます。最()大()の特()徴()は35年()を超()える連()続()増()配()。日本()記()録()です。化()粧()品()の不()振()から立()ち直()りつつある“生()活()インフラ企()業()”を、むずかしく感()じても大()丈()夫()、順()番()にほどいていきます。

アタック(衣()料()用()洗()剤())
メリーズ(紙()おむつ)
ビオレ(スキンケア)
ヘルシア(飲()料())
バブ(入()浴()剤())
ロリエ(サニタリー)
カネボウ(化()粧()品())
ケミカル(化()学()品())
めぐりズム(温()感())
約()2.9兆()円()
売上()収()益()(25.12期())
1.69兆()円()
当()期()利()益()(25.12期())
1,201億()円()
連()続()増()配()
36期()

数()値()の基()準()時()点():通()期()決算()=2025年()12月()期()(2026/2/5発表()・)、中()間()決算()(2026年()1〜6月())=2026年()12月()期()第()2四半()期()(2026/8/5発表()・IFRS)/ 株()価()=2026年()8月()7日()時()点()(約()3,654円()・分()割()後())/ ・・・・アナリスト目()標()株()価()などの比()率()指()標()は2026年()7月下()旬()時()点()のまま据()え置()き。出所():花()王() 〔IFRS〕・決算()説()明()会()資()料()・、IRBANK、各()証()券()・金()融()情()報()サイト。数()値()は変()動()するため最()新()の一次()情()報()をご確()認()ください。

いそがしい人()へ
  • 01花()王()はアタック・メリーズ・ビオレなどを擁()する日本()最()大()級()の日()用()品()メーカー。化()粧()品()・ケミカルも手()がけ、最()大()の顔()は国()内()最()長()(36期()連()続())の増()配()です。
  • 0225.12期()は売上()収()益()1.69兆()円()・当()期()利()益()1,201億()円()(+11.4%())。化()粧()品()が黒()字()転()換()し、2023年()の利()益()急()減()から構()造()改()革()で回()復()してきました。ただし2019年()のピーク(純()利()益()約()1,480億()円())にはまだ未()達()です。26.12期()は中()間()期()(1〜6月())時()点()で大()幅()増()益()となり、通()期()の会()社()予()想()も上()方()修()正()されました。
  • 03は約()2.4%()(2026年()7月()時()点()の株()価()で計()算())と地()味()ですが、毎()年()増()配()を続()ける安()心()感()が魅()力()。2026年()7月()1日()に1株()→2株()の株()式()分()割()を実施()済()みで、1株()の値()段()が半()分()になり買()いやすくなりました(100株()で約()37万()円()・2026年()8月()7日()の株()価()3,654円()で計()算())。中()間()配()当()は分()割()前()ベースの78円()で確()定()済()み。「高()利()回()り」より「増()配()の継()続()」で持()つ株()と覚()えればOKです。
01 / そもそも何()の会()社()?

毎()日()の暮()らしを支()える、
日本()最()大()級()の日()用()品()メーカー。

花()王()のはじまりは、明()治()時()代()の「高()級()な化()粧()石()けん」。そこから130年()以()上()かけて、洗()剤()・スキンケア・紙()おむつ・サニタリー・化()粧()品()、そして化()学()品()まで広()げました。いまや家()の中()のあちこちに花()王()の製()品()がある、そんな“生()活()インフラ”のような会()社()です。

覚()えておくと早()いのは、花()王()が「消()費()者()向()けの日()用()品()」と「企()業()向()けの化()学()品()(ケミカル)」の二刀()流()だということ。日()用()品()で生()活()者()の信()頼()を、化()学()品()で他()社()の製()品()づくりを、それぞれ支()えています。

1887

創()業()(洋()小()間()物()店())

輸()入()雑貨()などを扱()う商()店()として創()業()。のちに「花()王()石鹸()」を発()売()し、高()品()質()な石()けんで名()を上()げました。社()名()の由()来()は「顔()(かお)を洗()う石()けん」。

戦()後()〜

洗()剤()・日()用()品()の王者()へ

衣()料()用()洗()剤()「アタック」、台()所()用()洗()剤()、シャンプーなどで国()内()トップ級()に。スキンケアのビオレ、紙()おむつのメリーズなど定()番()ブランドを次々()に育()てました。

2006

カネボウ化()粧()品()を買()収()

カネボウ化()粧()品()を約()4,100億()円()で買()収()し、化()粧()品()事()業()を本()格()的()な柱()に。スキンケア研()究()の強()みと合()わせ、国()内()有()数()の化()粧()品()会()社()になりました。

2016

国()際()会()計()基()準()(IFRS)へ

会()計()基()準()をIFRSに移()行()。グローバルに事()業()を比()較()しやすくし、海()外()展()開()を加()速()させました。

2023

つまずきと構()造()改()革()

化()粧()品()の不()振()・在()庫()調()整()・原()材()料()高()が重()なり、純()利()益()が約()439億()円()まで急()減()。これを機()に不()採()算()ブランドの整()理()や原()価()低()減()(TCR)など、本()格()的()な立()て直()しに着()手()しました。

今()後()

回()復()と「K27」

中()期()経()営()計()画()「K27」のもと、化()粧()品()の収()益()改()善()とグローバル展()開()、ROEの改()善()を進()めています。2026年()7月()1日()に1株()→2株()の株()式()分()割()を実施()しました。

02 / どうやって稼()ぐ?

日()用()品()で稼()ぎ、化()学()品()で支()える。

花()王()の事()業()は大()きく、生()活()者()向()けの日()用()品()(コンシューマー)と、企()業()向()けの化()学()品()(ケミカル)に分()かれます。日()用()品()は洗()剤()・スキンケア・化()粧()品()など、化()学()品()は油()脂()や情()報()材()料()など。身近()な製()品()と、その裏()方()の素()材()、両()方()を持()つのが花()王()の形()です。

ハイジーン&リビングケア(最()大()の柱())

衣()料()用()洗()剤()アタック、ハウスケア、ハンドソープなど。家()庭()の“清()潔()”を支()える日()用()品()で、売上()の約()3分()の1を占()める最()大()事()業()です。

ヘルス&ビューティケア

スキンケアのビオレ、ヘアケア、サニタリー(ロリエ)、温()感()のめぐりズムなど。美()容()と健()康()にまたがる、生()活()者()向()けの2番目()の柱()です。

化()粧()品()(回()復()のカギ)

カネボウ・SOFINA・KATEなど。中国()市()場()の落()ち込()みなどで長()く苦()戦()しましたが、構()造()改()革()で2025年()に黒()字()転()換()。立()て直()しの主()役()です。

ケミカル(企()業()向()け・素()材())

油()脂()製()品()や界()面()活性()剤()、半()導()体()向()けなどの情()報()材()料()。他()社()の製()品()づくりを支()えるB2Bの素()材()事()業()で、原()料()市()況()や景()気()の影()響()を受()けます。

ビジネスコネクティッド ほか

業()務()用()製()品()など法()人()向()けの事()業()(旧()「ライフケア」を2024年()に再()編())。規()模()は小()さめですが、企()業()や施()設()の現()場()を支()えます。紙()おむつメリーズもアジアで展()開()。

※ セグメント名()や区()分()は会()社()の開()示()に基()づく整()理()です。花()王()は2024年()に事()業()区()分()を再()編()し、旧()「ライフケア」は「ビジネスコネクティッド」へ。構()成()は年()により変()わります。

03 / 事()業()の割()合()と性()格()

主()力()は日()用()品()。利()益()のカギは「化()粧()品()の回()復()」。

売上()で見()ると、洗()剤()など生()活()者()向()けの日()用()品()が中()心()で、化()学()品()(ケミカル)と化()粧()品()が続()きます。不()況()に強()いディフェンシブな土()台()に、回()復()途()上()の化()粧()品()と景()気()に振()られるケミカルが乗()っている、この組()み合()わせです。

売上高()の構()成()

2025年()12月()期()/セグメント売上高()・概()算()構()成()比()
ハイジーン&リビングケア 32% ケミカル 26% ヘルス&ビューティケア 25% 化粧品 15% ビジネスコネクティッド 2%
主()力()(生()活()者()向()け日()用()品())化()粧()品()(回()復()領()域())ケミカル・B2B(素()材()・法()人())

※ あくまで概()算()イメージです(セグメント間()の取引()を含()むため合()計()は連()結()売上()を上()回()ります)。ハイジーン&リビングケアとヘルス&ビューティが生()活()者()向()けの主()力()。そこへケミカルが約()4分()の1、そして長()く不()振()だった化()粧()品()が回()復()の主()役()として乗()っています。

3つの役()割()で読()み解()く

同()じ「稼()ぎ」でも、景()気()や競()争()への強()さは事()業()ごとに違()います。3分類()で見()ると、花()王()が“安()定()と回()復()の同()居()”である理()由()が見()えてきます。

安()定()

ディフェンシブ
土()台()の日()用()品()
洗()剤()スキンケアサニタリー

洗()剤()やスキンケアは景()気()が悪()くても毎()日()使()う必()需()品()。需()要()が崩()れにくく、安()定()したキャッシュを生()むのが花()王()の土()台()です。連()続()増()配()を支()える源()泉()でもあります。

回()復()

伸()びしろ
立()て直()しの化()粧()品()
カネボウSOFINA中国()・グローバル

長()く赤()字()すれすれだった化()粧()品()が、構()造()改()革()と中国()市()場()の持()ち直()しで黒()字()転()換()。ここが本()格()回()復()すれば、会()社()全()体()の利()益()を一()段()押()し上()げる伸()びしろになります。

変()動()

景()気()に振()られる
素()材()のケミカル
油()脂()情()報()材()料()原()料()市()況()

企()業()向()けの化()学()品()は、原()料()市()況()や半()導()体()・世()界()景()気()に業()績()が左()右()されます。好()調()なら全()体()を底()上()げし、需()要()が冷()えると重()しに。振()れの大()きい事()業()です。

いまの立()ち位()置()

底()は打()った。ただし“元()の高()さ”には未()達()

2023年()の落()ち込()みからは明()確()に立()ち直()り、化()粧()品()も黒()字()化()。日()用()品()の安()定()もあって、利()益()は回()復()基()調()です。ただし2019年()ごろの利()益()水()準()(純()利()益()約()1,480億()円())にはまだ届()いていません。

つまり花()王()は「絶好調()」ではなく「回()復()途()上()」。安()定()した日()用()品()を土()台()に、化()粧()品()とグローバルでどこまで稼()ぐ力()を取()り戻()せるかが、いまの主()題()です。

出所():花()王() 2025年()12月()期() 決算()短()信()・決算()説()明()会()資()料()。構()成()比()は売上高()の概()算()で、区()分()・金()額()は変()動()します。

04 / 最()新()決算()を読()む

中()間()期()(1〜6月())は大()幅()増()益()。通()期()予()想()も上()方()修()正()。

2026年()8月()5日()発表()の第()2四半()期()(中()間()期()・2026年()1〜6月())決算()です。売上()・利()益()とも前()年()同()期()を大()きく上()回()り、とくには前()年()同()期()比()+38.5%()の大()幅()増()。これを受()けて通()期()の会()社()予()想()も上()方()修()正()されました。まずは中()間()期()の数()字()から。

売上高()(中()間()期()累()計())
約()8,719億()円()
+7.8%() 前()年()同()期()比()
営()業()利()益()(中()間()期()累()計())
約()958億()円()
+38.5%() 前()年()同()期()比()
親会社()帰()属()の中()間()利()益()
約()657億()円()
+32.3%() 前()年()同()期()比()

1株()当()たり中()間()利()益()(基()本()的())は72円()58銭()(前()年()同()期()53円()42銭()・いずれも分()割()後()ベース)。中()間()期()だけで前()年()同()期()を3割()以()上()上()回()るペースとなり、通()期()の会()社()予()想()の上()方()修()正()を後()押()ししました。

当()期()利()益()の推()移()と来()期()予()想()

単()位():億()円() / 親会社()の所()有()者()に帰()属()する当()期()利()益()(通()期()ベース)
0 350 700 1,050 1,400 860 2022 439 2023 1,078 2024 1,201 2025 1,350 2026 会社予想
実績()会()社()予()想()(26.12期()・上()方()修()正()後())

2023年()の439億()円()が谷()でした。化()粧()品()の不()振()や在()庫()調()整()、原()材()料()高()が重()なり純()利()益()はほぼ半()減()。そこから構()造()改()革()と化()粧()品()の立()て直()しでV字()回()復()し、2025年()は1,201億()円()。2026年()は中()間()期()の大()幅()増()益()を受()け、会()社()予()想()を1,300億()円()→1,350億()円()へ上()方()修()正()(2026年()8月()5日()発表())。ただし2019年()のピーク(約()1,480億()円())にはまだ未()達()です。

参()考():2025年()12月()期()(通()期())の実績()

中()間()期()の勢()いの背()景()には、2025年()12月()期()(通()期())の回()復()基()調()があります。

売上()収()益()(25.12期())
1.69兆()円()
+3.7%() 前()期()比()
営()業()利()益()(25.12期())
1,641億()円()
+11.9%() 前()期()比()
当()期()利()益()(株()主()帰()属()・25.12期())
1,201億()円()
+11.4%() 前()期()比()
良()いところ

化()粧()品()が黒()字()転()換()、稼()ぐ力()が改()善()

長()年()の課()題()だった化()粧()品()の営()業()利()益()が前()年()から大()きく改()善()して黒()字()に転()換()。中国()市()場()の持()ち直()しと、重()点()エリアへの集()中()・固()定()費()の削()減()が効()きました。

原()材()料()高()(約()85億()円()の減()益()要()因())を、高()付()加()価()値()化()と原()価()低()減()(TCR)で吸()収()。外()部()環()境()の逆()風()を内()部()努()力()で打()ち返()した決算()です。

気()になるところ

回()復()“途()上()”で、ケミカルは弱()含()み

2桁()増()益()とはいえ、利()益()はまだ全()盛()期()の水()準()には戻()っていません。化()粧()品()の回()復()も「黒()字()化()」の段()階()で、本()格()的()な利()益()貢()献()はこれからです。

企()業()向()けのケミカルは欧()州()の需()要()減()や在()庫()評()価()減()で減()益()。景()気()に振()られる事()業()の弱()さが出()ました。国()内()市()場()の縮()小()や競()争()も続()きます。

出所():花()王() 2025年()12月()期() 決算()短()信()〔IFRS〕・決算()説()明()会()資()料()(2026/2/5)、2026年()12月()期() 第()2四半()期()決算()短()信()〔IFRS〕・決算()説()明()会()資()料()(2026/8/5)、各()社()報()道()。金()額()は概()算()を含()みます。

05 / 来()期()はどうなる?

会()社()予()想()は、上()方()修()正()でさらなる増()収()増()益()。

会()社()が示()す2026年()12月()期()の見()通()しです。2026年()8月()5日()、中()間()決算()の発表()にあわせて上()方()修()正()されました。会()社()予()想()は「約()束()」ではなく「いまの計()画()値()」ですが、経()営()の温()度()感()が読()めます。花()王()は引()き続()き増()収()増()益()と、37期()目()の増()配()を計()画()しています。

26.12期() 会()社()予()想() 当()期()利()益()(2026/8/5 上()方()修()正()後())
1,350 億()円()
前()期()比() +12.4%()
1,900 億()円()
営()業()利()益()予()(+16.2%())
売上()1.8兆()円()へ(+6.6%())/ 1株()配()は154円()→156円()(分()割()前()ベース・37期()連()続()増()配()予()想())

予()想()を読()むうえでの3つの注()記()

① 増()益()の柱()は化()粧()品()の回()復()継()続()と日()用()品()の値()上()げ・高()付()加()価()値()化()。原()価()低()減()(TCR)も引()き続()き効()かせる計()画()です。

② 実際()に中()間()期()(1〜6月())は営()業()利()益()が前()年()同()期()比()+38.5%()、中()間()利()益()が+32.3%()と大()幅()増()益()で着()地()し、通()期()予()想()の上()方()修()正()(当()期()利()益()1,300億()円()→1,350億()円())を後()押()ししました。基()本()的()1株()当()たり当()期()利()益()の予()想()は149円()21銭()(分()割()後()ベース。分()割()を考()慮()しない場()合()は298円()42銭())。

③ ただし原()材()料()・為替()・中国()市()場()・ケミカル市()況()は不()確()実()。計()画()どおり利()益()を積()み上()げられるかは、これらの外()部()環()境()次()第()の面()もあります。

06 / 株()価()と「割()安()・割()高()」の指()標()

2月()に高()値()、5月()に底()。中()間()決算()後()に、年()初()来()高()値()を更()新()。

2026年()の株()価()は、好()決算()を受()けて2月()に年()初()来()高()値()(3,396円())をつけたあと、5月()に2,880円()まで下()げ、7月下()旬()は3,223円()まで戻()していました。8月()5日()の中()間()決算()・通()期()予()想()の上()方()修()正()を受()けて続()伸()し、8月()7日()時()点()で3,654円()と、2月()の高()値()を上()回()っています。ここに出()す株()価()はすべて、2026年()7月()1日()の1株()→2株()の分()割()後()に換()算()した値()です(分()割()前()の実際()の株()価()はこの2倍())。指()標()もやさしく整()理()します。

株()価()の推()移()(2026年())

終値()ベースの主()要()な節()目()・概()算()/単()位():円()(分()割()後()に換()算())
2,900 3,100 3,300 3,500 3,700 3,396 2/16 3,372 3/2 2,880 5/12 2,971 5/26 3,121 6/25 3,223 7/24 3,654 8/7
株()価()決算()発表()(1Q:5/12・2Q:8/5)前()後()
直近()の株()価()(8月()上()旬())
約()3,654円()
2026/8/7 時()点()
年()初()来()高()値()
3,654円()
2026/8/7
年()初()来()安()値()
2,880円()
2026/5/12

この株()は割()安()?割()高()? — 主()要()指()標()をやさしく

数()字()は「市()場()平()均()(東()証()プライムの概()算())」と比()べると意()味()が分()かります。花()王()は市()場()平()均()より割()高()に見()えますが、それはブランド力()と連()続()増()配()が評()価()されているから。PER・PBR・ROE・配()当()利()回()りは2026年()7月下()旬()時()点()の株()価()(約()3,223円())で計()算()した値()のまま据()え置()いています(・・は2026年()8月()時()点()の最()新()の会()社()発表()に更()新()済()み)。

EPS1株()あたり利()益()
約()132円() → 約()149円()

1株()が1年()で生()む利()益()。25.12期() 約()132円()→26.12期()予() 約()149円()(2026/8/5に上()方()修()正())。回()復()で伸()びる見()込()み。

BPS1株()あたり
約()1,237円()

1株()あたりの純()資()産()(2026年()6月末()時()点())。株()価()(約()3,654円())はこれを大()きく上()回()る(=PBRが高()い)。

PER株()価()収()益()率()(予()・2026年()7月()時()点())
約()22倍()

利()益()の何()年()分()か。市()場()平()均()(約()16倍())より高()め。割()安()ではない。

PBR株()価()純()資()産()倍()率()(2026年()7月()時()点())
約()2.7倍()

純()資()産()の何()倍()か。1倍()を大()きく超()える=市()場()が高()く評()価()。理()由()は下()記()。

ROE自()己()資()本()利()益()率()(2026年()7月()時()点())
約()11%() → 約()12%()

株()主()のお金()をどれだけ増()やしたか。8%()超()なら一般()に良()好()。回()復()で改()善()中()。

配()当()利()回()り予()想()(2026年()7月()時()点())
約()2.4%()

株()価()に対()する年()間()配()当()の割()合()。市()場()平()均()(約()2%()台())並()み。高()利()回()り型()ではない。

自()己()資()本()比()率()財()務()の強()さ(2026年()6月末())
約()59%()

総()資()産()のうち自()前()資()本()の割()合()。約()6割()で、財()務()は非()常()に健()全()(前()期()末()は約()57%())。

本()業()の効()率()
約()9.7%()

売上()に対()する営()業()利()益()の割()合()(25.12期())。回()復()してきたが、全()盛()期()(10%()超())にはやや届()かず。

いちばんの注()目()点()

なぜPBR2倍()超()で評()価()されるのか

資()源()株()のように純()資()産()で評()価()される会()社()と違()い、花()王()はPBR約()2.7倍()と純()資()産()の2倍()以()上()で取引()されています。理()由()は、①アタック・ビオレなどの強()いブランド、②不()況()に強()い安()定()収()益()、③国()内()最()長()の連()続()増()配()という“質()”。ただし、かつて市()場()の人()気()銘()柄()だった頃()のPBR(4倍()超())からは下()がっており、いまは近()年()レンジの下()のほう=回()復()への期()待()が試()されている水()準()です(このPBRは2026年()7月()時()点()の値())。下()のバーは過()去()のPBRの範()囲()と現()在()地()のイメージです。

1.0倍()
現()在() 約()2.7倍()
近()年()は約()2.4〜4.5倍()

出所():株()価()は2026年()8月()7日()時()点()(日経()電()子()版())、EPS・BPS・自()己()資()本()比()率()は花()王() 2026年()12月()期()第()2四半()期()決算()短()信()〔IFRS〕(2026/8/5)。PER・PBR・ROE・配()当()利()回()りはIRBANK・各()金()融()情()報()サイトによる2026年()7月下()旬()時()点()の概()算()で、株()価()の上()昇()を反()映()した再()計()算()はしていません。EPS/BPS/PER等()は集()計()元()・会()計()基()準()により表()記()が異()なる場()合()があります。2026年()7月()1日()に1株()→2株()の株()式()分()割()を実施()済()みで、当()ページの1株()あたりの数()値()(株()価()・EPS・BPS)はすべて分()割()後()ベースです。分()割()前()の数()値()を載()せた資()料()と見()比()べるときは2倍()してください。PER・PBR・ROE・配()当()利()回()りは分()割()の影()響()を受()けません。

07 / 指()標()を他()社()・市()場()と比()べる

市()場()より「割()高()」。でも、それだけの理()由()がある。

指()標()は単()体()では意()味()を持()ちません。日()用()品()・化()粧()品()の大()手()と市()場()全()体()(東()証()プライム)という2つの“ものさし”に当()てると、花()王()の位()置()が見()えてきます。

指()標()くらべ(自()社()/同()業()/市()場())

バーの長()さは水()準()のイメージ
PBR株()価()純()資()産()倍()率()(高()いほど高()評()価())
花()王()
約()2.7倍()
日()用()品()・化()粧()品()大()手()
約()2.4倍()
市()場()平()均()
約()1.4倍()
PER(予())株()価()収()益()率()(低()いほど割()安())
花()王()
約()22倍()
日()用()品()・化()粧()品()大()手()
約()20倍()
市()場()平()均()
約()16倍()
予()想()配()当()利()回()り高()いほど配()当()が厚()い
花()王()
約()2.4%()
日()用()品()・化()粧()品()大()手()
約()2.0%()
市()場()平()均()
約()2.2%()
ROE(予())自()己()資()本()利()益()率()(高()いほど効()率()的())
花()王()
約()12%()
日()用()品()・化()粧()品()大()手()
約()11%()
市()場()平()均()
約()9%()

※ 日()用()品()・化()粧()品()大()手()=生()活()必()需()品()系()の大()型()銘()柄()の目()安()。市()場()平()均()=東()証()プライムの概()算()。集()計()元()・時()点()で変()動()します。

読()み解()き① 高()PBRには理()由()がある

花()王()は市()場()平()均()よりPBRもPERも高()い=「割()高()」に見()えます。でもそれは、強()いブランド・安()定()収()益()・連()続()増()配()という“質()の高()さ”が評()価()されているから。生()活()必()需()品()メーカーは、利()益()のブレが小()さいぶん高()めに評()価()されやすい傾()向()があります。

「安()いから買()う」ではなく「質()が高()いから持()つ」タイプの銘()柄()です。

読()み解()き② ただし“元()の評()価()”からは下()がった

かつての花()王()はPBR4倍()超()で取引()される市()場()の“優()等()生()”でした。化()粧()品()の不()振()や利()益()の伸()び悩()みで評()価()が下()がり、いまは近()年()レンジの下()のほう。

裏()を返()せば、化()粧()品()とグローバルで稼()ぐ力()を取()り戻()せば、評()価()が戻()る余()地()もある、ということ。回()復()ストーリーが効()くかどうかが焦()点()です。

主()要()な指()標()を並()べる(概()算()・市()場()データ)

同()業()の大()型()株()と並()べると、花()王()は「規()模()が大()きく、評()価()も高()め」の位()置()にあります(花()王()は2026年()7月下()旬()、他()社()は2026年()6月()時()点()の概()算())。

会()社()(コード)時()価()総()額()予()想()PERPBR配()当()利()回()り
花()王()4452 約()2.9兆()円()約()22倍()約()2.7倍()約()2.4%()
ユニ・チャーム8113 約()3兆()円()約()24倍()約()3.4倍()約()1.3%()
ライオン4912 約()0.4兆()円()約()16倍()約()1.4倍()約()2.4%()
資()生()堂()4911 約()1.2兆()円()高()め(回()復()途()上())約()2倍()約()1.5%()

花()王()は連()続()増()配()という独()自()の看()板()で、配()当()利()回()りは同()業()のなかでは高()いほう(ライオンと同()水()準())。一方()、成()長()期()待()の強()いユニ・チャームはPBRがさらに高()い、といった違()いがあります(数()字()は概()算())。

08 / 市()場()・アナリストの評()価()

専()門()家()の総()意()は「買()い」。回()復()に前()向()き。

証()券()会()社()のアナリストは、各()社()が独()自()に1年()後()の「目()標()株()価()」と投()資()判()断()(レーティング)を出()します。花()王()のコンセンサスは「買()い」寄()りで、回()復()の継()続()を評()価()する見()方()が優()勢()です。

投()資()判()断()(レーティング)の内()訳()

コンセンサスは「買()い」。買()い優()勢()で売()りはなし。★★★★☆ 前()後()。

強()気()・買()い
10
中()立()
3
弱()気()・売()り
0

※ 一()例()として「強()気()・買()い10:中()立()3:売()り0」程()度()の構()成()(みんかぶ、2026年()7月()上()旬()時()点())。買()いが過()半()で、売()り推()奨()は出()ていません。

目()標()株()価()(1年()後()予()想())

慎()重()派()
3,600 円()
平()均()(コンセンサス)
3,740 円()
強()気()派()
4,050 円()

平()均()目()標()株()価()はおよそ3,740円()(2026年()7月()24日()時()点())で、同()じ7月()24日()時()点()の株()価()(約()3,223円())より1割()半()ほど上()でした。化()粧()品()とグローバルの回()復()が続()く前()提()です。ただしその後()、8月()5日()の中()間()決算()と上()方()修()正()を受()けて株()価()は3,654円()(8月()7日()時()点())まで上()昇()しており、この目()標()株()価()との差()はほぼ埋()まっています(目()標()株()価()のほうは7月()24日()時()点()のまま据()え置()いています)。集()計()元()によって差()があり、別()の集()計()では約()3,681円()(7月()上()旬())。一方()で「回()復()が想()定()より遅()れれば上()値()は重()い」という慎()重()な見()方()も併()存()します。いずれも分()割()後()の株()価()ベースです。

市()場()の関()心()はシンプルです。「化()粧()品()とグローバルで、稼()ぐ力()をどこまで取()り戻()せるか」。連()続()増()配()の安()心()感()はあっても、株()価()がさらに上()がるには“利()益()が全()盛()期()に近()づく証()明()”が要()ります。

出所():みんかぶ・株()予()報()Pro(IFIS)・各()証()券()レーティング報()道()等()(2026年()7月()時()点())。目()標()株()価()・判()断()は各()社()・時()点()で異()なります。慎()重()派()・強()気()派()は直近()レポートの例()(米()系()大()手()証()券()3,600円()/日系()大()手()証()券()4,050円())。

09 / 投()資()信()託()での採()用()状()況()

指()数()にも連()続()増()配()ファンドにも、定()番()で入()る。

時()価()総()額()が大()きく、日本()を代()表()する大()型()株()なので、主()要()なインデックスにはほぼ確()実()に組()み入()れられます。さらに連()続()増()配()・をテーマにしたファンドの常()連()でもあります。

連()続()増()配()の顔()
花()王()は日経()平()均()株()価()(225)・・JPX日経()400の主()要()指()数()に採()用()。加()えて「連()続()増()配()・累()進()配()当()」をテーマにしたファンドの代()表()格()として頻繁()に登()場()します。インデックスと増()配()テーマの両()面()から、個()人()の資()金()が間()接()的()に流()れ込()んでいます。

パッシブインデックス投()信()・

指()数()に採()用() → 連()動()ファンドが自()動()的()に保()有()

  • 日経()平()均()株()価()(225)日経()225連動()型()のETF・投()信()が保()有()。日本()を代()表()する大()型()株()の一()つ。
  • TOPIX(東()証()株()価()指()数())時()価()総()額()が大()きいため上()位()構()成()。TOPIX連()動()型()の定()番()。
  • JPX日経()インデックス400ROE・収()益()性()・ガバナンス等()で選()ぶ“質()”の指()数()にも採()用()。

時()価()総()額()が大()きいほど、インデックスの中()での比()率()も大()きくなります。花()王()は日本株()インデックスの常()連()構()成()銘()柄()。指()数()に資()金()が向()かえば、花()王()にも自()動()的()に買()いが入()ります。

アクティブ増()配()・クオリティ系()ファンド

連()続()増()配()・安()定()成()長()を狙()う投()信()の定()番()

  • 連()続()増()配()・累()進()配()当()ファンド国()内()最()長()の連()続()増()配()銘()柄()として、増()配()をテーマにしたファンドの組入()上()位()の常()連()。
  • クオリティ・生()活()必()需()品()系()ファンド強()いブランドと安()定()収()益()で、“質()の高()い会()社()”を選()ぶファンドに好()まれる。
  • ESG・長()期()保()有()系()ファンド環()境()配()慮()の取()り組()みや安()定()経()営()が評()価()され、長()期()運()用()のファンドにも入()りやすい。

出所():各()指()数()の構()成()銘()柄()、運()用()会()社()の交()付()目論見()書()・マンスリーレポート等()。保()有()比()率()は時()点()で変()動()します。

10 / 投()資()家()からの評()判()

国()内()では「増()配()の代()表()格()」。
海()外()は「ブランドは好()き、回()復()力()を見()る」。

花()王()は連()続()増()配()で個()人()に根強()い人()気()がある一方()、海()外()の機()関()投()資()家()はブランド力()を評()価()しつつ、化()粧()品()や中国()市()場()の構()造()課()題()を冷()静()に見()ています。両()者()の目()線()を並()べます。

国()内()の個()人()投()資()家()

「増()配()が続()く、安()心()の優()良()株()」
  • +国()内()最()長()の連()続()増()配()(36期())。「毎()年()増()配()してくれる安()心()感()」で、長()期()保()有()・配()当()再()投()資()の定()番()銘()柄()。
  • +身近()な製()品()の安()心()感()。アタックやビオレなど“知()っている会()社()”で、はじめての株()として選()ばれやすい。
  • ±配()当()利()回()りは約()2.4%()と地()味()。高()利()回()り狙()いには物()足()りず、「増()配()の継()続()」に価()値()を見()いだす人()向()け。
  • -ここ数()年()は株()価()が伸()び悩()み。「優()良()株()のはずなのに上()がらない」という不()満()の声()も一定()数()ある。

海()外()の機()関()投()資()家()

「ブランドは評()価()、回()復()を確()認()したい」
  • +強()いブランドと安()定()したキャッシュ創()出()を評()価()。ディフェンシブな日本株()として一定()の保()有()がある。
  • +化()粧()品()の黒()字()転()換()とROEの改()善()は前()向()きな材()料()。回()復()が本()物()なら見()直()し余()地()と見()る向()きも。
  • -化()粧()品()・中国()市()場()の構()造()課()題()と、利()益()が全()盛()期()に戻()りきらない点()を警()戒()。「回()復()を確()認()してから」という慎()重()姿()勢()。
  • ±外()国()人()の保()有()比()率()は約()4割()と高()め。グローバルな評()価()が株()価()に影()響()しやすい構()造()です。

株()主()の内()訳()(概()算()イメージ)

信()託()・国()内()機()関()
外()国()人() 約()4割()
個()人()
信()託()口()・国()内()金()融()機()関()(多()くの投()資()家()の預()かり含()む)外()国()法()人()等() 約()4割()個()人()・その他() 等()

大()株()主()(筆頭())

  • 日本()マスタートラスト信()託()銀()行()(信()託()口())約()19%()
  • 以()下():日本()カストディ銀()行()・海()外()機()関() 等()—

筆頭()は信()託()銀()行()の信()託()口()で、これは多()くの投()資()家()の“預()かり口()”。実質()の保()有()は外()国()人()が約()4割()と高()く、国()内()機()関()・個()人()が続()きます(数()字()は概()算()・時()点()で変()動())。

財()務()と効()率()の素顔()

安()定()キャッシュに支()えられた「健()全()な」バランスシート(当()期()利()益()・売上()収()益()は25.12期()、自()己()資()本()比()率()は2026年()6月末()時()点())。

  • ROE(自()己()資()本()利()益()率())実績()/予()想()(2026年()7月()時()点())約()11%() / 約()12%()
  • 営()業()利()益()率()(25.12期())約()9.7%()
  • 自()己()資()本()比()率()(2026年()6月末())約()59%()
  • 当()期()利()益()(株()主()帰()属()・25.12期())1,201億()円()
  • 売上()収()益()(25.12期())1.69兆()円()

ROEは回()復()で10%()台()に戻()り、自()己()資()本()比()率()は2026年()6月末()時()点()で約()59%()とさらに向()上()(前()期()末()は約()57%())。借入()に頼()らず、日()用()品()の安()定()キャッシュが連()続()増()配()を支()えています。財()務()の堅()さが花()王()の地()力()です。

出所():花()王() 有()価()証()券()報()告()書()・資()料()、各()金()融()情()報()サイト。株()主()構()成()・保()有()比()率()は概()算()で、最()新()の開()示()をご確()認()ください。

11 / 連()続()増()配()という“顔()”

35年()以()上()、増()配()を止()めなかった。
これが日本()記()録()です。

花()王()を語()るうえで外()せないのが、連()続()増()配()。1株()あたりの配()当()を30年()以()上()、毎()年()欠()かさず増()やし続()けてきました。その期()数()は36期()連()続()(2026年()予()想()で37期()目())と、日本()の上()場()企()業()で最()長()。これが花()王()の“顔()”です。

花()王()はおよそ1990年代()初()めから一()度()も減配()せず、毎()年()増()配()を続()けてきました。利()益()が大()きく落()ち込()んだ年()も例()外()ではありません。1株()配()当()は近()年()も150円()→152円()→154円()→156円()(予())と、着()実()に上()向()いています。

象()徴()的()なのが2023年()。化()粧()品()不()振()などで1株()利()益()が約()94円()まで急()減()し、配()当()(150円())が利()益()を上()回()る状()態()(配()当()性()向()150%()超())になっても、それでも増()配()を死()守()しました。「何()があっても増()やし続()ける」。この一貫()した姿()勢()が、花()王()を“連()続()増()配()の代()名()詞()”にしています。

※ この節()の1株()あたり配()当()・1株()利()益()は、2026年()7月()1日()の1株()→2株()の分()割()より前()の株()数()ベースです(分()割()後()は半()分()。156円()は78円()相()当()、94円()は47円()相()当())。連()続()増()配()の期()数()や、受()け取()る配()当()の総()額()は分()割()で変()わりません。

メリット連()続()増()配()の強()み

  • 国()内()最()長()の実績():30年()以()上()・36期()連()続()の増()配()は日本()記()録()。長()期()保()有()の安()心()感()が圧倒()的()。
  • 強()いブランド:アタック・ビオレなど生()活()必()需()品()で、不()況()でも需()要()が崩()れにくい。
  • 健()全()な財()務():自()己()資()本()比()率()約()59%()(2026年()6月末())。借入()に頼()らず、安()定()キャッシュで増()配()を支()える。
  • 買()いやすさへ前()進():2026年()7月()1日()に1株()→2株()の分()割()を実施()済()み。1株()の値()段()が半()分()になり、個()人()が持()ちやすくなりました(100株()で約()37万()円()・2026年()8月()7日()の株()価()3,654円()で計()算())。

留()意()点()増()配()ゆえの宿()題()

  • 利()回()りは地()味():株()価()の評()価()が高()めで、配()当()利()回()りは約()2.4%()。高()利()回()り狙()いには物()足()りない。
  • 利()益()は回()復()途()上():全()盛()期()の利()益()水()準()に未()達()。増()配()の“伸()び幅()”は小()さくなりがち。
  • 化()粧()品()・中国()の課()題():稼()ぐ力()の本()格()回()復()はこれから。ここが崩()れると増()配()の余()力()に影()響()。
  • 連()続()記()録()のプレッシャー:記()録()を守()るために、無()理()な増()配()を続()けるのではという見()方()も。
シリーズの中()での位()置()づけ

各()社()には“顔()”がある

INPEXの黄()金()株()、JTの政()府()保()有()、三菱()商()事()のバフェット、MUFGのモルガン・スタンレー、NTT・KDDIの連()続()増()配()のように、各()社()にはその会()社()を象()徴()する“顔()”があります。花()王()の顔()は、国()内()最()長()(36期()連()続())の増()配()。NTTやKDDIの連()続()増()配()が10〜20期()級()なのに対()し、花()王()は36期()と“年()数()”が桁()違()い。派手()な成()長()ではなく、「何()があっても増()配()を止()めない」一貫()性()で存()在()感()を示()すタイプです。

12 / マクロ環()境()との接点()

原()材()料()・中国()・為替()・人()口()減()。
大()きな波()は、花()王()にどう効()くか。

身近()な日()用()品()の会()社()ですが、業()績()はさまざまなマクロ要()因()に左()右()されます。追()い風()と逆()風()を整()理()します。

原()材()料()・原()油()高()

逆()風()(コスト増())

洗()剤()や化()粧()品()の原()料()は油()脂()・化()学()品()が多()く、原()油()や原()料()市()況()の上()昇()はコスト増()の逆()風()。25年()も約()85億()円()の減()益()要()因()でした。

花()王()は値()上()げ(高()付()加()価()値()化())と原()価()低()減()(TCR)でこれを吸()収()するのが基()本()戦()略()です。

中国()市()場()・化()粧()品()

両()面()(回()復()のカギ)

化()粧()品()やスキンケアは中国()市()場()の影()響()が大()きい。景()気()・消()費()の冷()え込()みやインバウンドの増()減()が、業()績()を左()右()します。

足()元()は中国()の持()ち直()しが化()粧()品()の黒()字()化()を後()押()し。ここが本()格()回()復()すれば全()体()の利()益()を押()し上()げます。

為替()(円()安()・円()高())

両()面()

海()外()売上()が全()体()の約()4割()あり、円()安()だと海()外()の利()益()が円()換()算()で膨()らみます。輸()入()原()料()のコストは円()安()で増()える面()も。

為替()はプラス・マイナス両()面()に効()くため、全()体()への影()響()は事()業()構()成()しだいです。

国()内()人()口()減()・節()約()志()向()

構()造()的()な逆()風()

国()内()市()場()は人()口()減()で長()期()的()に縮()小()傾()向()。生()活()防()衛()の節()約()志()向()は、安()い製()品()への流()れを生()みます。

だからこそ高()付()加()価()値()品()とグローバル展()開()が重()要()。海()外()でどれだけ伸()ばせるかが、長()期()の成()長()を決()めます。

出所():各()種()報()道()・会()社()資()料()等()(2026年()6月()時()点())。マクロの影()響()は不()確()実()性()が高()く、方()向()感()を示()すものです。

13 / 5年()・10年()・20年()の立()ち位()置()

「回()復()」から「再()成()長()」へ戻()れるか。

花()王()の長()期()は、稼()ぐ力()をどこまで取()り戻()し、海()外()で伸()ばせるかの勝負()です。近()い将()来()は会()社()の中()期()計()画()、20年()後()は公()表()目()標()のない見()立()てとして、区()別()して読()んでください。

いま / 2026
回()復()途()上()
現()在()地()
実績()
  • 当()期()利()益()1,201億()円()へV字()回()復()(25.12期())
  • 化()粧()品()が黒()字()転()換()
  • 連()続()増()配()36期()・財()務()は健()全()
〜2027 / K27
稼()ぐ力()の再()建()
中()期()経()営()計()画()
会()社()目()標()
  • 化()粧()品()の収()益()改()善()とグローバル展()開()
  • 高()付()加()価()値()化()と原()価()低()減()(TCR)の継()続()
  • ROEの改()善()を重()要()目()標()に
〜10年() / 2030s
グローバル日()用()品()へ
長()期()ビジョン
見()立()て
  • 国()内()の安()定()を土()台()に海()外()で成()長()
  • 全()盛()期()の利()益()水()準()を超()えられるかが焦()点()
  • サステナビリティ(環()境()配()慮())も競()争()力()に
〜20年() / 2045
分()岐()点()
構()造()シナリオ(推()定())
見()立()て
  • 国()内()人()口()減()を海()外()と高()付()加()価()値()で補()えるか
  • 化()粧()品()・ヘルスケアで世()界()に伍()せるか
  • リスク:回()復()しきれず“安()定()だが伸()びない優()良()株()”のまま

中()期()計()画()(K27)までは会()社()の方()向()性()に沿()っていますが、達成()は環()境()次()第()で保()証()されません。10〜20年()後()は不()確()実()性()が大()きく、ここでの記()述()は一()つのシナリオです。長()期()見()通()しほど幅()をもって捉()えるのが安()全()です。

14 / 配()当()・株()主()還()元()

連()続()増()配()こそ、花()王()の“軸()”。

花()王()は利()益()が落()ち込()んだ年()も、配()当()を着()実()に増()やしてきました。利()回()りは派手()ではありませんが、「増()配()を止()めない」一貫()性()こそが株()主()還()元()の核()です。

第()2四半()期()末()(中()間())配()当()
78円()
実績()・分()割()前()ベースの実()額()(記()録()日()が分()割()前())
期()末()配()当()(会()社()予()想())
39円()
分()割()後()1株()あたり
分()割()を考()慮()しない場()合()の年()間()合()計()
156円()
会()社()注()記()の参()考()値()・37期()目()

1株()配()当()は148円()→150円()→152円()→154円()→156円()(予())と、毎()年()のように増()えてきました(いずれも分()割()前()の株()数()ベース)。2023年()に利()益()が急()減()しても増()配()を続()けたのが花()王()の真骨頂()で、配()当()性()向()が一時()150%()超()になっても記()録()を守()りました。

2026年()7月()1日()に1株()→2株()の株()式()分()割()を実施()しました。1株()が約()半()分()の値()になり、買()いやすくなりました(100株()で約()37万()円()・2026年()8月()7日()の株()価()3,654円()で計()算()。分()割()の直()後()・7月下()旬()の株()価()3,223円()なら約()32万()円()でした)。連()続()増()配()の年()数()や、受()け取()る配()当()の総()額()は分()割()後()も変()わりません。26.12期()の配()当()はこの分()割()をまたぎます。第()2四半()期()末()(中()間())配()当()は78円()00銭()で、記()録()日()が分()割()前()だったため分()割()前()ベースの実()額()のまま支()払()われました(2026年()8月()5日()発表()で確()定())。期()末()配()当()は分()割()後()ベースで39円()00銭()を予()定()しています。基()準()が異()なるため、会()社()は単()純()合()算()した年()間()配()当()金()合()計()を公()表()していません。参()考()として、株()式()分()割()を考()慮()しない場()合()に換()算()すると、期()末()配()当()は78円()00銭()・年()間()合()計()は156円()00銭()になる、と会()社()は注()記()しています。「増()配()の継()続()+買()いやすさ」で個()人()に開()いていく方()針()です。

※ 配()当()性()向()(予()想()利()益()に対()する配()当()の割()合()、約()54%())・予()想()配()当()利()回()り(約()2.4%())は、2026年()7月()時()点()の会()社()予()想()・株()価()をもとにした値()のまま据()え置()いています。年()間()配()当()の合()計()が会()社()から示()されていないため、実績()を反()映()した再()計()算()はしていません。

※ 配()当()・株()式()分()割()は会()社()の方()針()で、将()来()変()わる可()能()性()があります。連()続()増()配()は「過()去()の実績()」であり、今()後()を保()証()するものではありません。配()当()利()回()りは株()価()により変()動()します。

出所():花()王() 株()主()還()元()方()針()・2025年()12月()期() 決算()短()信()・決算()説()明()会()資()料()(2026/2/5)、2026年()12月()期() 第()2四半()期()決算()短()信()〔IFRS〕(2026/8/5)。配()当()性()向()・利()回()りは2026年()7月()時()点()の予()想()EPS・株()価()からの概()算()です。

15 / リスクと注()意()点()

優()良()株()にも、見()ておくべき4つの論()点()。

安()定()して見()える花()王()にも、弱()点()はあります。良()い面()だけでなく、ここを併()せて見()るのが大()切()です。

01

化()粧()品()・中国()市()場()の不()確()実()性()

黒()字()化()はしたものの、化()粧()品()の本()格()回()復()はこれから。中国()の景()気()やインバウンド次()第()で、回()復()が遅()れる可()能()性()があります。会()社()全()体()の利()益()を左()右()する最()大()の変()数()です。

02

原()材()料()高()・コスト圧()力()

洗()剤()・化()粧()品()の原()料()は油()脂()や化()学()品()が中()心()で、原()油()・原()料()市()況()の上()昇()はコスト増()の逆()風()。値()上()げや原()価()低()減()で吸()収()できない局()面()では、利()益()が圧迫()されます。

03

国()内()市()場()の縮()小()と競()争()

国()内()は人()口()減()で長()期()的()に縮()小()傾()向()。節()約()志()向()で安()い製()品()への流()れもあり、日()用()品()は競()争()が激()しい。海()外()で伸()ばせなければ、成()長()は頭()打()ちになりやすい。

04

利()益()回()復()の遅()れと評()価()の調()整()

利()益()はまだ全()盛()期()に届()かず、PBRもかつての4倍()超()から低()下()。回()復()が想()定()より遅()れれば、「安()定()だが伸()びない」と見()られ、株()価()の上()値()が重()くなるリスクがあります。

花()王()は「成()長()株()」というより「連()続()増()配()の安()定()株()」として見()るのが素()直()です。大()きく増()やすより、増()配()を受()け取()りながら回()復()を待()つ。その性()格()を理()解()して持()つのが近()道()です。

* / 3行()でまとめると

このページの要()点()。

正()体():花()王()はアタック・メリーズ・ビオレなどを擁()する日本()最()大()級()の日()用()品()メーカー。化()粧()品()(カネボウ等())や化()学()品()(ケミカル)も手()がける。最()大()の顔()は国()内()最()長()(36期()連()続())の増()配()。

決算():25.12期()は売上()収()益()1.69兆()円()・当()期()利()益()1,201億()円()(+11.4%())。化()粧()品()が黒()字()転()換()し、2023年()の利()益()急()減()(439億()円())から構()造()改()革()でV字()回()復()。ただし2019年()のピーク(約()1,480億()円())にはまだ未()達()。26.12期()は中()間()期()(1〜6月())時()点()で営()業()利()益()が前()年()同()期()比()+38.5%()と大()幅()増()益()となり、通()期()の会()社()予()想()も当()期()利()益()1,350億()円()(+12.4%())へ上()方()修()正()(2026年()8月()5日()発表())。

指()標():PER約()22倍()・PBR約()2.7倍()・利()回()り約()2.4%()(いずれも2026年()7月()時()点())。市()場()平()均()より割()高()だが、ブランド・安()定()収()益()・連()続()増()配()という“質()”が評()価()。かつての高()評()価()(PBR4倍()超())からは下()がり、回()復()が試()される水()準()。株()価()は8月()の中()間()決算()を受()けて3,654円()(2026年()8月()7日()時()点())まで上()昇()。

還()元():連()続()増()配()が軸()。利()益()が急()減()した2023年()も増()配()を死()守()し、配()当()性()向()150%()超()でも記()録()を守()った。2026年()7月()1日()に1株()→2株()の株()式()分()割()を実施()済()み(100株()で約()37万()円()・2026年()8月()7日()時()点())。26.12期()は分()割()をまたぐため、中()間()配()当()78円()(分()割()前()ベースの実()額())と期()末()配()当()予()想()39円()(分()割()後()ベース)を会()社()は単()純()合()算()していないが、分()割()を考()慮()しない場()合()の年()間()合()計()は156円()と注()記()。

評()価()・未()来():アナリストは買()い寄()り(平()均()目()標()約()3,740円()・2026年()7月()時()点())。逆()風()は化()粧()品()・中国()・原()材()料()高()・国()内()縮()小()、強()みはブランド・健()全()な財()務()・国()内()最()長()の連()続()増()配()。安()定()と回()復()途()上()が同()居()する銘()柄()。