一覧() 楽()天()グループ 4755 / 東()証()P
番()外()編()・AI半()導()体() / AI実装()力()レンズ

自()社()の大()規()模()
言()語()モデルを公()開()。
自()分()自()身()も
AIエンパワーメントカンパニーと名()乗()る。

楽()天()グループ(証()券()コード4755)は、約()7,000億()パラメータの独()自()AIモデル「Rakuten AI 3.0」を無()償()公()開()する一方()、2026年()12()月()期()第()2四半()期()では自()社()を「AIエンパワーメントカンパニー」と位()置()づけました。EC「楽()天()市()場()」のAIコンシェルジュ、フィンテック事()業()の再()編()など、社()内()でのAI活()用()による増()収()増()益()を決算()資()料()に明()記()しており、中()間()期()のNon-は前()年()同()期()比()+296.6%()まで改()善()しています。

Rakuten AI 3.0(自()社()AIモデル)
AIコンシェルジュ(楽()天()市()場())
GENIACプロジェクト
フィンテック事()業()の再()編()(AI活()用()の深()化())
Apache 2.0(無()償()公()開())
楽()天()モバイルの通()信()AI
モデル規()模()
約()7,000億()パラメータ
中()間()期()Non-GAAP営()業()利()益()(前()年()同()期()比())
+296.6%()
中()間()期()売上()収()益()(前()年()同()期()比())
+12.9%()
提()供()開()始()
2026年()3()月()17日()

出所():楽()天()グループ公()式()プレスリリース「楽()天()、『GENIACプロジェクト』の一環()として開()発()された国()内()最()大()規()模()の高()性()能()AIモデル『Rakuten AI 3.0』を提()供()開()始()」(2026年()3()月()17日()発表())・楽()天()グループ 2026年()12()月()期()第()2四半()期()(中()間()期())決算()短()信()〔〕(2026年()8()月()10日()発表())(2026年()9()月()26日()確()認())。

いそがしい人()へ
  • 01楽()天()グループは、経済()産()業()省()・のGENIACプロジェクトの一環()として独()自()AIモデル「Rakuten AI 3.0」(約()7,000億()パラメータ)を開()発()・無()償()公()開()しています。
  • 022026年()12()月()期()第()2四半()期()決算()短()信()は自()社()を「AIエンパワーメントカンパニー」と位()置()づけ、EC・フィンテック・モバイルの全()社()でAIを活()用()した売上()収()益()の伸()長()とコスト削()減()に取()り組()んでいると明()記()しています。
  • 03中()間()期()の売上()収()益()は前()年()同()期()比()+12.9%()の1兆()3,091億()円()、Non-GAAP営()業()利()益()は+296.6%()の783億()円()まで改()善()。ただし親会社()の所()有()者()に帰()属()する中()間()利()益()はなお109億()円()の損()失()です。
01 / 会()社()の輪()郭()

楽()天()グループとはどんな会()社()か

AIの話()に入()る前()に、会()社()としての規()模()を、公()表()資()料()で確()認()できた数()字()だけで押()さえます。

楽()天()グループは1997年()2()月()7日()設()立()のインターネットサービス会()社()で、1997年()5()月()にオンラインショッピングモール「楽()天()市()場()」を開()設()しました。現()在()はインターネットサービス・フィンテック・モバイルの3セグメント体()制()で事()業()を展()開()しており、社()内()公()用()語()を英()語()にするなど国()際()的()な人()材()構()成()でも知()られています。2020年()に参()入()した携()帯()電()話()事()業()「楽()天()モバイル」は依()然()として赤()字()ですが、赤()字()幅()は縮()小()が続()いています。

売上()収()益()2026年()12()月()期()中()間()期()
1兆()3,091億()円()

前()年()同()期()比()+12.9%()。インターネットサービス・フィンテックの増()収()がけん引()。

Non-GAAP営()業()利()益()2026年()12()月()期()中()間()期()
783億()円()

前()年()同()期()比()+296.6%()と大()きく改()善()。

親会社()の所()有()者()に帰()属()する中()間()利()益()2026年()12()月()期()中()間()期()
△109億()円()

前()年()同()期()の△1,244億()円()から赤()字()幅()を大()きく縮()小()。

従()業()員()数()2025年()12月末()・連()結()
29,419人()

単()体()は9,989人()。世()界()100カ国()・地()域()以()上()の出身()者()が在()籍()。

2026年()9()月()25日()
約()1.49兆()円()

株()価()680.2円()×発行済()株()式()数()ベースの概()算()(Yahoo!ファイナンス)。

設()立()
1997年()

1997年()2()月()7日()設()立()。本()社()は東()京()都()世田谷区()玉川()一丁()目()14番()1号()(楽()天()クリムゾンハウス)。

02 / AIとの接点()

自()社()モデルの公()開()と、自()らを「AIエンパワーメントカンパニー」と位()置()づける決算()資()料()

2026年()3()月()17日()、楽()天()グループはGENIACプロジェクトの一環()として開()発()したAIモデル「Rakuten AI 3.0」を提()供()開()始()しました。さらに2026年()8()月()10日()発表()の決算()短()信()は、AIの全()社()的()な活()用()を前()面()に打()ち出()しています。

楽()天()グループ公()式()プレスリリース(2026年()3()月()17日()発表()・2026年()10()月()1日()発表())・2026年()12()月()期()第()2四半()期()決算()短()信()(2026年()8()月()10日()発表())より、要()点()を引()用()します。

  • Rakuten AI 3.0:経済()産()業()省()・NEDOのGENIACプロジェクトの支()援()を受()け、日本語()に最()適()化()された約()7,000億()パラメータのMoE(Mixture of Experts)アーキテクチャを採()用()。JamC-QA・MMLU-ProX(日本語())・MATH-100(日本語())・M-IFEval(日本語())の4()種()ベンチマークすべてでGPT-4oを上()回()るスコアを記()録()し、Apache 2.0ライセンスで無()償()公()開()した。
  • 「AIエンパワーメントカンパニー」への進()化():決算()短()信()は「メンバーシップ、オンライン・オフライン双()方()で展()開()する様々()なサービスによって蓄()積()される質()・量()ともに圧倒()的()なデータを生()かしたAI等()の先()進()的()技()術()を活()用()したサービスの開()発()及()び展()開()」を進()め、「AIエンパワーメントカンパニーとしても進()化()」すると明()記()している。
  • AIコンシェルジュ:EC「楽()天()市()場()」では、データやエージェント型()AIツールである「AIコンシェルジュ」等()の活()用()を通()じた新()しい市()場()の創()造()や既()存()ユーザーの購()買()額()向()上()を、通()期()の重()点()施()策()として掲()げている。
  • フィンテック事()業()の再()編()とAI活()用()の深()化():楽()天()銀()行()を株()式()交()付()親会社()とする楽()天()カード・楽()天()証()券()ホールディングスの株()式()交()付()による事()業()再()編()は、2026年()10()月()1日()に効()力()が発生()し、両()社()は楽()天()銀()行()の連()結()子会社()になった(同()日()のプレスリリース)。決算()短()信()は「フィンテックサービスにおけるAI活()用()が更()に深()化()していくことを期()待()」と明()記()している。

決算()短()信()はまた「グループを挙()げて、AIを活()用()した売上()収()益()の伸()長()及()びコスト削()減()に取()り組()む中()、インターネットサービスにおいては、流()通()総()額()及()び売上()収()益()の更()なる成()長()のために…各()事()業()における収()益()改()善()の取()組()等()に注()力()した結果()、増()収()増()益()を達成()しました」と、AI活()用()と業()績()改()善()を明()確()に結()びつけて説()明()している。

モデル規()模()
約()7,000億()パラメータ
中()間()期()Non-GAAP営()業()利()益()
783億()円()
前()年()同()期()比()+296.6%()
中()間()期()売上()収()益()
1兆()3,091億()円()
前()年()同()期()比()+12.9%()

「AIエンパワーメントカンパニー」という自()己()認()識()と、実際()の増()収()増()益()がどこまで因果()関()係()にあるかは決算()短()信()だけでは切()り分()けられませんが、楽()天()は複()数()の決算()資()料()でAI活()用()と業()績()改()善()を並()べて説()明()する会()社()である、という事()実()は確()認()できます。

出所():楽()天()グループ公()式()プレスリリース(2026年()3()月()17日()発表()・2026年()10()月()1日()発表())・2026年()12()月()期()第()2四半()期()(中()間()期())決算()短()信()〔IFRS〕(2026年()8()月()10日()発表())。

03 / AI実装()力()を6つの観()点()で読()む

6指標()の判()定()(◎○なしの3段階()・点()数()化()しない)

公()表()資()料()に基()づく判()定()です。合()計()点()は出()しません。判()定()は公()表()資()料()に依()存()するため、「なし」は「無()い」ではなく「今()回()確()認()できなかった」という意()味()です。

観()点()判()定()根()拠()
1 自()社()実践()の規()模()○決算()短()信()は「グループを挙()げて、AIを活()用()した売上()収()益()の伸()長()及()びコスト削()減()に取()り組()む」と明()記()。AIコンシェルジュ等()の活()用()を掲()げるが、削()減()時()間()や利()用()回()数()などの実績値()は開()示()されていない。
2 AI人()材()育()成()なしAI人()材()育()成()の記()載()なし。
3 外()部()提()携()○経済()産()業()省()・NEDOのGENIACプロジェクトの支()援()を受()けてRakuten AI 3.0を開()発()。
4 独()自()技()術()・性()能()◎「Rakuten AI 3.0」約()7,000億()パラメータのMoEモデル。4()種()の日本語()ベンチマークでGPT-4oを上()回()るスコアを明()記()。Apache 2.0ライセンスで無()償()公()開()。
5 社会実装()の射()程()○EC・フィンテック・モバイルの全()社()的()なAI活()用()を掲()げ「AIエンパワーメントカンパニー」を標()榜()。ただし楽()天()市()場()本()体()への本()格()的()な組()み込()みは一()部()「今()後()」の表()現()も残()る。
6 経()営()の数()値()目()標()なしAI活()用()に関()する具()体()的()な数()値()目()標()(削()減()率()・売上()寄()与()額()等())の開()示()なし。
04 / 事()業()の中()身()

3セグメントのうち2つが黒()字()化()。モバイルは赤()字()縮()小()が続()く

楽()天()グループの事()業()はインターネットサービス・フィンテック・モバイルの3セグメントに整()理()されています。それぞれの規()模()と、AIとの関()係()を見()ます。

フィンテック

クレジットカード関()連()(楽()天()カード)・銀()行()(楽()天()銀()行())・証()券()(楽()天()証()券())・保()険()・ペイメント(楽()天()ペイ)が中()心()。2026年()12()月()期()中()間()期()の売上()収()益()は5,708億()円()(前()年()同()期()比()25.1%()増())、セグメント利()益()は1,277億()円()(前()年()同()期()比()46.9%()増())で3セグメントのうち最()大()の利()益()。日()銀()の政()策()金()利()引()き上()げに伴()う運()用()利()回()りの向()上()、株()式()市()況()の活況()などが寄()与()しました。

インターネットサービス

EC「楽()天()市()場()」・「楽()天()トラベル」・海()外()の「Rakuten Rewards」「Rakuten Viber」等()が中()心()。売上()収()益()は6,558億()円()(前()年()同()期()比()4.1%()増())、セグメント利()益()は442億()円()(前()年()同()期()比()67.2%()増())。楽()天()市()場()の流()通()総()額()の伸()びとマーケティング効()率()の改()善()、AIコンシェルジュ等()の活()用()が寄()与()しました。

モバイル

「楽()天()モバイル」の通()信()サービスが中()心()。売上()収()益()は2,525億()円()(前()年()同()期()比()13.3%()増())、セグメント損()失()は711億()円()(前()年()同()期()は885億()円()の損()失())で、契()約()回()線()数()の増()加()により赤()字()幅()の縮()小()が続()いています。

セグメント利()益()(モバイルエコシステム貢()献()考()慮()後())

2026年()12()月()期()中()間()期()(1〜6()月())/セグメント利()益()(モバイルエコシステム貢()献()考()慮()後())・億()円()
フィンテック 127% インターネットサービス 44% モバイル -71%
フィンテック・インターネットサービス(黒()字())モバイル(赤()字()だが縮()小()が続()く)

※ 「モバイルエコシステム貢()献()」は、楽()天()モバイルの契()約()者()が他()の楽()天()サービスをより多()く使()う相()互()送()客()効()果()を金()額()換()算()し、各()セグメントの損()益()に反()映()させたもの。フィンテックとインターネットサービスの黒()字()がモバイルの赤()字()を大()きく上()回()り、連()結()ベースでは増()益()となっています。

出所():楽()天()グループ 2026年()12()月()期()第()2四半()期()(中()間()期())決算()短()信()〔IFRS〕(2026年()8()月()10日()発表())セグメント情()報()。金()額()は百()万()円()単()位()を億()円()に換()算()(四捨()五入())。

05 / 業()績()の推()移()

3()年()連()続()の最()終()赤()字()。ただし中()間()期()は赤()字()幅()が大()きく縮()小()。

2026年()12()月()期()第()2四半()期()(中()間()期())決算()(2026年()8()月()10日()発表())を軸()に、直近()3年間()の年()間()業()績()を見()ます。

売上()収()益()(中()間()期())
1兆()3,091億()円()
+12.9%() 前()年()同()期()比()
Non-GAAP営()業()利()益()(中()間()期())
783億()円()
+296.6%() 前()年()同()期()比()
親会社()の所()有()者()に帰()属()する中()間()利()益()
△109億()円()
前()年()同()期()は△1,244億()円()

親会社()の所()有()者()に帰()属()するの推()移()

単()位():億()円()(年()間()・IFRS)
-3,600 -2,700 -1,800 -900 0 -3,395 23.12 -1,624 24.12 -1,779 25.12
実績()(いずれも赤()字())

親会社()の所()有()者()に帰()属()する当()期()純()利()益()は23.12期()の△3,395億()円()から24.12期()は△1,624億()円()まで赤()字()が縮()小()しましたが、25.12期()は再()び△1,779億()円()まで赤()字()が広()がりました。26.12期()の会()社()予()想()は「黒()字()化()を目指()す」との表()現()のみで具()体()的()な金()額()は示()されていません。中()間()期()(1〜6()月())の実績()は前()年()同()期()の△1,244億()円()から△109億()円()まで赤()字()が大()きく縮()小()しています。

良()いところ

フィンテック・インターネットサービスが増()収()増()益()、モバイルの赤()字()も縮()小()

3セグメントすべてで増()収()となり、フィンテックとインターネットサービスは増()益()。モバイルもセグメント損()失()が前()年()同()期()の885億()円()から711億()円()まで縮()小()しました。は前()年()同()期()比()+22.4%()の2,241億()円()です。

気()になるところ

IFRSベースの中()間()利()益()はなお赤()字()。無()配()が続()く

Non-GAAP営()業()利()益()は大()きく改()善()しましたが、親会社()の所()有()者()に帰()属()する中()間()利()益()はIFRSベースでなお109億()円()の損()失()です。2026年()12()月()期()の1()株()配()当()は中()間()期()時()点()で0円()、通()期()予()想()も「未()定()」のままです。

2026年()12()月()期()・通()期()の会()社()見()通()し

売上()収()益()は一()桁()後()半()の成()長()、黒()字()化()を目指()す(具()体()的()な金()額()の予()想()は非()開()示())

決算()短()信()は「連()結()売上()収()益()については、前()期()に比()べ一()桁()後()半()の成()長()率()を目指()します。また、Non-GAAP営()業()利()益()については、当()期()においても黒()字()化()を目指()すほか、税引前()当()期()利()益()及()び当()期()利()益()についても黒()字()化()を目指()します」と記()載()。具()体()的()な金()額()の予()想()は開()示()されていません。

出所():楽()天()グループ 2026年()12()月()期()第()2四半()期()(中()間()期())決算()短()信()〔IFRS〕(2026/8/10)。年()間()業()績()はYahoo!ファイナンス業()績()データ(決算()短()信()の数()値()との一致()を2025年()12()月()期()分()で確()認()済()み)。

06 / 株()価()と指()標()

株()価()は1()年()で年()初()来()安()値()を更()新()。無()配()・実績()赤()字()で本編()の指()標()が算()出()できない。

2026年()1()月()に1,000円()台()だった株()価()は、9()月()25日()に678.2円()まで下()げ、この日()に52週()安()値()を更()新()しました。指()標()もやさしく整()理()します。

株()価()の推()移()(2026年())

終値()ベースの主()要()な節()目()(概()算())/単()位():円()
650 750 850 950 1,050 1,006 1/6 1,026 1/13 771 3/17 723 6/24 864 8/10 680 9/25
株()価()Rakuten AI 3.0提供()開()始()(3/17)
直近()の株()価()(9()月()25日())
680.2円()
終値()・年()初()来()安()値()を更()新()
年()初()来()高()値()
1,026円()
2026/1/13
年()初()来()安()値()
678.2円()
2026/9/25

配()当()・・は「算()出()不()可()」——主()要()指()標()をやさしく

楽()天()グループは実績()ベースで最()終()赤()字()が続()いており、無()配()のため、本編()20社()で使()うPER・・EPSはいずれも算()出()できません。参()考()になるのは・などに限()られます。

PER実績()
---

実績()が赤()字()のため算()出()不()可()。

PBR実績()
約()1.62倍()

の約()1.6倍()で取引()されている水()準()。

配()当()利()回()り実績()・会()社()予()想()
---

2025年()12()月()期()・2026年()12()月()期()予()想()とも1()株()配()当()0円()(無()配())。

EPS実績()
---

実績()が赤()字()のため算()出()不()可()(中()間()期()は1()株()あたり△5.03円())。

実績()
約()419.6円()

株()価()(約()680円())はこれを上()回()る=PBRは1.6倍()台()。

実績()
約()△18.53%()

実績()赤()字()のためマイナス。

自()己()資()本()比()率()連()結()(金()融()事()業()を含()む)
約()3.4%()

カード・銀()行()・証()券()事()業()の資()産()割()合()が大()きいため、事()業()会()社()としては低()めに出()る指()標()。

時()価()総()額()2026年()9()月()25日()
約()1.49兆()円()

会()社()の値()段()。

本編()の選()定()基()準()②には合()わない

無()配()で実績()赤()字()。本編()のバリュー・レンズでは評()価()できない

本編()(日本株()シリーズ20社())の選()定()基()準()②は「配()当()利()回()り3%()前()後()〜、または連()続()増()配()・」。楽()天()グループは2025年()12()月()期()・2026年()12()月()期()予()想()とも1()株()配()当()0円()で、この基()準()には根本()的()に届()きません。

一方()で、Non-GAAP営()業()利()益()は前()年()同()期()比()+296.6%()まで改()善()し、中()間()利()益()の赤()字()幅()も1桁()億()円()台()まで縮()小()しました。配()当()・割()安()のものさしでは測()れませんが、収()益()改()善()の途()上()にある会()社()だと読()めます。

出所():Yahoo!ファイナンス(株()価()・時()価()総()額()・2026年()9()月()25日()時()点())、楽()天()グループ 決算()短()信()各()号()(EPS・BPS・ROE・自()己()資()本()比()率()・配()当()の実績値())。PBRは上()記()の実績値()と株()価()から算()出()した概()算()です。

07 / AI半()導()体()の工()程()分()担()図()での位()置()

楽()天()は「半()導()体()をつくる会()社()」ではない。

番()外()編()のもう1つの柱()、AI半()導()体()の設計()・製()造()・後()工()程()・素()材()・装()置()という5工程()の分()担()図()を見()ます。楽()天()がこの図()のどこにいるかを、隠()さず示()します。

結()論()から言()うと、楽()天()はこの工()程()分()担()図()のどこにも入()りません。下()の図()はSamsung Electronics・NVIDIA・TSMCという「半()導()体()そのものを設計()・製()造()する会()社()」の分()担()を示()したもので、楽()天()・日立()・パナソニック・トヨタ・ソフトバンクは、半()導()体()の製()造()工()程()を担()わない「AIを活()用()する側()」の会()社()として、意()図()的()にこの図()から外()しています。

AI半()導()体()の工()程()分()担()図()(Samsung Electronics・NVIDIA・TSMCの分()担()。楽()天()は含()まれない)

AI半導体の工程分担図(横長) 半導体の5工程(設計・製造・後工程・素材・装置)を横に並べる。Samsung Electronics・NVIDIA・TSMCが公表資料で確認できた範囲で、どの工程を担っているかを色分けした区間で示す。素材・装置は今回確認できた候補企業が無い。 設計 ファブレス設計・自社Logic設計 製造 ウエハー製造・ファウンドリ・メモリFab 後工程 パッケージング・検査 素材 シリコンウエハー・薬品・ガス等 装置 製造装置 Samsung Electronics NVIDIA TSMC
AI半導体の工程分担図(縦長・モバイル) 半導体の5工程(設計・製造・後工程・素材・装置)を行に、Samsung Electronics・NVIDIA・TSMCを列に並べる。塗りつぶした区間がその工程を担うと確認できた会社。詳しい説明は本文を参照。 Samsung NVIDIA TSMC 設計 ○ ○ 製造 ○ ○ 後工程 ○ 素材 装置
  • 塗()りつぶした区()間()=公()表()資()料()でその工()程()を担()うと確()認()できた会()社()
  • 破()線()の枠()=その工()程()の候()補()企()業()が今()回()は見()つかっていない(空()欄()を隠()さず示()す)
  • 楽()天()・日立()・パナソニック・トヨタ・ソフトバンクはAI活()用()側()の会()社()であり、半()導()体()の製()造()工()程()は担()わないためこの図()には含()めていません

では、この工()程()分()担()図()には入()らない楽()天()は、代()わりに何()をしているのか。楽()天()は半()導()体()そのものではなく、自()社()サービスが蓄()積()した大()量()のデータを学()習()させたAIモデルそのもの(Rakuten AI 3.0)を作()り、無()償()公()開()するという別()の役()割()を担()っています。

半()導()体()の川()上()(設計()・製()造())を担()うSamsung・NVIDIA・TSMCと、AIを実際()の現()場()へ届()ける川()下()の楽()天()・日立()・パナソニック・トヨタ・ソフトバンクは、同()じ「AI半()導()体()」というテーマの、別()の場()所()に立()つ会()社()だと考()えると分()かりやすくなります。楽()天()はその中()でも、半()導()体()の上()で動()く「AIモデル」そのものを作()る、やや珍()しい立()ち位()置()です。

出所():この工()程()分()担()図()は番()外()編()ハブページ(/ai-semi/)と同()じ図()です。楽()天()を含()む5社()が対()象()外()である理()由()も、ハブページの記()述()と揃()えています。

08 / 時()間()軸()

AIモデル開()発()と事()業()再()編()の歩()み

楽()天()の29年()の歴()史()のうち、自()社()AIモデルの開()発()と、直近()の事()業()再()編()に関()わる主()な出来事()を時()系()列()で追()います。

1997年()2()月()

楽()天()株式会社()を設()立()

三木()谷()浩()史()氏()らが設()立()。同()年()5()月()にオンラインショッピングモール「楽()天()市()場()」を開()設()しました。

2020年()

楽()天()モバイルが携()帯()電()話()事()業()に本()格()参()入()

通()信()サービス「楽()天()モバイル」を開()始()。以()降()、通()信()品()質()の向()上()と契()約()者()獲()得()に投()資()を続()け、モバイルセグメントは長()く赤()字()が続()いています。

2025年()7()月()

GENIACの第()3期()公()募()に採()択()

次()世()代()LLM(大()規()模()言()語()モデル)の研()究()開()発()のため、経済()産()業()省()・NEDOが推()進()するGENIACプロジェクトの第()3期()公()募()に採()択()されました。Rakuten AI 3.0の学()習()費()用()の一()部()は、この採()択()で得()た計()算()資()源()の支()援()を受()けています。

2025年()12()月()

「Rakuten AI 2.0」を発表()

約()470億()パラメータの自()社()AIモデルを発表()。この後()さらにファインチューニングを重()ね、次()モデルの開()発()を進()めました。それ以()前()の「Rakuten AI 7B」は約()70億()パラメータで、2世代()でモデル規()模()はおよそ7倍()に拡()大()しています。

2026年()3()月()17日()

「Rakuten AI 3.0」を提()供()開()始()

約()7,000億()パラメータのMoEモデルを、日本語()ベンチマーク4()種()でGPT-4o超()えのスコアとともにApache 2.0ライセンスで無()償()公()開()しました。

2026年()8()月()10日()

中()間()期()決算()で「AIエンパワーメントカンパニー」を掲()げる

2026年()12()月()期()第()2四半()期()決算()短()信()で自()社()を「AIエンパワーメントカンパニー」と位()置()づけ、AI活()用()による増()収()増()益()を明()記()しました。

2026年()10()月()1日()

フィンテック事()業()の再()編()が効()力()発生()

楽()天()銀()行()を株()式()交()付()親会社()とする株()式()交()付()の効()力()が発生()し、楽()天()カード・楽()天()証()券()ホールディングスは楽()天()銀()行()の連()結()子会社()になりました。第()3四半()期()連()結()決算()では、約()230億()円()の法()人()所()得()税()費()用()を計()上()する見()込()みです。決算()短()信()(8()月()10日()発表())は再()編()後()のAI活()用()の深()化()にも言()及()しています。

出所():楽()天()グループ公()式()サイト「会()社()概()要()」「楽()天()の歴()史()」・公()式()プレスリリース各()号()・決算()短()信()各()号()。

09 / リスクと注()意()点()

無()配()・赤()字()から事()業()再()編()まで、4つの論()点()。

自()社()AIモデルの公()開()という話()題()性()の一方()で、注()意()しておきたい点()も公()表()資()料()からそのまま拾()います。

01

実績()赤()字()と無()配()が続()いている

親会社()の所()有()者()に帰()属()する当()期()純()利()益()は2023年()12()月()期()から3期()連()続()の赤()字()。2026年()12()月()期()の1()株()配()当()も中()間()期()時()点()で0円()です。中()間()期()のNon-GAAP営()業()利()益()は大()きく改()善()しましたが、通()期()での黒()字()転()換()はまだ達成()していません。

02

モバイル事()業()の赤()字()が残()る

楽()天()モバイルは契()約()回()線()数()の増()加()で赤()字()幅()が縮()小()していますが、2026年()12()月()期()中()間()期()もなお711億()円()の損()失()です。4G・5G基()地()局()の整()備()や衛()星()通()信()への投()資()など、追()加()の設()備()投()資()も継()続()する計()画()です。

03

フィンテック事()業()再()編()に伴()う費()用()の計()上()

2026年()10()月()1日()に効()力()が発生()した株()式()交()付()による事()業()再()編()について、楽()天()グループは2026年()12()月()期()第()3四半()期()連()結()決算()で約()230億()円()の法()人()所()得()税()費()用()を計()上()する見()込()みと公()表()しました。楽()天()カードが保()有()する楽()天()ペイメント株()式()等()を譲()渡()して生()じた譲()渡()益()に伴()うもので、グループ内()の取引()による譲()渡()益()そのものは連()結()決算上()は消()去()されます。金()額()は10()月()1日()時()点()の試()算()で、今()後()の会()計()監()査()等()により変()動()する可()能()性()があります。再()編()関()連()費()用()全()体()の通()期()の連()結()業()績()への影()響()額()は、8()月()10日()発表()の決算()短()信()では未()定()とされていました。

04

自()己()資()本()比()率()の低()さ

連()結()自()己()資()本()比()率()は約()3.4%()と、カード・銀()行()・証()券()事()業()の資()産()規()模()が大()きい金()融()コングロマリットという事()業()の性()質()上()、事()業()会()社()と単()純()比()較()すると低()い水()準()です。決算()短()信()自()身()も「事()業()を理()解()する上()で有()用()」な指()標()として資()本()合()計()ベースの比()率()を別掲()しています。

楽()天()は「話()題()性()のあるAIモデルを持()ちながら、財()務()面()ではまだ黒()字()化()の途()上()にある」会()社()として見()るのが素()直()です。中()間()期()の改()善()が通()期()でも続()くかを、次()の決算()でどう確()認()できるかが焦()点()になります。

出所():楽()天()グループ 2026年()12()月()期()第()2四半()期()(中()間()期())決算()短()信()〔IFRS〕(連()結()業()績()予()想()に関()する定()性()的()情()報()・財()政()状()態())・楽()天()グループ公()式()プレスリリース(2026年()10()月()1日()発表())。

10 / 本編()との関()係()

なぜ本編()(日本株()シリーズ20社())には無()いのか

投()資()推()奨()ではないという前()提()を、あらためて明()記()します。

日本株()シリーズ(本編())は配()当()・割()安()(バリュー・レンズ)——配()当()利()回()り3%()前()後()〜、または連()続()増()配()・累()進()配()当()——という同()じものさしで20社()を横()並()びに選()んでいます。楽()天()グループは元々()この選()定()作()業()の対()象()になっておらず、本編()には掲()載()していません。参()考()として選()定()基()準()②を当()てると、2025年()12()月()期()・2026年()12()月()期()予()想()とも1()株()配()当()は0円()(無()配())で、この基()準()には根本()的()に届()きません。

実績()ベースの当()期()純()利()益()も3期()連()続()の赤()字()が続()いており、本編()20社()が前()提()とする「配()当()を出()せるだけの安()定()した収()益()力()」という土()台()自()体()が、まだ整()っていない状()態()です。

この番()外()編()は、配()当()ではなくAIへの理()解()度()・解()像()度()・社会実装()力()という別()のものさしで会()社()を読()みます。投()資()判()断()のための順()位()づけではありません。特()定()の銘()柄()の売()買()を推()奨()するものではなく、Rakuten AI 3.0という事()実()と、それを「AIエンパワーメントカンパニー」という自()己()認()識()と結()びつける決算()資()料()の記()述()を、初()心()者()向()けに整()理()した情()報()提()供()コンテンツです。

配()当()・割()安()のものさしで会()社()を選()ぶ本編()は「日本株()、この会()社()なに?」トップ(本編()20社())をご覧()ください。

11 / 用()語()

このページに出()てくる言葉()

本()文()中()で説()明()しきれなかった専()門()用()語()を、2つの箱()にまとめます(本()文()中()の該()当()語()にもタップで説()明()が出()ます)。

用()語()①AIとモデルの言葉()

  • MoE(Mixture of Experts):AIモデルの内()部()を複()数()の専()門()家()(エキスパート)ネットワークに分()け、入()力()ごとにふさわしいものだけを使()う設計()。同()じ計()算()量()でも高()い性()能()を狙()える手()法()。
  • GENIACプロジェクト:経済()産()業()省()・NEDOが推()進()する、日本()の生()成()AI開()発()力()強()化()を目()的()としたプロジェクト。企()業()に計()算()資()源()やデータの支()援()を行()う。
  • AIコンシェルジュ:楽()天()市()場()が掲()げる、データやエージェント型()AIツールを使()った顧()客()対()応()の仕()組()み。質()問()に答()えるだけでなく、購()入()までの行()動()を後()押()しする役()割()を想()定()している。

用()語()②決算()・財()務()の言葉()

  • Non-GAAP営()業()利()益():楽()天()グループが独()自()に使()う利()益()指()標()。IFRS基()準()の営()業()利()益()に、等()の償()却()費()や一時()的()な項()目()を調()整()して算()出()する。
  • モバイルエコシステム貢()献():楽()天()モバイルの契()約()者()が、他()の楽()天()サービスをより多()く使()うことによる相()互()送()客()効()果()を金()額()換()算()し、各()セグメントの損()益()に反()映()させる楽()天()独()自()の指()標()。
  • 株()式()交()付():ある会()社()(親会社())が別()の会()社()(子会社())の株()式()を自()社()の傘()下()に収()める対()価()として、自()社()の株()式()を交()付()する組()織()再()編()の手()法()。楽()天()銀()行()によるフィンテック事()業()再()編()で使()われる。

出所():楽()天()グループ公()式()プレスリリース・決算()短()信()各()号()。

12 / 3行()でまとめると

このページの要()点()。

正()体():楽()天()グループは売上()収()益()1兆()3,091億()円()(2026年()12()月()期()中()間()期()・前()年()同()期()比()+12.9%())のインターネットサービス会()社()。本編()20社()の選()定()作()業()の対()象()になっておらず番()外()編()で扱()っています。

AIとの接点():約()7,000億()パラメータの独()自()AIモデル「Rakuten AI 3.0」を無()償()公()開()する一方()、決算()短()信()は自()社()を「AIエンパワーメントカンパニー」と位()置()づけ、EC・フィンテック・モバイルの全()社()的()なAI活()用()による増()収()増()益()を明()記()しています。

業()績():中()間()期()のNon-GAAP営()業()利()益()は前()年()同()期()比()+296.6%()の783億()円()まで改()善()しましたが、親会社()の所()有()者()に帰()属()する中()間()利()益()はなお109億()円()の損()失()。3期()連()続()の年()間()最()終()赤()字()が続()いています。

指()標()と配()当():実績()赤()字()・無()配()のため、PER・配()当()利()回()り・EPSは算()出()できません。PBRは約()1.62倍()、自()己()資()本()比()率()は約()3.4%()(金()融()事()業()の資()産()規()模()が大()きいため低()めに出()る指()標())です。

位()置()づけ:半()導()体()そのものは作()らず、工()程()分()担()図()(設計()・製()造()・後()工()程()・素()材()・装()置())には入()りませんが、大()量()の自()社()データを学()習()させたAIモデルそのものを無()償()公()開()するという、番()外()編()6社()の中()でも珍()しい役()割()を担()っています。

13 / 出典()

出典()資()料()

このページで扱()った数()値()・引()用()は、すべて下()記()の資()料()に基()づきます。

最()終()確()認():2026年()9()月()26日()。