日本株でも、
米国株でもない。
Samsung Electronicsという会社。
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Samsung Electronics(サムスン電子)は韓国取引所(KOSPI)上場の韓国企業。銘柄コード005930。itoame stocksの日本株シリーズにも米国株(オルカン)シリーズにも入りません。 - 02
2026年2Q(4〜6月期)は売上171.5兆ウォン(前年同期比+130%)・営業利益89.5兆ウォン(同+1,814%)で四半期として過去最高を更新。半導体(DS)部門のは70%に達しました。2026年10月8日には3Q26(7〜9月期)の暫定値(売上約195兆・営業利益約107.4兆ウォン)が発表されています(確報は未発表)。 - 03
自社を「memory・logic・foundry・advanced packagingの全てを提供する唯一の半導体企業」と位置づけ、AI向け高帯域メモリHBM4を量産中(NVIDIA Vera Rubinプラットフォーム向け)。2026年3月には次世代HBM4E(4.0TB/秒)を初公開しました。 - 04
日本からは、大手ネット証券のうちSBI証券が韓国株として取り扱っています(2026年9月確認)。1株単位(単元未満株)で購入可能です。
Samsung Electronicsとはどんな会社か
Samsung Electronicsは
「memory・logic・foundry・advanced packagingの全てを提供する唯一の半導体企業」
HBM4(第6世代・量産中) :NVIDIA Vera Rubinプラットフォーム向け。業界標準8Gbpsを上回る11.7Gbps(最大13Gbpsまで拡張可能)の処理速度を実現。最先端の第6世代10ナノメートル級DRAMプロセス(1c)により安定した歩留まりを達成。 HBM4E(次世代・GTC 2026で初展示) :16Gbps/pin・4.0テラバイト/秒(TB/s)の帯域幅。 hybrid copper bonding()技術 :次世代HBMで16層以上の積層を可能にしつつ、熱抵抗を従来のthermal compression bonding()比で20%以上削減する新手法。 NVIDIAとの協業 :AI Factory開発でNVIDIA Omniverseライブラリを活用したデジタルツイン製造を計画。同社AIセンター責任者Yong Ho Song氏が「Transforming Semiconductor Manufacturing with Agentic AI from Design and Engineering to Production」と題した講演を実施予定(2026年3月17日)。
6指標の判定(◎○なしの3段階・点数化しない)
| なし | ||
| なし | ||
| ◎ | ||
| ◎ | ||
| ○ | ||
| なし |
半導体(DS)だけの会社ではない。4つの部門で構成
DS部門(Device Solutions・半導体)
DX部門(Device eXperience)
SDC(Samsung Display)
Harman
部門別の売上構成
2026年上期だけで、前年通期の営業利益を超えた。
営業利益の推移
AIサーバー向けメモリ需要でDS部門が急拡大
メモリ高が自社のDX部門の収益を圧迫
株価は年初来で約2.2倍。円でもドルでもなく韓国ウォン。
株価の推移(2026年)
でも本編には届かない——主要指標をやさしく
上場市場・通貨・日本からの買い方
| 005930 | |
番外編6社のうち、唯一この図の中にいる会社。
塗りつぶした区間=公表資料でその工程を担うと確認できた会社 破線の枠=その工程の候補企業が今回は見つかっていない(空欄を隠さず示す) 日立・パナソニック・トヨタ・楽天・ソフトバンクはAI活用側の会社であり、半導体の製造工程は担わないためこの図には含めていません
1969年の設立から、AI半導体の主役へ
サムスン電子工業として設立
新規株式公開
現社名「Samsung Electronics Co., Ltd.」へ変更
TV市場で世界シェア首位に
モバイル(スマートフォン)市場で世界シェア首位に
Harmanが米オーディオブランドSound Unitedを買収
NVIDIA GTC 2026でHBM4Eを初公開
2Q26決算で四半期として過去最高益を更新
米国補助金の条件から自動車市場の減速まで、4つの論点。
決算はレビュー完了前の速報値
米国政府補助金の返還義務
メモリ高が自社のDX部門を圧迫する内部の綱引き
車載市場(Harman)の逆風
Samsungは
日本株シリーズにも、オルカンシリーズにも入らない理由
このページに出てくる言葉
用語① 半導体・製造の言葉
advanced packaging(後工程) :製造したチップを積み重ねたり配線したりして最終製品にする工程。HBMの多層積層などが含まれる。 - hybrid copper bonding(HCB)
:チップ同士を銅で直接接合する次世代の積層技術。従来のthermal compression bonding(TCB)より熱抵抗を抑えられる。 歩留まり :製造したチップのうち、規格を満たして出荷できる割合。半導体製造の採算を左右する指標。
用語② 決算・財務の言葉
- K-
:韓国が採用する国際財務報告基準(IFRS)の韓国版の呼び名。日本のIFRS採用企業と会計基準の考え方は共通する。 - Fabless/Foundry(ファウンドリ)
:自社で工場を持たずに設計だけを行う会社(Fabless)に対し、他社の設計を受託製造する会社をFoundryと呼ぶ。SamsungはSystem LSI(設計)とFoundry(受託製造)の両方を持つ珍しい会社。 ROE(自己資本利益率) :株主が出した資本(自己資本)に対して、どれだけ利益を生んだかを示す指標。
このページの要点。
出典資料
Samsung Electronics「2Q 2026 Earnings Call」決算説明資料 (2026年7月29日発表・2026年9月26日確認) Samsung Electronics「2026 Half-year Business Report」(半期事業報告書) (対象期間2026年1〜6月・2026年8月31日発表・2026年9月26日確認) - Samsung Electronics「Sustainability Report 2026」
(対象期間2025年・2026年6月発表・2026年9月26日確認) Samsung Electronics「4Q 2025 Earnings Call」決算説明資料 (2023〜2025年の通期売上・営業利益・2026年1月28日発表・2026年9月26日確認) Samsung Electronics公式ニュースルーム「Samsung Unveils HBM4E, Showcasing Comprehensive AI Solutions, NVIDIA Partnership and Vision at NVIDIA GTC 2026」 (2026年3月17日発表・2026年9月26日確認) SBI証券 韓国株式 銘柄一覧(公式ページ) (2026年9月確認) - Yahoo! Finance 005930.KS
(株価・2026年9月25日終値等・2026年9月26日確認)