一覧() ソフトバンクG 9984 / 東()証()P
番()外()編()・AI半()導()体() / AI実装()力()レンズ

自()社()で作()らず、
賭()ける。
ソフトバンクグループという向()き合()い方()。

ソフトバンクグループ(証()券()コード9984)は、日立()のように自()社()でAIを開()発()・活()用()するのではなく、OpenAIへの大()規()模()投()資()とArm(半()導()体()設計())という2()本()の柱()でAIに向()き合()う投()資()持株()会()社()です。OpenAIへの追()加()出資()は総()額()300億()ドル規()模()、自()社()の価()値()を測()る指()標()NAV(価()値())は2026年()3月末()で40.1兆()円()に達()しています。

OpenAIへの追()加()出資()
Arm(AI Computing事()業())
SoftBank Vision Fund 1・2
SoftBank(国()内()通()信()・AI基()盤())
投()資()持株()会()社()(NAV経()営())
孫正義()会()長()兼()社()長()
NAV(2026年()3月末())
40.1兆()円()
OpenAIへの追()加()出資() 総()額()
300億()ドル
LTV(負()債()の余()裕()度())
17.0%()
実行日()(最()終()の第()3()弾())
2026年()10()月()1日()

出所():SoftBank Group Corp.「2027年()3()月()期()第()1四半()期()」(2026年()8()月()6日()発表())・「SoftBank Group Report 2026」(NAV・LTV、2026年()3月末()時()点())(2026年()9()月()26日()確()認())・「OpenAIへの追()加()出資()(サードトランシェ)の実行()に関()するお知()らせ」(2026年()10()月()1日()発表()・同()日()確()認())。

いそがしい人()へ
  • 01ソフトバンクグループは、OpenAIへの大()規()模()投()資()とArm(半()導()体()設計())というAI Computing事()業()の2()本()柱()でAIに向()き合()う投()資()持株()会()社()です。
  • 02OpenAIへ総()額()300億()ドルのフォローオン投()資()のうち、第()2()弾()100億()ドルを2026年()7()月()1日()に実行()。最()終()の第()3()弾()100億()ドルは2026年()10()月()1日()に実行()され、追()加()出資()が完()了()しました。累()計()出資()額()は646億()ドル、持分()比()率()は約()13%()です。
  • 03半()導()体()設計()子会社()Armは2026年()3()月()期()から「AI Computing」という独()立()の報()告()セグメントに再()編()。2026年()4〜6()月()期()は売上()が前()年()同()期()比()+30.2%()と伸()びた一方()、研()究()開()発()費()の急()増()でセグメント損()失()が拡()大()しました。
  • 04自()社()の価()値()を測()る独()自()指()標()NAV(純()資()産()価()値())は2026年()3月末()で40.1兆()円()。負()債()の余()裕()度()を示()すLTVは17.0%()(社()内()基()準()は平()時()25%()未()満())で、財()務()的()な健()全()性()は保()たれています。
01 / 会()社()の輪()郭()

ソフトバンクグループとはどんな会()社()か

AIの話()に入()る前()に、投()資()持株()会()社()としての規()模()と、経()営()の物()差()しであるNAV(純()資()産()価()値())を、公()式()の決算()短()信()・統()合()報()告()書()で確()認()できた数()字()だけで押()さえます。

ソフトバンクグループは1981年()9()月()3日()にパソコン用()パッケージソフトの卸売()業()として設()立()された投()資()持株()会()社()です。通()信()事()業()(SoftBank)・半()導()体()設計()(Arm)・投()資()ファンド(SoftBank Vision Fund)を傘()下()に持()ち、一般()的()な事()業()会()社()の売上高()ではなくNAV(純()資()産()価()値()=保()有()資()産()の時()価()から負()債()を引()いた額())を経()営()の最()重()要()指()標()として掲()げています。

NAV(純()資()産()価()値())2026年()3月末()
40.1兆()円()

保()有()資()産()の時()価()(48.3兆()円())から純()(8.2兆()円())を差()し引()いた額()。会()社()が最()重()要()視()する指()標()。

LTV(負()債()の余()裕()度())2026年()3月末()
17.0%()

純()有()利()子()負()債()÷保()有()資()産()の時()価()。社()内()基()準()は平()時()25%()未()満()・非()常()時()でも35%()以()下()。

連()結()売上()収()益()2026年()3()月()期()
7兆()7,986億()円()

前()期()比()+7.7%()。主()にSoftBank(通()信())・Arm(AI Computing)両()セグメントの増()収()が寄()与()。

従()業()員()数()2026年()3()月()期()・連()結()
7.4万()人()

正()確()には73,677人()(連()結())。単()体()(持株()会()社()本()体())は276人()。

資()本()金()2026年()3月末()
2,388億()円()

設()立()
1981年()

1981年()9()月()3日()設()立()。本()社()は東()京()都()港()区()海()岸()一丁()目()7番()1号()。代()表()は孫正義()会()長()兼()社()長()。

02 / AIとの接点()

OpenAIへの大()規()模()投()資()と、Armという半()導()体()設計()の2()本()柱()

ソフトバンクグループのAIとの接点()は大()きく2つ。OpenAIへの資()金()の投()じ方()と、半()導()体()設計()子会社()Armの事()業()展()開()です。

SoftBank Group Corp.「2027年()3()月()期()第()1四半()期()決算()短()信()」(2026年()8()月()6日()発表())と、2026年()10()月()1日()発表()の「OpenAIへの追()加()出資()(サードトランシェ)の実行()に関()するお知()らせ」より、OpenAI関()連()の要()点()を引()用()します。

  • 追()加()出資()の全()体()像():2026年()2()月()27日()、OpenAIへ総()額()300億()ドルのフォローオン投()資()を約()束()(プレマネー評()価()額()7,300億()ドル)。第()1()弾()100億()ドルは2026年()4()月()1日()、第()2()弾()100億()ドルは2026年()7()月()1日()に実行()。最()終()の第()3()弾()100億()ドル(1兆()5,796億()円()・1ドル=157.96円()で換()算())は2026年()10()月()1日()(日本()時()間())にSVF2を通()じて実行()し、追()加()出資()が完()了()した。
  • 完()了()後()の累()計()出資()額():第()3()弾()の実行()で追()加()出資()が完()了()し、ソフトバンクグループの累()計()出資()額()は646億()ドル、OpenAIへの持分()比()率()は約()13%()となった。
  • 資()金()調()達():2026年()3()月()締()結()のブリッジファシリティ契()約()に基()づき、第()1()弾()では100億()ドル、第()2()弾()でも追()加()で100億()ドルを借()り入()れて資()金()を賄()った。第()3()弾()には、2026年()9()月()24日()公()表()の外()貨()建()てシニア社()債()の発行()による調()達()資()金()を充()当()。ブリッジファシリティ(総()枠()400億()ドル)は、残()りの借入()枠()100億()ドルを2026年()9()月()30日付()で解()約()し、9()月()9日()公()表()の期()限()前()返()済()と合()わせて完()済()となった。
  • Armの技()術()発表():2026年()3()月()、Armは自()社()設計()初()のシリコンチップ「Arm AGI CPU」を発表()。データセンター向()けの汎()用()クラウド・agentic AIワークロード用()CPUで、これまでのIPライセンス供()与()から一歩()踏()み出()す戦()略()転()換()と位()置()づけられている。

※ Armの royalty収()益()はCloud AI(データセンター・ネットワーク)・Edge AI(スマートフォン・PC・IoT)・Physical AI(自()動()運()転()・ロボティクス)の3事業()すべてで増()加()。2026年()6()月()にはNVIDIAがArm技()術()を用()いた「RTX Spark」を発表()するなど、外()部()エコシステムへの浸()透()も進()んでいます。

OpenAI追()加()出資() 総()額()
300億()ドル
2026年()2()月()27日()約()束()
OpenAIへの累()計()出資()額()
646億()ドル
持分()約()13%()
AI Computing事()業() 売上()(1Q26)
1,752.5億()円()
前()年()同()期()比()+30.2%()

ソフトバンクグループは、自()社()でAIモデルを開()発()するのではなく、OpenAIへの投()資()とArm(半()導()体()設計())への出資()・技()術()供()与()という、2つの異()なる形()でAIに関()わっています。前()者()は「賭()ける」、後()者()は「基()盤()技()術()を供()給()する」というかたちです。

出所():SoftBank Group Corp.「2027年()3()月()期()第()1四半()期()決算()短()信()」(2026年()8()月()6日()発表())・「OpenAIへの追()加()出資()(サードトランシェ)の実行()に関()するお知()らせ」(2026年()10()月()1日()発表())。

03 / AI実装()力()を6つの観()点()で読()む

6指標()の判()定()(◎○なしの3段階()・点()数()化()しない)

前()述()の決算()短()信()・統()合()報()告()書()に基()づく判()定()です。合()計()点()は出()しません。ソフトバンクグループは自()社()でAIを開()発()・活()用()する会()社()ではなく投()資()持株()会()社()であるため、他()社()と観()点()の性()質()が異()なることに留()意()してください。

観()点()判()定()根()拠()
1 自()社()実践()の規()模()なし自()社()実践()の規()模()に関()する記()載()なし(投()資()持株()会()社()としての性()質())。
2 AI人()材()育()成()なしAI人()材()育()成()の数()値()目()標()の記()載()なし。
3 外()部()提()携()◎OpenAIへ総()額()300億()ドル規()模()の追()加()出資()。時()期()・金()額()とも具()体()的()。
4 独()自()技()術()・性()能()○子会社()ArmがAI Computing事()業()として半()導()体()IP設計()を担()う。2026年()3()月()に自()社()設計()チップ「Arm AGI CPU」を発表()。ただし出資()であって親会社()自()身()の開()発()ではない。
5 社会実装()の射()程()なし社会実装()の直()接()の記()載()なし(国()内()AI基()盤()事()業()はSoftBank(子会社())セグメントで別途()展()開())。
6 経()営()の数()値()目()標()◎NAVを経()営()の最()重()要()指()標()とし、2042年()にNAV1,000兆()円()という長()期()目()標()を掲()げている。投()資()計()画()の金()額()規()模()も明()記()。
04 / 事()業()の中()身()

4つの報()告()セグメントで構()成()される投()資()持株()会()社()

ソフトバンクグループは一般()的()な「事()業()部()門()」ではなく、投()資()と運()営()の対()象()ごとに4つの報()告()セグメントを持()ちます。2026年()3()月()期()から、ArmはGraphcore・Ampereと合()わせて新()設()の「AI Computing」セグメントに再()編()されました。

AI Computing(Arm・Ampere・Graphcore)

半()導()体()IPの設計()・AIコンピューティング基()盤()の開()発()。2026年()4〜6()月()期()の売上()は1,752億()円()(前()年()同()期()比()+30.2%()、ドル建()てでは+17.8%())と伸()びた一方()、Arm・Graphcoreの技()術()者()増()員()に伴()う研()究()開()発()費()の急()増()で、セグメント損()失()は2,008億()円()(前()年()同()期()の324億()円()から拡()大())。Ampereは2025年()11()月()に子会社()化()。

SoftBank Vision Funds(SVF1・SVF2・LatAm)

AI関()連()の高()成()長()企()業()への投()資()ファンド。SVF1は投()資()額()872億()ドルに対()し累()計()1,138億()ドルの回()収()(グロス収()益()266億()ドル)、SVF2は投()資()額()1,098億()ドルに対()し累()計()1,311億()ドルの回()収()(グロス収()益()213億()ドル)。2026年()4〜6()月()期()はSVF1がByteDance株()の評()価()益()(22億()ドル)などで384億()円()の投()資()益()、SVF2はPayPay・Symbotic等()の株()価()下()落()で80億()円()の投()資()損()。

SoftBank(国()内()通()信()・AI基()盤()事()業())

子会社()SoftBank Corp.による携()帯()通()信()・法()人()向()けクラウド/AIサービス・PayPay等()の決済()金()融()サービス。2026年()4〜6()月()期()の売上()は1,813億()円()(前()年()同()期()比()+9.4%())、セグメント利()益()は292億()円()(同()+5.0%())。法()人()向()けAIコンピューティング基()盤()の需()要()拡()大()が寄()与()。

Investment Business of Holding Companies

持株()会()社()自()身()が直()接()・間()接()に行()う投()資()活()動()(IntelやT-Mobile株()式()の保()有()等())。2026年()4〜6()月()期()はIntel株()の株()価()上()昇()により1,333億()円()の評()価()益()を計()上()し、セグメント利()益()は1,052億()円()(前()年()同()期()は209億()円()の損()失())。傘()下()の資()産()運()用()子会社()SB Northstarは上()場()株()式()・社()債()等()を運()用()し、2026年()4〜6()月()期()は564億()円()の運()用()益()を計()上()。設()立()以()来()の累()計()運()用()損()益()は6,645億()円()の損()失()で、まだ黒()字()化()していない。

保()有()資()産()(NAV構()成()要()素())の内()訳()

2026年()3月末()時()点()/保()有()資()産()(Equity value of holdings)の内()訳()・兆()円()(NAVの計()算()要()素())
Arm(AI Computing事業) 39% SoftBank Vision Fund 2 35% その他(上場・非上場株式・SVF1・LatAm・T-Mobile等) 21% SoftBank(国内通信・AI基盤事業) 6%
Arm(AI Computing事()業())SoftBank Vision Funds・T-Mobile・その他()SoftBank(国()内()通()信())

※ 上()記()4セグメントは損()益()の単()位()。NAV(純()資()産()価()値())は保()有()資()産()を時()価()で評()価()し直()した「資()産()の中()身()」で、Armが保()有()資()産()全()体()(48.3兆()円())の4割()近()くを占()める最()大()の構()成()要()素()です。

出所():SoftBank Group Corp.「2027年()3()月()期()第()1四半()期()決算()短()信()」セグメント情()報()・「SoftBank Group Report 2026」NAV内()訳()(2026年()3月末()時()点())。

05 / 業()績()の推()移()

投()資()評()価()損()益()で大()きく振()れる、投()資()持株()会()社()の利()益()。

ソフトバンクグループの利()益()は、保()有()株()式()の時()価()評()価()損()益()に左()右()されるため、事()業()会()社()ののようには安()定()しません。税引前()利()益()の推()移()で、その振()れ幅()を見()ます。

税引前()利()益()(2026年()3()月()期())
6.13兆()円()
2023年度()の0.06兆()円()から急()拡()大()
税引前()利()益()(2026年度()1Q)
0.59兆()円()
△14.6%() 前()年()同()期()比()
親会社()株()主()帰()属()の(2026年()3()月()期())
5.00兆()円()
34.3%()

税引前()利()益()の推()移()

単()位():兆()円()(2026年度()は第()1四半()期()実績())
0 2 4 6 8 0.06 2023 1.7 2024 6.13 2025 0.59 2026 1Q
実績()(2023〜2025年度()は通()期()、2026年度()は第()1四半()期())

税引前()利()益()(親会社()株()主()帰()属()の当()期()純()利()益()は投()資()評()価()損()益()で振()れが大()きいため、ここでは税引前()利()益()を採()用())。2023年度()の0.06兆()円()から2025年度()(2026年()3()月()期())は6.13兆()円()まで拡()大()。2026年度()第()1四半()期()(4〜6()月()期())は0.59兆()円()で、前()年()同()期()の0.69兆()円()から14.6%()減()りました。単一()四半()期()の実績()であり通()期()の水()準()とは直()接()比()較()できません。

良()いところ

Intel株()の評()価()益()とAI Computing事()業()の増()収()

2026年()4〜6()月()期()は、保()有()するIntel株()式()の株()価()上()昇()で1,333億()円()の評()価()益()を計()上()。SoftBank(通()信())・AI Computing両()セグメントの増()収()も、連()結()売上()収()益()を前()年()同()期()比()+10.9%()まで押()し上()げました。

2025年度()(2026年()3()月()期())通()期()のROEは34.3%()と、前()期()(10.2%())から大()きく改()善()しています。

気()になるところ

親会社()株()主()帰()属()の四半()期()純()利()益()は前()年()同()期()比()△17.7%()

2026年()4〜6()月()期()の親会社()株()主()に帰()属()する純()利()益()は3,473億()円()(前()年()同()期()比()△17.7%())。SoftBank Vision Fundsの投()資()益()がByteDance株()の押()し上()げがあった前()年()同()期()(6,602億()円())より縮()小()(4,601億()円())したことが主()因()です。

また、AI Computing事()業()の研()究()開()発()費()急()増()でセグメント損()失()は前()年()同()期()の324億()円()から2,008億()円()へ拡()大()しました。

出所():SoftBank Group Corp.「2027年()3()月()期()第()1四半()期()決算()短()信()」・「SoftBank Group Report 2026」10年間()の主()要()財()務()データ。

06 / 株()価()と指()標()

株()式()分()割()後()、株()価()は年()初()来()で乱()高()下()。9()月()は6,000円()台()。

2026年()1()月()1日()に普()通()株()式()を1()株()→4()株()に分()割()。分()割()後()の株()価()は、2()月()のOpenAI追()加()出資()の発表()、6()月()の急()騰()、その後()の調()整()を経()て、9()月()には6,000円()台()まで戻()しています(表()示()はすべて分()割()後()ベース)。

株()価()の推()移()(2026年()・分()割()後()ベース)

終値()ベースの主()要()な節()目()(概()算())/単()位():円()
3,000 4,500 6,000 7,500 9,000 4,615 1/5 4,089 2/27 3,507 3/23 8,632 6/2 6,000 7/1 6,150 9/25
株()価()OpenAI追()加()出資()の発表()・実行()
直近()の株()価()(9()月()25日())
6,150円()
終値()
年()初()来()高()値()
8,632円()
2026/6/2
年()初()来()安()値()
3,507円()
2026/3/23

では本編()に届()かない——主()要()指()標()をやさしく

2026年()1()月()の株()式()4分割()を経()て、指()標()は分()割()後()ベースで比()較()できるようになりました。配()当()利()回()りは約()0.2%()と、本編()20社()の目()安()(3%()前()後()〜)には遠()く及()びません。

1()株()あたり利()益()(2026年()3()月()期()実績()・分()割()後()ベース)
約()873.5円()

2026年度()第()1四半()期()(4〜6()月()期())の実績()は60.08円()(前()年()同()期()72.93円())。

1()株()あたり純()資()産()(2026年()6月末())
約()3,232円()

親会社()所()有()者()帰()属()持分()(1兆()8,421億()円())÷発行済()株()式()数()(除()く・約()57.0百()万()株())で算()出()。

株()価()収()益()率()(実績())
約()7.0倍()

2026年()3()月()期()実績()EPS(873.5円())と株()価()(6,150円())から算()出()。投()資()持株()会()社()は評()価()損()益()の影()響()で年()度()によりEPSの振()れが大()きい点()に注()意()。

株()価()純()資()産()倍()率()(実績())
約()1.9倍()

純()資()産()の約()1.9倍()で取引()されている水()準()。

ROE自()己()資()本()利()益()率()(2026年()3()月()期()実績())
約()34.3%()

前()期()の10.2%()から大()幅()に改()善()(公()式()開()示()の数()値())。

配()当()利()回()り会()社()予()想()ベース(分()割()後())
約()0.2%()

2027年()3()月()期()の会()社()予()想()年()間()配()当()11円()÷株()価()6,150円()。

2026年()6月末()
約()28.3%()

親会社()所()有()者()帰()属()持分()(1兆()8,421億()円())÷総()資()産()(6兆()5,135億()円())。公()式()開()示()の数()値()。

2026年()9()月()25日()
約()35.0兆()円()

株()価()6,150円()×発行済()株()式()数()(自()己()株()式()除()く)ベースの概()算()。2026年()3月末()時()点()の公()式()開()示()(20.3兆()円())から株()価()上()昇()分()だけ拡()大()。

2026年()1()月()1日()・普()通()株()式()を1()株()→4()株()に分()割()

配()当()・EPS・発行済()株()式()数()はすべて分()割()後()ベースに統()一()

2026年()3()月()期()の期()末()配()当()は、分()割()前()ベースの株()式()に対()して支()払()われた中()間()配()当()(22.00円())と、分()割()後()ベースの期()末()配()当()(5.50円())が混()在()するため単()純()合()算()できません。分()割()を考()慮()すれば、2026年()3()月()期()の年()間()配()当()は分()割()後()ベースで11.00円()相()当()になります(会()社()開()示())。

2027年()3()月()期()の会()社()予()想()配()当()は、第()2四半()期()5.50円()・第()4四半()期()5.50円()の合()計()11.00円()(分()割()後()ベース)です。

出所():Yahoo!ファイナンス(株()価()・2026年()9()月()25日()時()点())、SoftBank Group Corp.「2027年()3()月()期()第()1四半()期()決算()短()信()」(EPS・BPS・ROE・自()己()資()本()比()率()・配()当()の実績値())。PER・PBR・配()当()利()回()り・時()価()総()額()は上()記()の実績値()と株()価()から算()出()した概()算()です。

07 / AI半()導()体()の工()程()分()担()図()での位()置()

Armは「工()程()を担()わない側()」——ただし、境()界()線()上()にいる。

番()外()編()のもう1つの柱()、AI半()導()体()の設計()・製()造()・後()工()程()・素()材()・装()置()という5工程()の分()担()図()を見()ます。ソフトバンクグループ自()身()がどこに位()置()するかを、隠()さず示()します。

結()論()から言()うと、ソフトバンクグループはこの工()程()分()担()図()のどこにも入()りません。下()の図()はSamsung Electronics・NVIDIA・TSMCという「半()導()体()そのものを設計()・製()造()する会()社()」の分()担()を示()したもので、日立()・パナソニック・トヨタ・楽()天()・ソフトバンクは、半()導()体()の製()造()工()程()を担()わない「AIを活()用()する側()」の会()社()として、意()図()的()にこの図()から外()しています。

AI半()導()体()の工()程()分()担()図()(Samsung Electronics・NVIDIA・TSMCの分()担()。ソフトバンクグループは含()まれない)

AI半導体の工程分担図(横長) 半導体の5工程(設計・製造・後工程・素材・装置)を横に並べる。Samsung Electronics・NVIDIA・TSMCが公表資料で確認できた範囲で、どの工程を担っているかを色分けした区間で示す。素材・装置は今回確認できた候補企業が無い。 設計 ファブレス設計・自社Logic設計 製造 ウエハー製造・ファウンドリ・メモリFab 後工程 パッケージング・検査 素材 シリコンウエハー・薬品・ガス等 装置 製造装置 Samsung Electronics NVIDIA TSMC
AI半導体の工程分担図(縦長・モバイル) 半導体の5工程(設計・製造・後工程・素材・装置)を行に、Samsung Electronics・NVIDIA・TSMCを列に並べる。塗りつぶした区間がその工程を担うと確認できた会社。詳しい説明は本文を参照。 Samsung NVIDIA TSMC 設計 ○ ○ 製造 ○ ○ 後工程 ○ 素材 装置
  • 塗()りつぶした区()間()=公()表()資()料()でその工()程()を担()うと確()認()できた会()社()
  • 破()線()の枠()=その工()程()の候()補()企()業()が今()回()は見()つかっていない(空()欄()を隠()さず示()す)
  • 日立()・パナソニック・トヨタ・楽()天()・ソフトバンクはAI活()用()側()の会()社()であり、半()導()体()の製()造()工()程()は担()わないためこの図()には含()めていません

ただし、ソフトバンクグループの立()ち位()置()は他()の4社()(日立()・パナソニック・トヨタ・楽()天())とは少()し違()います。子会社()Armは長()年()、半()導()体()そのものを作()らず「設計()図()の設計()図()」にあたる回()路()の仕()様()(IP)を他()社()にライセンス供()与()する会()社()でした——チップの設計()・製()造()・後()工()程()のいずれも自()社()では行()わないという意()味()で、この図()には含()めていません。

しかし2026年()3()月()、Armは自()社()設計()初()のシリコンチップ「Arm AGI CPU」を発表()しました。これはIPライセンス供()与()から一歩()踏()み出()し、設計()工()程()そのものに関()わろうとする戦()略()転()換()です。この図()のデータ(Samsung・NVIDIA・TSMCの3社()に限()定())は今()回()の期()では変()更()していませんが、Armの立()ち位()置()は今()後()の公()表()資()料()の蓄()積()しだいで見()直()しの余()地()があります。

出所():この工()程()分()担()図()は番()外()編()ハブページ(/ai-semi/)と同()じ図()です。Armに関()する記()述()はSoftBank Group Corp.「2027年()3()月()期()第()1四半()期()決算()短()信()」AI Computingセグメント欄()に基()づきます。

08 / 時()間()軸()

パッケージソフトの卸売()業()から、AI投()資()の主()役()へ

1981年()の設()立()から、通()信()・投()資()ファンド・半()導()体()設計()・そしてOpenAIへの投()資()まで、45年()の歩()みのうち主()な出来事()を時()系()列()で追()います。

1981年()9()月()3日()

設()立()

パソコン用()パッケージソフトの卸売()業()として設()立()。創()業()者()は孫正義()氏()。

2006年()

国()内()通()信()事()業()に参()入()

ボーダフォン株式会社()(現()・ソフトバンク株式会社())を買()収()し、携()帯()電()話()事()業()に参()入()しました。

2013年()

米()スプリントを買()収()(現()・T-Mobile)

米()国()の携()帯()通()信()会()社()スプリントを買()収()。同()社()はその後()T-Mobileと合併()しました。

2016年()

英()Arm Holdingsを買()収()

半()導()体()設計()会()社()Arm Holdingsを買()収()。AI Computing事()業()の中()核()となります。

2017年()

SoftBank Vision Fund 1を組()成()

AI関()連()の高()成()長()企()業()へ投()資()する大()型()ファンドSVF1を立()ち上()げました。

2019年()

SoftBank Vision Fund 2を組()成()

2号()ファンドSVF2を立()ち上()げ。投()資()対()象()をさらに拡()大()しました。

2023年()

Armがナスダック上()場()

Arm Holdings plcが米()ナスダック・グローバル・セレクト市()場()に上()場()しました。

2025年度()(2026年()2()月()27日())

OpenAIへ300億()ドルのフォローオン投()資()を約()束()

プレマネー評()価()額()7,300億()ドルで、総()額()300億()ドルの追()加()出資()を発表()。3段階()に分()けて実行()する計()画()を示()しました。

2026年()1()月()1日()

普()通()株()式()を1()株()→4()株()に分()割()

株()式()の流()動()性()向()上()を目()的()に、4対()1の株()式()分()割()を実施()しました。

2026年()3()月()

AI Computingセグメントを新()設()・Arm AGI CPUを発表()

Arm・Graphcore・Ampereを束()ねた新()セグメント「AI Computing」を設置()。Armは自()社()設計()初()のシリコンチップ「Arm AGI CPU」も発表()しました。

2026年()4()月()1日()

OpenAIへの第()1()弾()投()資()(100億()ドル)を実行()

ブリッジファシリティ契()約()に基()づく借入()で資()金()を賄()い、第()1()弾()を実行()しました。

2026年()7()月()1日()

OpenAIへの第()2()弾()投()資()(100億()ドル)を実行()

第()2()弾()も追()加()借入()で資()金()を賄()い実行()しました。

2026年()10()月()1日()

OpenAIへの第()3()弾()投()資()(100億()ドル)を実行()・追()加()出資()が完()了()

最()終()の第()3()弾()を実行()し、300億()ドルの追()加()出資()が完()了()しました。累()計()出資()額()は646億()ドル、持分()比()率()は約()13%()です。資()金()には外()貨()建()てシニア社()債()の調()達()資()金()を充()て、ブリッジファシリティは完()済()となりました。

出所():SoftBank Group Corp.「SoftBank Group Report 2026」沿()革()・NAV推()移()年表()、「2027年()3()月()期()第()1四半()期()決算()短()信()」、「OpenAIへの追()加()出資()(サードトランシェ)の実行()に関()するお知()らせ」(2026年()10()月()1日()発表())。

09 / リスクと注()意()点()

から評()価()損()益()の反()転()まで、4つの論()点()。

巨()額()の投()資()を可()能()にする仕()組()みそのものに、注()意()しておきたい点()があります。公()表()資()料()からそのまま拾()います。

01

OpenAI向()け借入()によるレバレッジの積()み上()がり

第()1四半()期()決算()短()信()(2026年()6月末()時()点())では、OpenAIへの投()資()資()金()は、Arm株()式()を担保()にした証()拠()金()融()資()(3兆()2,210億()円())・SoftBank株()式()を担保()にした証()拠()金()融()資()(1兆()1,970億()円())・ブリッジローン(1兆()1,193億()円())などの借入()で賄()われていました。このうちブリッジファシリティは、2026年()9()月()9日()公()表()の期()限()前()返()済()と、残()りの借入()枠()の9()月()30日付()の解()約()で完()済()となっています。最()終()の第()3()弾()(2026年()10()月()1日()実行())の資()金()には、外()貨()建()てシニア社()債()の調()達()資()金()を充()てました。LTV(17.0%())は社()内()基()準()(平()時()25%()未()満())の範()囲()内()ですが、2026年()3月末()の値()で、第()3()弾()の実行()や社()債()の発行()は反()映()していません。

02

OpenAIの評()価()額()が前()提()

投()資()の評()価()はOpenAIのプレマネー評()価()額()(7,300億()ドル)が前()提()です。2026年度()第()1四半()期()の決算()短()信()は「No investment gain or loss related to OpenAI was recorded(OpenAIに関()する投()資()損()益()は計()上()していない)」と明()記()しており、時()価()評()価()の仕()組()み自()体()がまだ発展()途()上()です。評()価()額()が変()動()すれば、NAV・保()有()資()産()の時()価()も連()動()して動()きます。

03

評()価()損()益()に依()存()する利()益()構()造()

2026年度()第()1四半()期()は、保()有()するIntel株()式()の評()価()益()(1,333億()円())が税引前()利()益()(5,892億()円())の多()くを占()めました。株()価()が反()転()すれば、評()価()益()は評()価()損()に転()じます。事()業()会()社()の営()業()利()益()のような安()定()性()はありません。

04

AI Computing事()業()の先()行()投()資()による損()失()拡()大()

Arm・Graphcoreの技()術()者()増()員()に伴()う研()究()開()発()費()(株()式()報()酬()費()用()を含()む)の急()増()で、AI Computingセグメントの損()失()は前()年()同()期()の324億()円()から2,008億()円()へ拡()大()しました。売上()は伸()びていますが、黒()字()化()の時()期()は決算()短()信()に明()記()されていません。

ソフトバンクグループは「巨()額()の投()資()を借入()で賄()い、保()有()資()産()の時()価()評()価()でNAVを最()大()化()する」という、事()業()会()社()とは異()なる財()務()構()造()を持()つ会()社()です。LTVという指()標()そのものに注()目()することが、この会()社()を読()む鍵()になります。

出所():SoftBank Group Corp.「2027年()3()月()期()第()1四半()期()決算()短()信()」(借入()の内()訳()・OpenAI投()資()の会()計()処()理()・セグメント情()報())・「SoftBank Group Report 2026」(LTV方()針())。

10 / 本編()との関()係()

番()外()編()で新()規()に紹()介()する会()社()

投()資()推()奨()ではないという前()提()を、あらためて明()記()します。

ソフトバンクグループは本編()(日本株()シリーズ20社())には元々()掲()載()していません。配()当()利()回()り(会()社()予()想()ベースで約()0.2%())は、本編()の選()定()基()準()②(配()当()利()回()り3%()前()後()〜、または連()続()増()配()・)にも届()きません。

この番()外()編()は、配()当()・財()務()ではなくAIへの理()解()度()・解()像()度()・社会実装()力()という別()のものさしで会()社()を読()みます。投()資()判()断()のための順()位()づけではありません。特()定()の銘()柄()の売()買()を推()奨()するものではなく、会()社()を知()るための情()報()提()供()です。

配()当()・割()安()のものさしで会()社()を選()ぶ本編()は「日本株()、この会()社()なに?」トップ(本編()20社())をご覧()ください。

11 / 用()語()

このページに出()てくる言葉()

本()文()中()で説()明()しきれなかった専()門()用()語()を、2つの箱()にまとめます(本()文()中()の該()当()語()にもタップで説()明()が出()ます)。

用()語()①ソフトバンクグループ独()自()の指()標()

  • NAV(Net Asset Value・純()資()産()価()値()):保()有()する株()式()等()(Arm・SVF1・SVF2・SoftBank・T-Mobile等())を時()価()で評()価()した合()計()額()から、純()有()利()子()負()債()を差()し引()いた額()。ソフトバンクグループが経()営()の最()重()要()指()標()として掲()げる。
  • LTV(Loan to Value):純()有()利()子()負()債()÷保()有()資()産()の時()価()。財()務()の健()全()性()を示()す指()標()で、社()内()基()準()は平()時()25%()未()満()・非()常()時()でも35%()以()下()。
  • フォローオン投()資():一()度()出資()した相()手()に対()して、追()加()でさらに出資()すること。OpenAIへの300億()ドルはこの形()の投()資()。
  • ブリッジファシリティ:本()格()的()な資()金()調()達()(社()債()発行()等())までのつなぎとして利()用()する短()期()の融()資()枠()。

用()語()②AI・半()導()体()の言葉()

  • Agentic AI:人間()の指()示()を待()たず、自()律()的()に計()画()を立()てて複()数()の作()業()をこなすAI。Armの次()世()代()CPUが想()定()する用()途()の1つ。
  • Physical AI:自()動()運()転()車()やロボットなど、現()実()の物()理()世()界()で動()作()する機()器()に組()み込()まれるAI。
  • royalty収()益():Armのように、自()社()の設計()(IP)を他()社()にライセンスし、その利()用()実績()に応()じて受()け取()る収()益()の形()態()。
  • プレマネー評()価()額():新()たな出資()を受()け入()れる前()の、投()資()先()企()業()の企()業()価()値()の評()価()額()。

出所():SoftBank Group Corp.「2027年()3()月()期()第()1四半()期()決算()短()信()」・「SoftBank Group Report 2026」。

12 / 3行()でまとめると

このページの要()点()。

正()体():ソフトバンクグループは投()資()持株()会()社()。事()業()会()社()の売上高()ではなくNAV(純()資()産()価()値()・2026年()3月末()で40.1兆()円())を経()営()の最()重()要()指()標()に掲()げ、本編()20社()の選()定()基()準()(配()当()利()回()り)にも当()てはまらないため番()外()編()で扱()っています。

AIとの接点():OpenAIへ総()額()300億()ドルのフォローオン投()資()(最()終()の第()3()弾()を2026年()10()月()1日()に実行()して完()了()・累()計()出資()額()は646億()ドル)と、子会社()Arm(AI Computing事()業())の半()導()体()設計()という2()本()柱()でAIに向()き合()っています。

業()績():2026年()3()月()期()は税引前()利()益()6.13兆()円()・ROE34.3%()と大()きく改()善()。ただし2026年度()第()1四半()期()の親会社()株()主()帰()属()純()利()益()は前()年()同()期()比()△17.7%()で、AI Computing事()業()の損()失()も拡()大()しており、評()価()損()益()に依()存()する利()益()構()造()の振()れ幅()の大()きさが見()えます。

指()標()と配()当():PER約()7.0倍()・PBR約()1.9倍()・配()当()利()回()り約()0.2%()(2026年()1()月()の株()式()4分割後()ベース)。配()当()利()回()りは低()く、本編()20社()の目()安()(3%()前()後()〜)には遠()く及()びません。

位()置()づけ:半()導()体()そのものは作()らず、Armを通()じて設計()IPを供()給()する側()。工()程()分()担()図()には入()りませんが、2026年()3()月()のArm AGI CPU発表()は、その境()界()線()上()に一歩()踏()み出()した動()きとして注()目()に値()します。

13 / 出典()

出典()資()料()

このページで扱()った数()値()・引()用()は、すべて下()記()の資()料()に基()づきます。

最()終()確()認():2026年()9()月()26日()。